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この作品「「Neinスペシャル先行上映会」大阪2部レポ」は「SoundHorizon」「Nein」等のタグがつけられた作品です。
「Neinスペシャル先行上映会」大阪2部レポ/イチィの小説

「Neinスペシャル先行上映会」大阪2部レポ

6,295文字12分

レポ垢作成につき、再投稿失礼します。

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2016年3月19日
Neinスベシャル先行上映会 in 松下IMPホール
大阪2部レポ


出演者
Revo


 「Nein」コンプリート超DX版のみ付属しているDisc3の先行上映会、及び記念品お渡し会のレポです。通称祖母会。


 大阪会場、東京会場に分かれていた今回の上映会。更に時間によって1回目2回目と別れていた内の2回目に参加してきました。今回参加出来なかった人への記念品は後日郵送されるそうです。
 記念品は「ミニミニチェスト」。箪笥のキーホルダーでした。


 受付で本人確認が行われ、それが済むとチケット右端に飛行機型のパンチ穴を開けてもらい、再集合時間の記載された「記念品引換券」を貰うという流れ。この引換券ですが回によって色が違ったようで。大阪2回目はオレンジ色の紙でした。(再集合の時間によっても違う? というような話も)
 大阪は1回目2回目、それぞれ550人(整理番号より)。この日だけで1100人、これに東京2回を含めて約3600名が今回の上映会に参加した模様。「2つ買いました」という方も居たようですが、それでも3500人超のお渡し会を完遂された訳で。Revoさんの腕が心配。


 15時からの受付の列に並んでいたのですが、15時半頃に1回目が終了。今回も箝口令が出ていた為に内容についてはこの時点では分からず。受付を終えてから入国印を押しました。猫耳Revoさんの周りに浮遊するキューブ……と思いきや、よく見ると箪笥。とてもシュール。
 16時に再集合、入場列に並ぶ。整理番号順に並び、ホール入口で座席に貼るシールを貰いました。白地にオレンジで「Sound Horizon スペシャル先行上映会 大阪 第2部公演 Reserved」の文字。自由席だったので席に着いたらこのシールを椅子の背凭れ上部、座席番号が書いてある部分の上に貼るようアナウンスがありました。入場時に、受付の際に穴を開けられたチケット右端部分が切り取られて回収。
 一番前の席はシートが掛けられていて、座れないようになっていました。そこから数えて前から3列目、殆ど真ん中の右寄りの席を確保。最前でも舞台からは遠かったです。Revoさんが舞台に立たれても「目の前」というより「全身が余裕で眺められる」距離。
 ライブやコンサートでお馴染みのクラシック曲が場内では流れていました。


 16時45分、開演。ファンファーレの音と共に猫耳装備のRevoさんが登壇。黒いグローブを嵌めていらして、便宜上R.E.V.O.と同じような手の甲、爪。(耳の内側の色と同色の爪色と手の甲の三角形)
 上映会後に行われたお渡し会にて質問した方への返答によると「手袋じゃなくて、こうなっちゃった」との事。どうやらR.E.V.O.の浸食が進んでいる様子。
 「諸君」呼びに身の引き締まる思いをしました。

 上映開始前に映像についてのお話。
・いろんな公演の物を混ぜた。既製品と半分以上映像が違う。
・音もかなり調整した。「君達がどこまで分かるかは分からないんだけど……」
・手元に届く物とはまた少し違う。「こっちの方が締切早かったんだよね!」
・焼いたBD持ち込んだのと、機材の関係で今日はアットホームな感じになると思う(ホームシアターのような)
・再生してみて判明したんだけど、若干音飛びがあります。こっちがいろいろ仕込んでるせいで、(ランダム再生の事と思われる)再生機材によっては処理出来ないみたいで。君達の手元に届く物はこういう事が起きないように調整するので、安心して下さい。(何を使って再生してもスムーズに再生出来るように~との言葉も)
・今日は字幕は無いです。安心して下さい。

 スクリーンにメニュー画面が表示される。Noëlの携帯、及び待ち受け画面。流れているのは「よだかの星」のピコピコ音声による着メロ。Nein BD版のメニュー画面が確か、これだと聞いた覚えが(恐らくDVDも?)。DX版は字幕有無等を選択するシンプル画面。「見覚えのある画面が出ましたね」とRevoさんは仰いましたが、DX版しか所持していないので私はここで初めて見ました。
 携帯の画面には「応答」「設定」「拒否」の文字。「拒否」を押したらどうなるのか? というのは届いてからのお楽しみ! という事で。


Revo「昼は『生きてるなら、燃えてやれ!』で再生(応答)押したんだけど、夜……夜って言っていいのかな、夜って程でもないね? 2回目? 2回目は『押してやれ!』でいこうかと思います。『出てやれ!』でも良いかな。どっちが良い? ……聞かれても困るよね。出てやれ、押してやれ……語感は押してやれの方が良いな。じゃあ、僕が『生きてるなら!』って言うから皆は『押してやれ!』って言って下さい。……『生きてるなら!』」

