見出し画像

【バカと前向きに付き合う】(9月1日発売)の一部公開


以下は、僕の2冊目の著書【バカと前向きに付き合う】の一部です。

バカと前向きに付き合う(Amazon予約開始)
https://amzn.asia/d/6NyBqWK


出版社の社長からタイトル固定で執筆を打診されたものの全く筆が進まず、とりあえず何でも良いから知っているバカについて書いてみようということで、半日程度で一気に書き殴った箇所です。
書きっぱなしでブラッシュアップもしてませんが、ご笑覧ください。


第1章       僕が最近触れたバカ達
1     はじめに
 本書の出版社であるクロスメディアパブリッシングの小早川社長から執筆の依頼を受けたが、2か月経っても一向に筆が進まず、どうしようもないので、とりあえず比較的最近触れたバカ達について、書き殴ってみることにした。そうしているうちに、バカの正体を言語化し、その接し方を具体化できるかもしれない。
 といっても、リアルな自分の周りにはバカは全くいないので、SNSで接した程度のバカについての話となる。

 そして、どうせなら具体的なエピソードを話してみたいが、一般の人を名指してバカだというと怒られそうなので、少しは公的な立場にあると言われる弁護士の中から、何人かピックアップして紹介しつつ、そのような属性を一般化してお話してみたいと思う(注記してある箇所を除き、決してピックアップした人物のことを具体的に述べるわけではありません、くれぐれも誤解なきよう!!)。

 また、僕は、普段は誰に対してもストレートで、遠回しに揶揄したり小馬鹿にしたりするような回りくどい表現を使うことはないのだが、本章に関しては、彼らの人となりを知るためにも、彼らの性格になり切ったつもりで、彼らが好む文調で話してみようと思う。初心者なので、いまいち表現に洗練さがないことはお許しいただきたい。

 そして、本章に関してのみ、著作権フリーとするので、使い道があれば、Twitter等で存分に擦ってみて欲しい(特定個人の権利侵害になるか否かは各自慎重にご判断の上、適宜マスキングする等してご利用ください)。なお、以下の人物に対して、何か恨みがあるとか仕返しをしようという意図は全くない。お金も実績も人生経験も人脈も顔もスタイルも全て秀でた彼らに対して、小職ごときが比較意識など持ちようもないからだ。単に彼らが喜んでくれるようにTwitter界に面白い材料を提供したいという一身である。是非、読者の皆さんも興味持った人は、彼らに積極的に絡んでみてください。


2     弁護士都行志(@MiyakoLawyer)
 まず、都弁護士について紹介したい。都弁護士は、僕がとある小炎上をした際に、Twitter上でゴールデンゴールを決め、Twitter民達の黄色い声援をかっさらった人物である。

 それは、確か犯罪被害者に関するニュースがきっかけだった。そのニュースでは、殺人事件の被害者が、加害者に対して、せめてものけじめとして損害賠償請求をしたものの、そのような事件を起こす加害者には賠償資力がなく、結局、弁護士費用だけがかかってしまい、日本の法制度では何も救われることがないといった記事であった。
 非常に悲惨な事件であり、弁護士であれば何とかしたいと思うはずだ。そこで、僕は、弁護士によっては、そのような事案では着手金無料で受けてくれる人がいるかもしれないので、そのような弁護士を探すといいかもしれないとインターネット上でコメントした。

 一般に弁護士費用は、着手金と成功報酬から成っているが、上記のように刑事事件として有罪判決を受けているような事件であれば、金額はともかく勝訴判決を得ること自体は容易だ。しかし、賠償金の回収のハードルが非常に高く、依頼者にとって費用倒れになることが多い。そうであれば、弁護士報酬について、着手金を無料にして、もし賠償金が回収できた場合にのみ一定の成功報酬をもらうという契約条件は依頼者にとって依頼しやすい条件だ。

 しかし、僕のコメントに対して、インターネット上で弁護士を称する人達が一斉に批判し出した。着手金無料でそんな事件を扱ったら、成功報酬が取れる見込みなんてないから、誰がやるかといった批判だ。つまり、勝訴をしたところで賠償金の回収が難しく、そこから成功報酬がもらいにくい案件だからこそ、着手金は高めに設定したいという営利主義を優先する弁護士達の意見だ。
 弁護士は普段、社会正義を高らかに叫んでいるはずだが、家族を殺害されてしまったという筆舌に尽くしがたい被害者遺族に対して、赤字覚悟で支援することがそんなにもおかしな話なのか全く理解ができなかった。要は、弁護士達は普段は社会正義の仮面を被っているが、その裏側はビジネスとして金儲けをしたいという動機が最も大切なわけだ。

