ジェイソン・ステイサムも人気者ですが、「MEGメグ」シリーズはやはり超巨大サメのメガロドン=MEGが人気の的! サメだけでなく海や湖など水辺で人間を襲うモンスターは映画界でなくてはならない存在と言えそう。桁外れのサイズになった生命体や、未知の生物まで、海洋パニック映画を彩ったモンスターたちを大集合させてみましょう。(文・米崎明宏/デジタル編集・スクリーン編集部)

「MEG メグ」シリーズとは?

画像: 『MEG ザ・モンスターズ2』より

『MEG ザ・モンスターズ2』より

MEGとはメガロドンのことで、260万年前の海で実際に泳いでいたという体長23メートル、重さ20トンの巨大サメを指す。絶滅したかと思われていたが深海のさらに奥底に生息していた!

今回『MEG ザ・モンスターズ2』では複数で人間に襲いかかる。大型恐竜も丸呑みしてしまうほどの迫力ある巨大な口の大きさは、ぜひ映画館のビッグスクリーンで体感したいもの。

『白鯨』(1956)

画像: 『白鯨』(1956)

ハーマン・メルヴィルの小説に登場する巨大な白いマッコウクジラで何度か映像化されている。モビーディックと呼ばれ、片足を食われた恨みを持つエイハブ船長との壮絶な戦いが有名。モデルとなったクジラは南米沖で見られたものとか。

『オルカ』(1977)

画像: 『オルカ』(1977)

『ジョーズ』の大ヒットを受けて製作された海洋パニックもので、オルカとは巨大なシャチを指す。ここではただの獰猛な怪物ではなく、家族を殺されたため人間に復讐を果たす知性と感情のある生き物として描かれている点が異色。

『ウォーター・ホース』(2007)

画像: 『ウォーター・ホース』(2007)

スコットランドに伝わる伝説の海獣ケルビーと、有名な謎の生物ネッシーを基にしたような巨大生物ウォーター・ホースとその卵を拾って内緒で育てた少年の交流を描くドラマ。原作は児童書なので、心温まる作品になっている。

『テンタクルズ』(1977)

画像: 『テンタクルズ』(1977)

これも『ジョーズ』の大ヒットの影響下で製作された動物パニックものの一つで、超巨大なタコが人々を襲う。テンタクルズとはタコやイカの触手のこと。残念ながらアナログ時代の特撮なので登場する巨大触手にあまり恐怖感はなかった。

『アトランティス 7つの海底都市』(1978)

画像: 『アトランティス 7つの海底都市』(1978)

謎の海底都市を探索するため大西洋に来た一行が、怪物に襲われ水中のアトランティスにやってくるSF冒険映画で、冒頭とラストの方で船を襲う大タコや、海竜、さらにアトランティスの沼地で出てくる怪物など様々なキャラが楽しめる。

『ザ・デプス』(1989)

画像: 『ザ・デプス』(1989)

深海1万メートルの地点に作られた米海軍秘密基地。そこでミサイル基地を建設中のクルーが突然正体不明のモンスターに襲われる。クリーチャー・デザインは『ザ・フライ』(1986)のクリス・ウェーラスで全体像がはっきり見えるシーンは必見。

『グエムル 漢江の怪物』(2006)

画像: 『グエムル 漢江の怪物』(2006)

パラサイト 半地下の家族』(2019)のポン・ジュノ監督によるモンスター映画で、漢江から突然出現した巨大な黒い両生類のような怪物が河原にいた人々を捕食する。川に流された劇薬によって誕生したらしく、どこかリアルさが漂うモンスター。

『ザ・グリード』(1998)

画像: 『ザ・グリード』(1998)

6億年前のカンブリア紀から生き延びてきた古代生命体が、環境破壊によって生態系が崩れたために異常進化した、という設定の最恐海底ビースト=ザ・グリードが客船の乗客を食って食って食いまくる! デザインはロブ・ボッティンが担当。

『U.M.Aレイク・プラシッド』(1999)

画像: 『U.M.Aレイク・プラシッド』(1999)

U.M.A.とは未確認生物の意味(和製英語)。人里離れた湖で人間が水中から現れた異様な生物に一瞬で噛み殺され、派遣された学者がこの謎の生物の捕獲作戦を開始するが、その正体は体長10メートルの巨大な人食いワニだった。

『モンスター・パニック』(1980)

画像: 『モンスター・パニック』(1980)

ある漁村で発生した残虐な殺人事件。その犯人は環境破壊によって魚が異常発育したため誕生した半魚人のようなモンスターだった。その他の作品のモンスターと違って大きさは人間並みだが、グロテスクな造形に秘かな人気が。

2作目を楽しむために絶対見ておきたい
『MEG ザ・モンスター』 第1作をプレイバック!

画像1: 2作目を楽しむために絶対見ておきたい 『MEG ザ・モンスター』 第1作をプレイバック!