 「押してやれ!」の客席の声で「応答」が押される。
 屋根裏堂冒頭、Noëlと市蔵の電話シーンから始まる。内容はNeinストコン5月24日、「バレンタインはどうだったの?」と市蔵に聞かれるもの。プライパシーの侵害を「プライベートの侵害」と言うNoël。指摘されて空き缶を乱雑に蹴り飛ばす動作。詳しくはその日のレポを探してみて下さい。丸投げ。
 このやりとりが終わった後で一瞬映像が固まる。満場一致で「ここの事か……」という納得に客席からは小さく笑い声が。11公演ランダム、11パターン。全てをすんなり観るにはどれだけの運を費やせば良いのか。

 先に言われていた通り、屋根裏堂からして新規カット盛り沢山。誘惑に出てきた店主は老婆でした。恐らくここも既存のDisc1と同じく3パターンだと思われます。
 白銀の甲冑紹介のターンで腕をぐるぐる回すNoëlが既製品では画面隅だったものが、アップで確認出来るように。他にも、画面端だったものに焦点を当てたかのような構成でした。「火照っちゃうわ♡」の箇所でわちゃわちゃする黒猫四姉妹とか。
 「どちらかと言うとだぜっ!」でやたらとぴょんぴょん跳ねるNoël。

 檻箱も同じく新規カット盛り沢山でした。ダンサーさんのカットが多かったり、アングルが全く違う映像があったり(以降の各曲も同様)。花道に出てきた際の黒猫四姉妹の背中、光る肉球マークがしっかり見えるのが個人的に嬉しかったです。
 同じコンサートの映像なのに、編集が変わるだけで全く違う「映像作品」になるのが凄いなあと思いました。

 名も無き~も、カメラを引いた映像やバックでのやり取りに焦点が当てられていました。
 そして始まる千秋楽ショック。ルーナの「エンディミオ……」で、当日客席から上がった悲鳴ががっつり入っていていろいろ察しました。
 食物。冒頭の苛めっ子とぶりっ子ちゃんのターン。舞台上段のこれらのやり取りが主に映されていて、「回想」という言葉がしっくりくる構成。最後の食物子ちゃんの台詞「またあなたを産むからね」がとても慈愛に満ちた声音で最後まで泣かせてくる……
 言の葉。ここで特に感じたのですが、映像が既製品と違う事と最後が千秋楽特有のものである上で、歌声も最終日のもの準拠であるらしくとても新鮮に感じました。既製品と比べて息遣いというのか、違うなあ、と。
 風に飛ばされない手紙。風に乱れる前髪を先生に触れられて、恥ずかしそうにする言の葉ちゃん。

 憎束。記者がmarie*marie(以下、マリィ)。既製品はステラ中心のカットでしたが、ステラの話に相槌を打ったりする所、花束から拳銃が出てきて盛大にずっこける姿など記者側(マリィ)のカット多め。
 日替わりだったらしいヴェルセーヌ・コレクションは当然の如く既製品と違う映像、アナウンス。ステラを「可愛がる」ルナ、笑顔多め。「付き合っちゃう?」「リームー」のやりとり、ステラにでこぴんするルナ。
 「花屋の娘」が寄付金のくだりで出てくる。
 そして最後。マリィに「あなたのその服……どうして紫なの?」と問い掛けるステラ。「こんなにも愛しているのに!」等の言葉に沸く(映像の中の)客席。どんどんステラの様子がおかしくなる。手には拳銃。「何故……何故なの……?」と詰め寄り銃口をマリィへ向けるステラ。突如現れたNoëlが「逃げるぞ!」とマリィの手を引き、響く銃声。
 圧巻というのか、とても怖かったです。これはトラウマになる。詳細は他の方が書かれているレポ(千秋楽レポ)を探してみて下さい(丸投げその2)。

 涙焔。戦闘シーンのエフェクトが増していた?
 最後に11文字の伝言がくる事が分かっていたのに、「しあわせにおなりなさい」で泣きました。Roman最推し勢。

 愛咎。エレフ登場シーンが引きの映像。「君の方こそ綺麗になった」と言われて、目を伏せる事なく微笑むミーシャ。ここでまずぞっとしました。全てはミーシャの掌の上というか、余裕のある感じが後の「悪い女ね」に掛かってくる感じで。
 エレフに投石をくらった兵士に心臓マッサージをする兵士。下の兵士達のやり取りに焦点が。
 「いいとも!」のくだりでサングラスを取り出してかけようとするも間に合わず、台詞も間に合わずに音声で流れ始めた事に笑いました。そして光るサングラス。葛藤するエレフに台詞追加。「違う……」というのは聞こえましたが、詳しくは届いてからの聞き取りチャレンジ。
 そして問題の四分割。「どの映像でくるんだろう」と身構えていた所に、突然の四分割。四分割という事しか覚えてないです。ざわつく客席。ここ、どうやらランダムの様子。11公演+黒猫四姉妹で12。四分割×3パターンという内訳。
 赤子を抱えるミーシャ。「ずっと一緒に居ようね」「嗚呼――Moiraよ」最後のエレフの「Moiraよ」という台詞が追加。

