ここ数日、福島県や東京の官公庁などにかけられている迷惑国際電話の正体がわかりました。
中国のSNSには「日本に電話してみた」といったハッシュタグを付けた動画が急増しています。
日本の飲食店などに電話する様子を自撮りしたいわゆる「電凸動画」で、現在進行形で大量に作られています。
動画の構成は
「地図を拡大していって飲食店の番号を調べ、電話をかけてみる。
→少し電話先の日本語を聞かせて、切る。
→ちょっと自説を述べる」
といった感じで、どれも似たり寄ったりです。
バズった動画の真似をしてPVを稼ぎたい…という思惑があるようです。
一連の迷惑電話に関して、日本大使館は中国政府に対し
「業務を妨害するのは犯罪行為である」「経済的な損失を生む。救急医療が必要な場合は人命に関わる可能性もある」
と対処を求めました。
今も同じような動画が次々と投稿されています。
ただ、上海のリアルな日本料理店や海鮮物を扱うスーパーは今日も結構賑わっています。
「日本産ではありません」といった掲示も見かけるものの、店舗で働く中国人のみなさんは頑張って接客をなさっており、お客さんも入ってます。
SNSや中国メディアの報道を見ていると、不安は大きくなりますが、長く上海に暮らす人であるほど
「数ヶ月すれば、落ち着く」とおっしゃいます。
紹介しておいてなんですが、動画はしょうもないです。
迷惑電話を撃退する方法は見つからないのが歯がゆいですが、この「電凸ブーム」が飽きられて終わるのも早そうです。
処理水放出めぐり…“迷惑電話”動画 中国SNSに相次いで投稿 news.tv-asahi.co.jp/news_internati
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