2015年10月26日
劇場版「Nein」舞台挨拶 in TOHOシネマズ梅田レポ
出演者(敬称略)
Sascha
Revo
春先に行われていた9th Story Concert「Nein」のDVD、及びBDが2016年1月20日に発売。
それに先立ち、10月23日~11月5日(後日、追加された六本木では11日まで)の間、全国のTOHOシネマズにて劇場上映がなされていました。
その舞台挨拶が東京、大阪、福岡で行われたのですが、こちらは大阪舞台挨拶のレポになります。
先に東京で行われていた舞台挨拶にて、R.E.V.O.着用のRevoさんが猫耳尻尾装備という前情報有り。
(尚、「Nein」Story Concert千秋楽にて、R.E.V.O.着用の猫耳尻尾で出てきたのが初出。それ以降、猫耳が取れない(治らない?)との事。大阪でのStory Concert 2日目にはR.E.V.O.着用のみ。客席からの「猫耳は?」という声に「こんなサングラス如き支配されない」のと発言有り。)
19時開演だったので、その1時間前の18時頃には続々とローランが劇場フロアに集まっていました。
18時15分、Sound Horizon情報局(Twitter)からのお報せ。
「【10周年記念企画】Sound Horizon「ミニマスコット」製作決定!」のツイートに騒然とするフロア内。
このマスコットについて、この日の舞台挨拶で言及があるかとも思ったのですが特に何も無く。
18時45分、入場開始。献上品BOXが用意されておりました。
劇場内ではコンサートやライブでお馴染みのクラシック曲が流れていたのですが、途中から「檻の中の箱庭」に。
19時。劇場内アナウンスが流れる。
ナレーションはサッシャさん。「本日はお集まり頂きまして」の口上を述べながら、まさかのご本人登場。
舞台へ上がってからの「テープだと思った人ー?」というサッシャさんの問い掛けに一斉に手が挙がる客席。
その後も諸注意が続く。「途中で携帯が鳴って、『今、これ観てるのに! この曲違う!(同じNein楽曲でも、違う曲というニュアンス)』という事の無いように」というような楽しい諸注意。Story Concertでの開演前諸注意と同じようなノリでした。
諸注意が終わり、Revoさん登場。
Revo「テープだと思った人ー?」(先の、サッシャさんの発言を拾って)
出てくるまで一言も喋ってはいなかったのでどうして良いか分からずざわつく客席。
R.E.V.O.着用、猫耳尻尾までは東京舞台挨拶と同じだったのですが、この日はハートの赤縁サングラスでの登場でした。
Revoさん曰く「サングラス変えてみたら猫耳取れるかなって思ったんだけど、取れなかった」。
「なんか、妹に会いたい人みたいになった」という発言も。(某双子の兄)
「R.E.V.O.に変えてくるから」と下がる前に「3秒……いや、9秒だけ時間をあげましょう!」という事で、ハートのサングラスで場内を見渡すRevoさん。9秒でハートの以下略Revoさんを目に焼き付けるローラン。
Revoさんが下がっている間に、サッシャさんがお話。
「Story Concert行った人―?」とか、「映画を今日観るのが初めての人居ますか?」とか。
サッシャ「妖怪ウォッチネタを散々やったんですが(前説で)、大阪ではスベりまくりました。大阪は流石に笑いには厳しいですね。今日の僕、大丈夫ですか?」
拍手で応える客席。
そうこうしている間にRevoさん再登場。今度はR.E.V.O.装備。
R.E.V.O.に変えてくる時に「いつものに変えてきます」って言っていたのですが、「いつものサングラス」はいつの間に「R.E.V.O.」になったのか。光らないいつものサングラスの行方は……?