 もちろん、僕が言いたかったことは、別にそのような赤字覚悟の業務を一年中しようという話ではない。年に何十件、何百件もある案件のうち、1件くらいそんな案件があっても良いではないかという話をしただけだ。案件単位で、全件黒字でなくても、1年を通して総合的な収支が黒字になれば弁護士業は成り立つであろう。
 もっとも、SNSを日々徘徊しているような貧乏な弁護士(以下「貧弁」という。なお貧しいとは経済力に限らず精神性や性格を含む)にまでそのような活動を期待することはできない。例えば、弁護士は全国に5万人はいる。このうち上位10%に稼いでいる弁護士だけでも5000人いることになる。このような上位の弁護士達が、例えば5年に1件赤字覚悟で被害者支援をしたとしても、年に1000件も救われる人が出てくるわけだ。何ら無理な話ではないことがわかるであろう。
 しかし、そんなことを考える余裕のない魑魅魍魎の貧弁達はしつこく絡みついてきた。

 一方僕は、この小炎上の頃は、課税所得ベースで5億円を超えていた。一般的な弁護士の課税所得は平均的にせいぜい500万円~1000万円くらいなので、下手したら100倍は稼いでいることになる。ただ、僕は極めて謙虚な人間なので、50倍程度の稼ぎだと自認し、貧弁には誰も期待しないので僕のように余裕のある弁護士だけでも赤字覚悟の案件を支援できると良いですねという思いで発信を続けた。
 すると、さらにツイ廃弁護士界(廃人のようにTwitterばかり必死に投稿している弁護士集団)では、全盛期のレアルマドリードばりに銀河系軍団と恐れられる貧弁達は自分が煽られたと思って大騒ぎし、本題を逸れてあれやこれやと踊り出したのだ。この時、我先にと、小炎上を駆け抜け、ディフェンダーをごぼう抜きして、クリスティアーノ・ロナウド(クリロナの愛称で呼ばれるサッカー界のスーパースター)のごとく、利き指をタップしてスーパーゴールを決めたのが都弁護士であった。

 彼は、自身のTwitterでは、僕であればおそらく一カ月の税引き後利益で一括返済できる程度の奨学金の返済が大変であることや、過去に誰かに貧弁と言われて一生許さないと思ったことなどを怒りのままに投稿しており、並々ならぬ思いでその他大勢の貧弁の敵討ちとして僕に突っかかってきたのだろう。そんなに経済的に苦しくてお腹が空いているのであれば、正直に相談してもらえばいくらでも稼ぐ秘訣を教えてあげたのに残念である。

 そして、都弁護士は、この時の小炎上の話題とは全く関係のない、以下の投稿をした。
 「50倍の弁護⼠、ちょうど⾃分が最初の事務所を辞めて就職活動をしていたとき、事務所の求⼈を出していて、イソ弁の待遇が良かったので応募したことがある。そしたら、弁護⼠の採⽤は決めてしまったので、業務委託でどうかと⾔われ、東電訴訟を1件いくらでやらないかと勧誘された。怒り⼼頭で返信もせず」「弁護⼠採⽤したとか嘘だろうと思って、その後も50倍弁護⼠の事務所をウォッチしていたら、ずっと弁護⼠は⾃分⼀⼈。」「そこまで悪質なことができるなら、そりゃ50倍稼げるわと思うわ...」

 つまり、都弁護士は、僕が他の弁護士の50倍は稼いでいることから「50倍」「50倍弁護士」と揶揄しつつ、過去に転職活動をしていた際に、たまたま僕の事務所に応募したものの、僕からはすでに採用が決まったと断られ、共同受任形態であれば一緒に業務をすることは可能だという提案を受けたという発言をしたのだ。彼はさらに、その後、僕の事務所をウォッチし続けたが、実際には誰も採用していなかったはずで、そんな嘘をつくのは悪質だし、そんなやり方をすれば誰でも稼げると非難したのだ。

