VWのキャンピングカー 新型「カリフォルニア・コンセプト」世界初公開 初の両側スライドドアを装備する新型は2024年に市販化決定
VW新型マルチバンをベースにしたキャンピングカー仕様
独VW(フォルクスワーゲン)商用車部門は2023年8月24日、デュッセルドルフで開催中の「キャラバンサロン2023」で新型「California CONCEPT(カリフォルニア・コンセプト)」を世界初公開しました。
新型カリフォルニア・コンセプトは、VWの新型カリフォルニアを示唆するコンセプトカーです。
カリフォルニアとは、VWのミニバン「マルチバン(Multi-Van)」をベースにしたキャンピングカーで、その歴史は長く、初代は1988年に登場しています。
今回登場した新型カリフォルニア・コンセプトは、2022年にフルモデルチェンジした新型T7マルチバンをベースにしたキャンピングカー仕様で、ロングホイールベースバージョンを元にしています。高さ2mのポップアップルーフを装備するのが特徴です。
カリフォルニアとしては初めてプラグインハイブリッド技術を搭載。日常の都市生活に排出ガスのない運転を提供することができ、さらに長距離旅行にも対応できる長い航続距離を提供します。
リビングエリアとキッチンエリアは完全に新設計。カリフォルニアとして初めてキッチン側(左側)にもスライドドアが装備されました。これにより、周囲のスペースを拡張して利用可能になり、大自然の中でのキャンプに新たな可能性が加わるといいます。
従来はすべて右側にスライドドアを設け、メインの入り口は右側になっており、キャンプチェアや折りたたみテーブル、タープなどもクルマの右側に取り付けられていましたが、両側スライドドアを採用しキッチンエリアを車両のさらに広報に配置したことにより、左側にもスペースができ、これまで以上に多用途性が上がっています。
コンセプトモデルには左があWに折りたたみ式のタープ、右側に酸性るが装備されるため、車両の両側を太陽光や雨から守ることが可能です。
新型カリフォルニア・コンセプトは、3ゾーンコンセプトを提示。ゾーン1と呼ばれる車両右側の外は、現行型のカリフォルニア6.1と同様に、安全な条項ポイントを提供。キャンプ場ではサンセイルがこのエリアをオープンサイドテントに代え、生活感を高めます。
インテリアのゾーン2は、180 度回転できる高さ調整可能なフロントシートの後ろにテーブルを設けています。また可変シートのおかげでボードやバイクを車内に搭載することが可能になっています。キャンピングカーとして使用する場合には、リビングスペースになります。
ゾーン3と呼ばれる車両左側には、追加されたスライドドアと、キッチンユニットと日よけの新しいコンセプトのおかげで、新たな屋外エリアが作成されます。追加の乗降ポイントが提供され、車内へのアクセスが容易になりました。
この左側スライドドアは英国やオーストラリア、ニュージーランドなど右ハンドル史上にもさらなる利点をもたらし、ユーザーは舗装側から安全に乗降できるようになりました。
ポップアップルーフは軽量アルミニウムルーフシェルと、前面に大きなパノラマ開口部を備えた三層ベローズで構成され、側面の大きな窓からは素晴らしいパノラマの景色を眺めることができます。
USB-CソケットとLEDライトにより、ポップアップ ルーフに電力と照明が供給されます。スプリングプレートを備えた高品質のルーフベッドも、星空の下で快適な睡眠を保証します。
VW新型カリフォルニアは、2024年に市販化される予定です。
RECOMMEND
- 内外装を大幅改良 最強のオフローダー ジープ「ラングラー」2024年モデルが米国で登場CAR2023年04月15日
- 16歳までなら180cm目指せる?!小児科医注目の「将来を伸ばす成分」が凄いAD(GPCワン)
- もうすぐ発売開始! トヨタ“渾身のスポーツSUV”新型「クラウン・スポーツ」のリアシートは快適? 後席の居住性を確かめるCAR2023年08月23日
- 「いけばな」三大流派である小原流の五世家元小原宏貴氏が語る「ベンテイガ」の魅力AD(Bentley Motors Japan)
- 「朝バナナが原因でした」元80キロ母(62)の現在が…AD(ニコリオ)
- KDDI トビラ|景観をさまたげない「埋設型5G基地局」を国内初導入AD(KDDI)
- 「老眼鏡やーめた」ためしてガッテンで放送されたアイケア成分に驚愕AD(アイリンクス)
- 膝にヒアルロン酸を「直接貼れる」シートをついに開発AD(北の達人コーポレーション)