R.E.V.O.着用Revoさん。とても眩しい。Revoさんが客席を向く度に何ともいえない小さな笑い声が客席から漏れてました。眩しい。
ご本人を見ていると眩しいのでスポットライトに照らされた、バックのスクリーンに映るシルエットばかり見てました。猫耳つきシルエットが完璧過ぎた。
サングラスがR.E.V.O.に戻り、ハキハキした受け答えをするRevoさん。
コンサート中は客観的に、それこそ自分がどんな顔をしているかは分からなかったものの、映画を観てやっと確認出来たサッシャさんの「改めて観たら、僕怖い顔してるなあって」という言葉に即座に「僕、あの顔好きだけど」と返すRevoさん。食物の「デリシャス」がお気に入りだそうで。
Revo「リンホラも、このままだと猫耳でやらなきゃならなくなるんだよね」
サッシャ「猫の曲とかを書いたり?」
Revo「コラボ先あってのリンホラですよ」
サッシャ「じゃあ何か、猫の作品を……宅急便みたいなやつとか」
Revo「猫まっしぐらみたいな? でも、元の作品あってのリンホラだからね?」
話は今回の映像についてのものに移り、公演を回想して思い出話が。
サッシャ「こうしてまた大阪に居ますけど、(ストコンを)振り返ってみて」大変だった事とかありますか?」
Revo「そうですねぇ、大変だったけど……いや、大変じゃなかったです。僕、見てただけだから!」
サッシャ「ジョルジョさんが大変でしたね。即興で実況つけてたんですけど……いきなりキックとかしだして、それ聞いてないです! ってなったりして」
憎束で、ナレーションの時は黒猫、ヴェルセーヌコレクションの時は司会をやった時の早着替えも大変だったと語るサッシャさん。
Revo「エレフとノエルは2人居るけど、サッシャは1人だからね!」
客席からは何とも言えない曖昧な笑い声。
Revo「ノエルのギターケースが開かなくて、あれ? って2周したりね! CDと音違うくね!? みたいな事もあったり」
「ギターケースは元々空いていて、閉めてしまっていた」という人も居れば、「チャックが引っ掛かっていたように見えた」という人も居るようですが、当日前の方に座っていたローランの方によれば前者だったそうで。
ともかく、叶う事なら是非映像で観て見たかった出来事。無念。
サッシャさんの「映画で楽しみにしてる事あります?」に、「歌の最後!」と客席から上がった声。(最後の演出の事)
Revo「それはあんまり期待しない方が良いかもしれない」
劇場版は締切が短く、円盤とはまた違った映像との事。円盤の方が進化している模様。尚、この時点で円盤の作業はまだ終わっていないそうで「こっちやってたから!」とスクリーンを指差してぶんぶんと腕を振るRevoさん。
サッシャ「DVDは何か変わるんですか?」
Revo「内容は殆ど変わらないと思うんですけど」
サッシャ「そうですよね、同じコンサートですもんね」
Revo「でも、音が変わったりね」
サッシャ「変わるんですか!」
Revo「テレビ用になるとやっぱりね」
音の調整や視覚効果を追加したり、劇場版を見返して「あれ入れときゃ良かったー」と思い付いた事を入れたりするので、劇場版の方が画面としては見易いかも、との発言。
DX版特典の屋根裏堂冒頭、ノエルと市蔵の電話についての言及もありました。全公演の電話のやり取りと千秋楽の映像についてのRevoさん。「入るっぽいですねー」(まだ円盤作業終わってない故に、言いきれない様子)
サッシャさんの「一番時間をかけた所はどこですか?」という問いに「音楽ですね」と答えるRevoさん。
サッシャさん「僕が喋ってる横でなんかやってたりとか、いろんな事が同時進行してる」
Revo「歌曲なので。まず歌があって、そこに台詞とかが入ってくる。楽器だってメロディは自分が作ってるし、ミュージシャンがどんな弾き方してるとか全部知ってるから、全部を聴かせたい。でも、ただ全部を入れるとそのいろんな音同士が喧嘩するから、そこは拘ってます。君達は『聞き取れねぇぞあの野郎!』って思ってるかもしれないけど、いろいろ大変なんですよ」
話の順序が逆、というか前後が定かで無いのですが「こうして、ストコン来てない人も映像で見て、勘違いしてた部分があったんだ、ってなったりして……勘違いじゃない! 解釈! 解釈の自由!」とか言い出したRevoさんには笑いました。
「現実を見せる気は無い。幻想を魅せたい」というお話も。
Revo「此処にこうしている君達は現実だけど、この(Neinの観客として居る円盤の中の人達)、ここに居る人達は幻想なんだよ。君達はもう、幻想に侵食されている。100年後には流石に皆、死んでると思うんだけど、でも、ここ(映像内)では生きてるんだよ」
とても熱く語っていらっしゃいました。
お渡し会について話し始めるRevoさん。
Revo「お渡し会あるみたいだけど、一人一人に箪笥渡すのは無理だから先行上映みたいなのがあるらしいよ。……あれ、これ言っていいんだっけ?」
サッシャ「僕に聞かれても困ります!」
この、先行上映会の物もまた新たに音の編集をなさるそうで。何を渡すのかはまだ決まっていないそうです。
箪笥について「君達の家の間取りとか知らない」と言い始めるRevoさん。職人さんが丁寧に作って下さってるので、楽しみにしていて下さいとの事です。
以下、どうしてもどのタイミングで仰っていたのだか思い出せなかったやり取り。
Revo「本当は今日、10周年最後の日だったけど、延長したから今日はなんでもない日でーす!」
サッシャさ「15年くらい音楽業界に携わってきましたけど、(10周年)延長とか初めて聞きました」
Revo「僕も初めて聞いた」
終わらない10周年。
以上で、Nein大阪舞台挨拶レポは終わりです。
お疲れ様でしたッ!