 確かに、僕は過去に採用活動を行ったことがある。しかし、応募者は複数あったため、全く魅力のなかった応募者のことは記憶の片隅にも残っていない。そのため、都弁護士のことは1ミリも覚えていなかったことは心からお詫びしたいが、同時に自分の採用能力の高さを改めて実感できたことにも御礼申し上げたい。

 しかし、僕は、確かに控えめに言っても平均的弁護士の50倍は稼いでいたわけだが、その際、僕が単独で事件処理をするのではなく、他の事務所の弁護士と共同受任形態で事件処理をすることが、何がどう問題なのかがわからなかった。弁護士業界ではそのような共同受任形態は頻繁に行われている。
 ちなみに、後でもお話しするように、僕はこの件に関して、都弁護士に訴訟提起をしてみたのだが、裁判の中では、なんと都弁護士自ら、共同受任形態は弁護士業界では日常的に行われており、何ら悪質ではないから、都弁護士がインターネット上でそのような発言をしても僕の社会的評価は低下しないから名誉毀損には当たらないと弁明したのだ。自ら「悪質だ」と言い回っていたにもかかわらずだ。未だにその際の都弁護士の発言を鵜呑みにして、僕が何か悪質な業務態様を行っていたと勘違いしている人さえいるようで、被害は深刻であるにもかかわらず。

 なるほど、さすがツイ廃弁護士界の銀河系軍団においてエースストライカーを務めるだけのことはあり、非常に優秀な二枚舌を駆使する能力も有しているようだ。

 また、僕は都弁護士のことを全く覚えておらず、どのような応募に対して、どのような断りをしたのかわからいため、裁判内で都弁護士に具体的なやり取りの内容を質問したのだが、なんと証拠は何もないとのことであった。都弁護士こそ全くの出鱈目や記憶違いの可能性もあるし、下手すれば又聞きで適当なことを言っている可能性さえあるのかもしれないという始末だった。とはいえ、僕は普段からどうでも良い時は適当なことを言っているので、猫の手にも満たない応募者に対して、当たり障りの良い断り文句を入れた可能性もなくはないが、いずれにしても些細な話だ。

 それにしても、都弁護士は、採用を拒否された腹いせに、こんな些細なやり取りをいつまでも恨んで記憶し続け、何年にもわたって僕の事務所が誰を採用したかを監視し、ここぞとばかりにゴールデンゴールを狙っていたとは、都弁護士の執着心には頭が下がる思いである。今季はバロンドール(サッカーの世界年間最優秀選手に贈られる賞)の栄光でも手にするのではないかと期待している。

 ただ、最大の疑問は、仮に僕が共同受任形態を駆使し、事件処理能力を確保できたとして、それだけで売上が無限に上がるのだろうか。売上を上げるためには、事件処理能力を確保することの前に、それだけ依頼者から信頼を得て依頼を受けることが最大のハードルとなるのだが、なぜかそこは誰でも容易に出来る前提のようだ。僕はピーク時には1年間だけで100億円以上の請求分の依頼を受けていたが、都弁護士には、僕がどれだけでも安価で案件処理を担当するので、是非それだけの依頼を獲得してみて欲しい。

 さて、その後、都弁護士は、弁護士で稼ぐタイプには、対人感受性が欠けており、そのためにハッタリで依頼者から高額報酬を搾取しているといった声明も出されている。
 つまり、自分の低い稼ぎまでは誠実な努力の賜物で、自分より稼いでいる人は悪徳弁護士に違いないという趣旨であろう。

 ここまでいけば哀れ以外の言葉が出てこないが、根拠と実績のない自信と他人への嫉妬がハーモニーを奏でると、このように認知の歪みが起きてしまう典型的な弱者の弁明と言えるであろう。

 あまりに妄想が激しいので、一度、都弁護士の投稿を特定した上で、どういう趣旨なのかと通知を送ったところ、まともな返答がなかったために、サービス精神を込めて訴訟提起をさせていただいた次第であった。なお、都弁護士からも、僕が過去に「典型的な弱者の弁明」「自分が不勉強で成績が悪いのに、生成期良い人はカンニングをしているという小学生に等しい」「あの人ができるなら自分もできるとはなぜ思わないんだろうか」「言い訳しかしない底辺は、仮にどんな手段を使ったところで到底、同じ成果を上げることはできない」という発言をしたことについて、訴訟提起されたが、法的には、そりゃ言われてもしゃーないということで都弁護士が敗訴となっている。

