[2023/4/27作成]
「厚労省 心筋炎・心膜炎疑い報告頻度の比較」はミスリード。発症率を接種後と感染後で比較しているが、比較対象として適切ではない。接種の安全性を示すなら、本来は接種者と未接種者の発症リスクを比較すべき。一部に誤って報道されたような、発症リスクが[接種者]>[未接種者]となることではない。
発症リスクが接種者>未接種者であるとする一部の誤った報道については、以下の記事を参照ください。
未接種者の発症リスクは、概算ですが以下となります。現在の20代男性の既感染率を34.9%、感染者の発症率を2.3%とすると、未接種者の発症リスクは、34.9%×2.3%=0.8%。これは接種後の発症リスク0.002〜0.005%より桁違いに多い。
【追記】
ワクチンや治療薬の有効性・安全性については自己でご判断ください。当方は、皆さんが正しい情報を基に判断できるよう、デマの指摘に努めます。