中国の海洋研究所が未知の海溝を発見し、その直後探査船が連絡を断つ。捜索のためにエキスパートのレスキュー・ダイバー、テイラーが呼ばれ、彼はその探査船にかつての妻が乗っていることを知る。

その海溝に降りて行ったテイラーの前に姿を現したのは、200万年以上前に絶滅したとされるメガロドン(MEG)。テイラーはなんとか探査船を救助するが、研究所のスポンサーは、テイラーの忠告を無視してMEGの捕獲計画を実行する。

だがMEGは暴走して研究所施設を破壊し、海水浴客で賑わうビーチに向かう……。

テイラーの過去のキャリアや人間関係、絶滅したはずのMEGがなぜ人間のいる世界に現れたのか、2作目に繋がる研究所のキャラクターたちなど、1作目をチェックしておくと、『MEG ザ・モンスターズ2』がますますわかりやすく楽しめるのは間違いない!

画像2: 2作目を楽しむために絶対見ておきたい 『MEG ザ・モンスター』 第1作をプレイバック!

『MEG ザ・モンスター』ブルーレイ
2,619円(税込)/DVD 1,572円(税込)

発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント

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画像: メガロドンだけじゃない! 海洋BIGモンスター大集合!おすすめ映画10選
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ベン・アフレック×ロバート・ロドリゲス監督がタッグを組み、瞬きさえも許さない挑戦的なストーリーと革新的な映像で話題呼ぶ最新作『HYPNOTIC』(原題)の日本公開タイトルが『ドミノ』に決定、ギャガ、ワーナー・ブラザース映画の配給で、2023年10月27日(金)より全国公開。

ベン・アフレック、ウィリアム・フィクナー、アリシー・ブラガらの場面写真 7 点を一挙解禁

今回、ベン・アフレック演じる主人公の刑事ダニー・ローク、ウィリアム・フィクナー演じる娘の行方の鍵を握る〈絶対に捕まらない男〉、アリシー・ブラガ演じる〈世界〉を知る謎の女ダイアナをとらえた場面写真が一挙解禁となった。

画像1: ベン・アフレック、ウィリアム・フィクナー、アリシー・ブラガらの場面写真 7 点を一挙解禁

ベン・アフレックが演じるのは、ある日、公園で一瞬目を離した隙に娘を見失ってしまった刑事ロークだ。それ以来、娘が行方不明となり強迫観念にとらわれカウンセリングを受けているが、正気を保つために仕事に復帰。そんな彼もとに、銀行強盗の予告のタレコミが入る。現場に向かうとそこには、不可解な動きをする男と、娘の写真が。

画像2: ベン・アフレック、ウィリアム・フィクナー、アリシー・ブラガらの場面写真 7 点を一挙解禁

ロークが向かった事件現場に現れた、容疑者の男は、接する人々をいとも簡単に操っていく。その男こそ、娘の行方に関与し、娘の行方の鍵を握る人物だと確信し男を追う。だが決して捕まえることができない…。やがて現実と見紛う〈世界〉に踏み込んだロークは、謎の男に追い詰められていく。
場面写真では、ウィリアム・フィクナーが演じる〈絶対に捕まらない男〉。ターゲットを真っ直ぐに見据えると、彼に操られた男たちが一斉に銃を構える。もう一点、横転した車両に貸金庫のケースを手にした男が向かっていく謎めいた一枚は、何を意味するのか。

画像3: ベン・アフレック、ウィリアム・フィクナー、アリシー・ブラガらの場面写真 7 点を一挙解禁

ロークは娘の行方の手がかりを知る男を屋上まで追い詰めるが、目の前で飛び降りた男は姿を消してしまう。打つ手がないロークは、同僚からの連絡を受け、ある占い師の元に急行する。
アリシー・ブラガが演じるダイアナは、占いや催眠術を熟知し、〈世界〉を知る女だ。「脳をハッキングしている」など、〈絶対に捕まらない男〉の秘密を話し始めるが、に何を意味するのかが理解できないロークは混乱する。そんな時、ダイアナにカウンセリングされていた巨漢の男がいきなり襲いかかってくる。あの男に操られている。事態を察知したロークとダイアナは、この後予想だにしない衝撃の事態に巻き込まれていく。

画像4: ベン・アフレック、ウィリアム・フィクナー、アリシー・ブラガらの場面写真 7 点を一挙解禁

『シン・シティ 復讐の女神』(2014)や『スパイキッズ』シリーズ、『アリータ:バトル・エンジェル』(2019)など、独自の映像センスで世界を驚愕させ続けるロバート・ロドリゲス監督。
今回、映像の魔術師ヒッチコックにオマージュを捧げ、構想20年を経て遂に完成したロドリゲス監督が仕掛ける〈世界〉とは? 驚愕のアンリアル・エンターテインメント超大作が誕生した!

画像5: ベン・アフレック、ウィリアム・フィクナー、アリシー・ブラガらの場面写真 7 点を一挙解禁
画像6: ベン・アフレック、ウィリアム・フィクナー、アリシー・ブラガらの場面写真 7 点を一挙解禁

同時解禁となった場面写真には、部屋中に並べられた“ドミノ”を訝しげに見るロークの姿や、娘の写真を手にしたロークがダイアナと話す場面、ロドリゲス監督ならではの大爆発シーンなども初披露された。

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