 さてさて、都弁護士は、さらに僕からの訴訟提起に対して、以下のカンパの表明をしたのだ。
 「【ご報告】福永活也弁護⼠から訴訟を起こされました。私の福永⽒を名指ししてはいないツイートが、名誉棄損に該当すると主張しています。訴訟を起こされた以上、粛々と戦っていきたいと思います。」「実は昨年末に福永弁護⼠から内容証明が届き、損害賠償請求と懲戒請求をすると⾔われてました。」「⾃分はツイッターで誰かを傷付けるとか不快にする意図はないので、福永弁護⼠に、「あなたが不快に感じるツイートを教えてください。全部消すので」と返答しました。そうしたところ、訴状が届いた次第です。」
自ら弁護士であり、通常、弁護士費用はかからないはずだが、少ない本業の足しになると思ったのか、なぜかカンパを募ったのだ。

 都弁護士は、当時僕がツイ廃弁護士界の銀河系軍団の貧弁達から「50倍弁護士」なる呼称を付けられていたことに乗っかり、「50倍の弁護士」「50倍」と特定した上で、僕の業務は悪質だという根拠のない批判を繰り広げたにもかかわらず、名前そのものは特定していないという詭弁を用いてカンパを募っていた。さらに、僕からの問題投稿を指定した上での通知を実質的に無視しつつも、自らはTwitterで誰かを傷つけたり不快にしたりする意図はないのにいきなり訴訟提起をされたと、Twitter界に泣きついたのだ。ちなみに、僕から送った通知は普通郵便でペラペラのものであって、内容証明ではないのだが、都弁護士がこの俺様に通知を送ってくるとは何事かという思いが強かったのか、内容証明が送られてきたと記憶にすり替わっている。

 しかも繰り返すが、問題となった投稿内容は、裁判内では都弁護士も僕の行為について何も問題ないと認めているにも関わらず、弁護士業界の事情を知らないTwitterユーザーに対して、僕が共同受任形態で業務をすることは悪質だと罵ったことについてだ。裁判内では共同受任形態での業務は何ら悪いことではないと弁明しつつも、インターネット上では悪質であると宣言しつつ、誰かを傷付ける意図はなかったとのことだ。

 さらに、都弁護士は、当初はカンパの「収支を明らかにさせて頂き、余剰があれば他の福永弁護士から訴訟をおこされた方の支援に充てたいと考えております。私自身も今後、福永弁護士から訴訟等を起こされた方々のご支援をさせて頂きます。」と吹聴していたが、そのような動きは一切聞かない。カンパにより、さぞ多額の収入を得たのではないだろうか。そろそろキックバックでも貰いたいところだ。

 さすが都弁護士はクリロナばりのスーパーゴールを決めた人物だけあって、今度はネイマール(ブラジル代表のエースストライカー)ばりにペナルティエリアで倒された振りをしてファウルをもらいにきたのであるが、さすが日頃から弱者ポジションを満喫しているプロ被害者だけあって、見事ペナルティキックを勝ち取ったのである。

 なお、ここで読者に注意喚起したいのは、都弁護士が活躍しているTwitter界は現実社会と比べるとJ2(下部リーグ)に過ぎないが、現実社会に相当するのはトップリーグのJ1であり、ここではVAR(ビデオアシスタントレフェリー)が導入されており、シミュレーション(ファールされた振りをして審判を欺くプレー)がばれて逆に一発レッドカードで退場させられることになるのでご注意いただきたい。

 さておき、都弁護士は有終の美として、訴訟提起から約3年が経過した今も、僕からの訴えを無事に収めたことをジュール・リメ・トロフィー(W杯の初代トロフィーの名称)のごとくTwitterアカウントのトップに掲げている。都弁護士のこの約3年にとって、公私において最も印象的な出来事が、Twitter内でのわずか数個の投稿に関する裁判であることに対して、僕としても、ここまで感動していただけたことに大変光栄で身に余る思いである。
ただ、相変わらず、僕の記憶には1ミリも残っていないことに、どことなく寂しさを感じずにはいられない。少しは成長してくれていることを願いたい。