 月夜。裁判シーン及び「マリア様って~」と言われた直後のエリーザベトの表情。どちらもいろんな意味でつらかったです。最後に呟かれた「メル……」で更に瀕死。
 そういえば、幕間のR.E.V.O.は結局映像化しなかったので参戦した人特典ですね。必死に記憶を脳内で反芻して留め置く。
 輪廻。エフェクト等が違った? 模様。私自身は特に気付かず。ぼーっと眺めてました……観察力が足りない。
 最果て。客席からの「Nein」を、耳に手を当てて煽りながら花道に出てくるNoëlのカットが無かった事だけははっきり覚えてます。あったらどうしよう記憶違い恥ずかしい。他にもやっぱりいろいろと新規映像。


 国歌が流れて終了。画面は樹形図のような図形、走る線の所々に青く光る丸。
 Revoさん再登場。

Revo「どうやった? おもろかった?」

 関西弁。大阪特権。
 「ここで止まっちゃうんだよね」と。線の数は11、11公演それぞれのエンディングが該当するようで「どれが何かは知りません。いや、知ってるんだけどね!」という事を言っていたような記憶。

Revo「ここまで観てランダムだと、『最後なんだけど? もう一回観るの!?』ってなっちゃうから。今回はエンディングを選べます!」

 丸くなった~というような発言もあったかと。今回は、この内の1つを多数決で決めましょうという事に。

Revo「立憲民主制だからね! じゃあ、1番! ……居ないなあ、ナンバーワンじゃなくても良い? もっともっと特別なオンリーワン? 次、2番。(2番も手が挙がらない)……2番じゃ駄目なんですか? 今気付いたけどこれ、いろいろ遊べるね。(突然、「京というコンピューターが今頑張っててね」という話が始まる。「そんな話はどうでもいいか」と本題に戻る)じゃあ、3番……ちょっと手が挙がったか。4番、あー……数というのは時に暴力でね、その程度じゃ無力です。5番、まあまあかな。実は、昼は5番でした」

 6、7と続いて、8と9が接戦。僅差で9という事で「Neinだね!」とRevoさん。

Revo「10番! 11番! ……11番多いな。ちょっともう一回8番手を挙げて。……あれっ、減ってない? 物忘れが早いな大丈夫か。11もう一回……(下手から上手へ移動)うーん、8かな。じゃあ、今回は8という事で。……、えっ? あっ、そうか、9か! 自分でNeinだねとか言ってたのに何やってんだ!(深々とお辞儀)只今、不適切な発言がありました。年を取ると記憶力が……2000歳だからね!」

 物忘れ云々のフラグを早々に回収していくRevoさん。
 と、いう訳で大阪2回目は「9番目のエンディング」に決定。ちなみに、私は11に挙手しました。最後! 千秋楽! という安直な考えの元、潔く精神をドン底に落として帰ろうと覚悟していましたが結果的に楽しく上映会を終える事になりました。良かった。


 エンディングを観る前に箪笥のお話。
 前日に「お届け予定日より1か月程の遅れが生じる可能性があります」とのメールがありました。Disc3は予定通り4月20日以降、順次届くそうです。

Revo「いい加減な物が届くのは嫌でしょ? 職人さんも頑張って下さってるし、おばあちゃんになっても使えるような物をこちらもお渡ししたいので。もうちょっとだけ待ってて下さい。ごめんなさい」

 そして「お渡し会」の記念品発表。

Revo「ミニミニミニチェストです。実物の何分の1かまでは分からないけど、実物が届くまではこれをその箪笥だと思って。持ち歩く(飾る?)も良し、一緒に寝るも良し」

 その、「お渡しの際に少しだけ話が出来ます」という話について。

・人数が多いので1人3秒。あんまり長いと最後の方になると「やべっ、電車が!」ってなっちゃう。
・昼はその、3秒でなんとかなりました。
・でも3秒って結構余裕あるから。少しだけなら話せます。
・質問でも良いけど、僕も人間なので。突然言われると「あわわわわ」ってなっちゃうかもしれない。
・何も無くても良いです。もうこの場に居るだけで気持ちとかそういうの、頂いてますから。大丈夫です。
・「頂戴!」って手を出してくれたら「はいっ!」って(記念品を)置いていきますから。


 そういったお話の後、いよいよお渡し会へ。一列目の人から順番にホールの外へ。ホール外の廊下にてお渡し会。
 ホールを出て左にRevoさん。並んでいる段階では衝立があるのでその御姿は目視出来ず。黒服の方々や黒近衛兵による厳格な空気感。近付くにつれて微かに聞こえる声。
 直前に引換券が回収されてRevoさんの前へ。私が何を言ったかは伏せておきますが、衝立の中に入り外へ出るまでの記憶がとても曖昧。屋根裏堂最後のNoëlを追体験。気付けば外、手の中には箪笥。3秒で絶対に流すという強い意志を感じる黒近衛兵の手に、強く優しく背中を押された事はよく覚えています。力強かったけど強引では無かった……力加減凄い……


 以上で、先行上映会及びお渡し会、大阪2部のレポは終わりです。
 お疲れ様でしたッ!

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