厚生労働省は、生後6か月から4歳までの子どもを対象としたワクチンを接種した1歳の男の子が死亡したと発表しました。4歳までの子どもを対象としたワクチン接種後の死亡例は初めてですが、「因果関係は評価できない」としています。
厚労省はきょう開いた専門部会で、生後6か月から4歳を対象としたコロナワクチンを接種した後に、1歳の男の子が死亡したと公表しました。
厚労省によりますと、男の子は2月16日に3回目の接種をして、その2日後に心肺停止となり、病院に運ばれましたが死亡したということです。男の子は生まれつき、腎不全などを患っていたということです。
4歳までの子どもを対象としたワクチン接種後の死亡例は初めてですが、専門部会では「情報不足などにより、ワクチンと死亡との因果関係は評価できない」としています。