 さて、ようやく一般論となるが、読者のみなさんの周りにもこういう人物はいるであろう。自らが雑魚であることを棚にあげて、自分より成果を出している人を妬みつつも、それを自分の努力というエネルギーに変えるわけではなく、自分だけが正義であり、他人は悪であると吹聴し、自らが向上することを目指すこともなく、いかに他人を蹴落とすかに注力している人物である。

 これもバカの一種であり、どのように付き合っていくかが問題となる。
しかし、こういう人物に対する対処法は簡単だ。こういう人物を称賛するのは同じ雑魚ばかりである。本当に努力して成果を挙げてきた人は、このような人物の言っていることが言い訳に満ち溢れていることを瞬時に見抜くからだ。つまり、どのように扱おうと何の影響もないので、好きにあしらえばよい。現に、都弁護士の例で言えば、僕との間で双方に訴訟提起をしたものの、実生活や業務には1ミリの影響もなく、彼にすれば人生の唯一の成果なのかもしれないが、僕からしたらウイニングイレブン(著名なサッカーゲーム)を1戦交えた程度のもので何の記憶にも残っていないからだ。


3     弁護士高橋雄一郎(@kamatatylaw)
 次に、高橋弁護士について紹介したい。彼は、Twitter界では超売れっ子の弁護士で、小規模の法律事務所を営んでいるようだ。きっと優秀な人物なのだと思う。僕の過去最高年収が6億~7億円程度だったので、おそらくその50倍の300億円くらいは稼いでいるのではないかと思う。

 この弁護士はTwitterのヘビーユーザーで、毎日大量の投稿をし、いつも上から目線でコメンテーターを気取り、社会のいろんな出来事を小馬鹿にし、陰湿に皮肉るというのが得意分野だ。特に、Twitterのような公開されている場所であれば、ターゲット本人の目にもギャラリーの目にも留まるということで、Twitter界の民達を喜ばせることに日々精進されている。

 すなわち、彼は、毎日、小馬鹿にする対象を模索し、発見してはその対象をリツイートによりTwitterタイムラインというオープンキッチンに持ち込み、舌の肥えた美食家ギャラリーに対して、上海の三ツ星レストランであるウルトラバイオレットのようなショータイムを日夜繰り広げているのだ。しかもさすが優秀な弁護士だけあって、法的責任を回避すべく一部の人だけが理解できる隠語や比喩を織り交ぜる様は、音楽とプロジェクションマッピングを駆使した劇場型レストランのシェフとしては世界随一と称されるポール・ペレ氏(ウルトラバイオレットのシェフ)を想起させる。

 彼がよほどの老け顔でない限り、1回り程度は年下であろう僕に対しても、時として月に何十件もの投稿を行う程の密着ぶりで、いつもふがふが言っている。その執拗さはコロナウイルスを凌駕する程であり、本当にレストランシェフであれば衛生面にはやや問題があるかもしれない。

 その中でも、前項の都弁護士が僕からの訴訟提起に対して、カンパを求めるツイートをしたわずか1時間後に以下のツイートをしていた。
 「キチガイから訴えられた被告事件でカンパを募るより」、「キチガイ相手に損害賠償請求する原告事件でカンパを募ったほうが賛同者は多くなるし金額も多くなる」

 当時は、今と比べると裁判のためにカンパを求めるケースはそうあるわけではなく、上記発言が僕に向けられたことは十分想像できるわけだが、屁理屈ながらも、僕に対する投稿だと明示はしていないため、法的には特定性がないとして言い逃れができるという熟練の技である。

 高橋弁護士は、このように当事者であれば容易に自分のことを言及していると理解できる投稿をしつつも、巧みに法的責任を交わすという、そこまでしてでも誰かを小馬鹿にしたいという非常に性格の良い愛されキャラの人物である。

 高橋弁護士は、小規模の法律事務所を営む天才弁護士であり、かつ、Twitter界でもスーパーヒーローとなっている二刀流の彼は、ツイ廃弁護士界の大谷翔平選手といっても決して言い過ぎではない。
 その有り様はまさに賢者、賢人であり、可愛いDT顔の高橋弁護士は常に賢者タイムに入り続けていると言えよう。是非読者の皆さんには、一度彼のTwitterのタイムラインをご覧いただければ、そのスケールの大きさを感じることができるであろう。明らかに特定の人や事件を前提とした小馬鹿にする投稿を、法的責任を回避しつつ、必死にシゴいていることがわかる。元は数十万もの投稿があったようだが、最近一度過去の投稿を全て消してしまったのか、残っている投稿数は随分減ってしまったが、それでも歴史的価値のあるアートのような投稿が残されている。

