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川口やまとの湯、4月10日プレオープン以来ようやく行くことができた。

4月21日だったかグランドオープンのチラシが入ったのだが、何となく行く機会を得なかった。4月22日~26日に来館した場合、無料でKAWAGUCHI BALI SPAの会員になれる特典がある。通常は200円かかる。

会員になると、生中480円が350円と破格の料金で飲むことができる。入浴料はもちろんのこと、ほぼ全ての面で料金が優遇される。

でも、グランドオープンキャンペーンのときは何となく行かなかった。
チラシの地図を見る限りでは、やまとの湯川口店が想定している商圏に「ゆの郷 スパ ヌサ ドゥア」があるなと。

こりゃ喧嘩売ってるなと思った。ゆの郷は基本健康ランドだけど、バリ風な温泉を演出している部分では共通しているからね。

駐車場はゲート式で、4時間を越えると料金が発生する。

入口には、よくあるオブジェが置かれている。かみさんは「温泉の臭いがする」と言ってたが、自分には塩素殺菌の臭いのように思えた。このオブジェから漂ってくるものではないと思う。

やまとの湯かわぐち店入口

中に入り階段を上がると、やまとの湯が得意な温泉掘削の様子を表わした図が掲げられていた。どうやら地下1300メートルのところから汲み上げているらしい。泉温38.6度。発熱したときの体温に近い。

温泉の仕組み

入館料はあと払いなのだが、一人一人に会員システムの説明をしているのでフロントはやや混んでいた。

館内の様子。左が男湯で右が女湯。

やまとの湯川口店内のようす

裸になり中に入るとやっぱり塩素殺菌の臭いが充満している。でも、これは仕方ないね。

アメルタという名の内湯には温泉が満たされていた。湯の色がかなり黄色く見えた。浴槽のタイルと湯の色が交じり合って、別の色に見えてるのかな。湯の感触はぬるぬる感が少々あり。これは悪くない。

バトゥールと呼ばれている露天風呂は源泉掛け流しとある。ぬるいので加温してないのかと思ったけど、湯口に手を置いていると時々熱い湯が注がれていた。

他にもバリ語の露天風呂や寝湯があったが、つぼ湯だけはなぜかそのまま和名。ちょっと中途半端だな。

内湯、露天風呂合わせても決して広いとは言えない川口店だが、人口密度の高そうな市街地にぽっと作られたのだから致しかたない。

レストランのメニューもバリ風。バリに行ったことがないので、実際どんなもんか知らないのだが、薬膳カレーには興味がそそられた。

レストラン

現在は盛況だし今後もそうなのだろうが、この辺で商売するのは大変だろうなぁ。周囲には、健康ランドのオークラ、銭湯では湯パークラヂウム(川口市朝日1丁目)、広の湯(川口市朝日3丁目)、やや離れて元郷湯(川口市元郷1丁目)、富の湯(鳩ヶ谷市南5丁目)がある。

スパ ヌサ ドゥアはともかくとして、温浴施設の密集地帯に侵攻してきたのは間違いない。まるで戦国時代のようだ。

痛いのはオークラかな。やまとの湯が近すぎて、もう温泉掘れないよ、たぶん。

で、わが家の結論としては一回来れば十分だね、ということに落ち着いた。