名興文庫−漆黒

レーベル紹介

 名興文庫-漆黒は、ファンタジー専門のレーベルです。

 ファンタジー……今ではだいぶ認知度の高いこのジャンルは、ライトノベルの普及前後で出版界での扱いはだいぶ異なります。ライトノベルという、この時代の若年層向け大衆小説の爆発的な普及が始まってからすでに四半世紀以上経過し、軽快な娯楽の一分野としてファンタジーは広く認知され、またゲームの一ジャンルとしても非常に大きな勢力図を占めるこの分野ですが、実は一言で『ファンタジー』と言っても、その書かれ方と読み解き方双方の文脈は非常に幅広いものとなります。

 しかしながら、ライトノベル及び出版界のファンタジー事情はそろそろ末端進化から、ややもすると進化の袋小路に入りつつある印象を受けます。対して、ライトノベルやゲームの先祖となった半世紀以上前のファンタジーの大作群は21世紀を迎えた現在でも大作映画や美麗なコミックス、また大型のオープンワールドゲームとして知名度を新たにし、ファンのすそ野を広げ続けています。

 小説とは、創作の最も身近にしてリソースの少ない原資足り得ます。このレーベルは、十年後、三十年後、五十年後、そして百年後とそれ以降も一定の評価のなされるファンタジーの大作の誕生を望み、また様々な文脈のファンタジーを世に広げる事を目的としています。

レーベル漆黒の出版作品

現在、三作品ほどの大作ファンタジー小説の刊行について調整中です。

担当者紹介

漆黒担当
漆黒担当

 漆黒担当者は変わった経歴を持っています。様々な仕事を経験した上で複数の会社経営者や役員の経歴を持ち、政治家のルートまで開いたのに蹴って様々な趣味全開に生きていますが、その趣味がまた人脈や収益になっている変人です。名興文庫の偉い人から三顧の礼と五兆円の報酬(出世払い)で招かれ、漆黒の担当者となりました。

 読書及び物語の力を強く身をもって理解をしており、その視点と経験で名興文庫を盛り上げつつ、皆さんの作品を世に広めていく所存です。