 このように、非常に優秀で人気のある弁護士だが、その優秀さゆえに、仮に同じ組織にこのような人物がいれば、周囲からは忌み嫌われてしまうであろう。そういう意味で、こういう人物も他者からはバカな人物と思われることもあるだろう。

 決して高橋弁護士のことではなく、一般論となるが、常に他人の存在を前提に、それをネタに馬鹿にすることで自分を引き立てるという行動をし続けていると、いつの間にか自分の存在価値は他人が存在して初めて成り立つものとなっていくだろう。馬鹿にする他人がいて初めて価値が認められる、まるで左翼野党のようである。

 高橋弁護士も、他人を小馬鹿にするツイートは首位打者ばりの高打率で注目を集めて伸びているが、彼自身に関する投稿をしようものなら、女子アイドルの始球式ばりのゆるふわボールしか飛び出さないという有り様だ。なぜなら、ギャラリーは彼自身には微塵も興味がなく、彼が誰かを揶揄している様が好きなだけだからだ。つまり、彼は人生における主人公ではなく、ただの肝脇役、雑魚敵キャラに過ぎないわけだ。

 そして、再び一般論に戻るが、そうこうしているうちに、いつの間にか自分の人生における主人公の座を他人に奪われてしまうであろう。しかも悲惨なことに、そのような活動を続けていると、性格はどんどん陰湿で気持ち悪い人物となっていき、顔も薄気味悪く醜い物の怪のようになってしまうかもしれない。こうなってしまっては手遅れで、たまたま自分が主人公となるべきチャンスに恵まれても、自分では何もできない、何もない成せない呆然と立ち尽くすカカシのようになってしまうだろう。それはそうだ、いついかなる時も全ての業務に優先してTwitterを眺め続け、いかに批判対象を見つけようかと猛獣のような眼を光らせていれば、Twitterのギャラリーからは毎日拍手喝采で気分は高揚し続け、この狩りの中毒性から抜け出すことができなくなるのだ。一方、現実の自分は立ち止ったままで一ミリも動かず、何の人生経験を積まず、成長することもないままなのである。

 野党は与党を批判することだけが仕事で、常に主人公は与党だが、ごく稀に与党の地位が入れ替わってしまうと、自分が主人公になったことがないため、何も成せずに終わってしまうのと同じだ。

 そして、こういうバカ(念を押すが高橋弁護士のことではない)とどのように接するかであるが、基本的にはどうでもいいことをテーマに皮肉を全開にして表現するのが得意なだけで、何も本質的なことは言っていないし、元々は非モテのキモ属性であるため、直接接してくるわけでもない臆病者である(ちなみに、高橋弁護士について言えば、Twitterでは非常に声が大きい割に、裁判になると声が上ずって手が震えているらしい)。

 一見、大きな勢力を引き連れているように見えるが、まともな人から心からリスペクトされることはない人物であり、実社会での影響力はないので、基本的にどんな接し方をしようと、こちら側の生活にも、向こうの生活にも大した影響はない。なので、試しに思いつきで適当に対応してみれば良い。
 高橋弁護士については、ぶひぶひと雑魚発言をしてギャラリーを楽しませるのが好きな性格であるため、それに合わせるように全盛期の中田英寿選手ばりのキラーパスとして、5,6件訴訟提起をしてあげたが、本人も日本がワールドカップ初出場を決めた野人岡野雅行選手ばりのごっつあんゴールで連日ハットトリックを決め、サポーター達も大満足の大盛況に終わった。

 このように、訴訟提起であっても、こちら側にも向こうにも何の影響もなく、ただ変わらず高橋弁護士がTwitterで騒ぎ続ける日々だけが過ぎ去って行っているが、相変わらず実害は全くない。ややはりテレビゲームを数試合やった程度の記憶にしか残らない。元々中身のある影響力がない以上、この程度の話である。

 訴訟提起から約3年が経過した今でも、高橋弁護士からは定期的に隠語を用いたラブコールが送られているようであるが、海外を飛び回っている僕はすっかり忘れてしまい、故郷を想う懐かしさを感じている。時々、海外から羽田に帰国し、都心に電車移動することがあるのだが、彼の事務所は蒲田にあったはずで、せめて蒲田駅通過時には思いを馳せ、彼からのラブコールに黙とうを捧げたいと思う。

 他方、当時、僕は著名人を中心に誹謗中傷に対する法的措置を取っていたが、僕が知らないうちに高橋弁護士が僕の広告塔となって、僕が法的措置を取りまくるということを宣伝してくれていたようだ。その結果、僕の依頼者の案件については法的措置を避けるための示談の申し出が大量に来ることになった。示談による賠償金額は優に1000万円を超えており、訴訟提起に要した数千円の印紙や郵便切手代が、非常にコスパの良い広告となってしまった。もちろん、僕がお願いしたわけではなく、結果論である。

 また高橋弁護士は超売れっ子であるため、僕が先輩弁護士から乞食行為と言われたことさえあるような、多くの弁護士がやりたがらないわずか数万円の訴訟費用の請求にもいそいそと注力されており、僕も一連の案件では見習わさせていただいたりと、とても勉強になっている。

 読者の皆さんの周りにも、同じ組織内にこのようなバカ(繰り返すが高橋弁護士のことではない!)がいることもあるだろう。例えば、随分年上だが、老害のごとく他人を小馬鹿にして雑魚信者を引き連れているような人物だ。こういう人物との関係性については、どのように対応しようと、双方にとって何の影響も起きないということを知ってしまうと気にする必要がないことがわかるだろう。
 あるいは逃げてしまえば良い。それは意見が嚙み合って痛いところを突かれたという話ではなく、顔面が生理的に受け付けないだけの話なのだから。


4     弁護士菊川一将(@kikugawa_ben)
 次は菊川弁護士について紹介したい。菊川弁護士はTwitter界ではさほど有名ではない。しかし、実は94年ワールドカップアジア最終予選での中山雅史選手のようなスーパーサブとして、ワンチャンスを生かすべく、常に他人の批判材料を探しては、目立たない位置からボソボソと陰口を叩き続け、ヒットアンドアウェイの小技が得意な人物である(なお、中山選手が小技ばかりを用いるという意味ではない)。

 いや、基本的にはディフェンダーとして後方に陣取りつつも、時としてサイドバックから一気に駆け上がり、時としてゴール前まで前進して隙あらば自身もゴールを狙おうとする姿は、むしろ、全盛期の長友佑都選手と称すべきかもしれない。
 ただ現実世界では、知名度のないサル顔のスネオのような人物で、小物に徹するキュートな人物である。

 菊川弁護士は、僕が小炎上を起こした際には、すかさず、いっちょ噛みをして、小刻みにポイントを稼いでいる。多い時は僕に対して月に何十件もの投稿をし、ウッキーとはしゃいでいる。

例えば、
「福永モラルなさすぎワロチェンコフなんだが…………」「病名のある精神状態かもしれないので触らんのか1番ですかね…………」「らんらん濫訴で⼤暴⾛ですか・・リアルに精神状態どうにかなってないか、裁判所で顏合わせるの不安なんですけど・・・」「誰かを攻撃してないと⾃⼰の同⼀性を肯定できない系のメンタリティなのかも知れませんね。勘弁してもろて〜〜〜〜〜」
等と投稿し続けている。

 僕はこんな小物弁護士のことは全く興味がなく、存在すら知らなかったため、一度も彼について言及したこともなかったが、一方的に上記のような投稿をし続けている彼は、まさに誰かを攻撃していないと自己の同一性を肯定できない系のメンタリティなのかも知れませんね。

 自分は名も無き小物であることから、日頃から四方にこそこそと揶揄し小馬鹿して、上から目線でヒーロー気取りつつ、他人には清貧を求めるというさすが端役に徹しておられる。

 そして、僕は菊川弁護士からのご厚意にも応えないわけにもいかず、敬意を払って訴訟提起させていただいたところ、大変喜んでいただけた。訴訟提起から約3年が経過した今も、定期的に僕に対する叱咤激励の投稿をし続けているようで、その執着心や粘着度は、前世はナメクジではないかと思わせる程である。弁護士において、執着心や粘着度は非常に大切であり、これはまさに優秀な弁護士にのみ与えられる称号であり、彼には依頼が殺到していると思われる。

 ただ、約3年も片思いしていただいても、その気持ちに応えきれないことに、僕も非常に心を傷めている。心から申し訳ないと思うあまり、つい涙腺が緩んでしまうが、万が一涙の塩分で彼が縮んでしまうといけないので、上を向いてぐっと堪えたいと思う。

 さて、一般論となるが、このような人物(菊川弁護士を具体的に指すわけではない)もバカの代表格であるが、一見して雑魚であり、陰口を叩き続けるだけの小技が特技の人物であることから、まさにどのように対処しても構わない。向こうからすると3年もの片思いを繰り広げる程の出来事であったとしても、こちらが無理にその思いに応えることはない。


5     弁護士橋本太地(@kojin_syugi)
 橋本弁護士は、ネット情報によると、依頼者に対してなのか、一般論なのか、弁護士費用を払わないような人は「死ね」といった趣旨の発言を、ネットスラングを用いて「タヒね」と投稿したことにより、大阪弁護士会から戒告処分を受けた人物のようである。その後、日本弁護士連合会からは別の見解をもらったという噂もあるが、いずれにしてもこのように非常にチャーミングな人物である。

 さらに、橋本弁護士のチャーミングなエピソードは無限にあり、例えば、Twitter上で、誰かがシチューをごはんにかけるかどうかの質問をすれば、「私の股間からクリームシチューを出しましょうか?」と回答したり、他人の文章に対して、「〇〇先生の文章を読んでいると触っていないのに射精します」と投稿したりしているが、これはほんの一例にすぎず、このような投稿を無数に行っているようだ。

 ツイ廃弁護士界でも彼が特徴的なのは、このように下ネタを織り交ぜて、あの手この手で多彩なツイートができる才能であり、変幻自在の投球術を駆使しつつも時として戒告処分を受けそうになるほどの剛速球を投じる様は、まさにダルビッシュ投手のようである。

 日頃から馬鹿だの雑魚だの発信し続けている僕ですら、まだ懲戒処分を受けたことがないのに、僕よりも先んじてこのような功績を上げられたことに嫉妬心がないかと言えば嘘である。

 僕は、他の弁護士に対して基本的にブロックはしていないものの、橋本弁護士はブロックをしている。なぜなら、一度ブロックを解除すると、数時間以内にはブロック解除に気が付き、多彩な球種を織り交ぜて、僕のあらゆる投稿にシコシコ絡みつき、僕に対して盛った犬のようなパーフェクトピッチングを披露するからである。

 橋本弁護士は、下ネタを扱うことができる上に、これだけ多彩で手数が多く、ツイ廃弁護士界のしみけんと呼んでもいいかもしれない。どうかみなさん、彼のことをやらしくお願いします。
 いや、懲戒処分を受けそうになってまで、日々精を出しきっている様は、スーサイドアタックを彷彿させており、エロとテロリストの融合として、令和のインリンオブジョイトイ様と呼ぶにふさわしいかもしれない。

 さて、一般論となるが、このような人物(橋本弁護士を含むわけではない)もバカであり、やはり一見して雑魚ではあるが、単に陰口を叩くだけではなく、自爆攻撃も得意であることから、他のタイプに比べると対処が難しい。ドラクエのばくだんいわ(メガンテという自爆攻撃をしてくるモンスター)のように一瞬で倒すか、もしくは、ささっと逃げてしまうのも有効である。だから僕はブロックしているのだ。


6     弁護士中川素光(@Motomitsu_N)
 他の弁護士以上に、中川弁護士のことはよく知らない。
 ただ、彼は僕に対して定期的に絡んでくるのと、随分僕のことを良く知っているようなので、陰からいつも僕を眺めているのだろうと思われる。これまでの弁護士達は、表立って僕に告白をしてくるタイプであったが、中川弁護士は僕の下駄箱にラブレターを入れるタイプなのであろう。

 おかげで、僕自身、高校生の時に、何度か貰ったラブレターのことや、当時僕が持っていたポケベルの番号が流出して、後輩女子から複数連絡がきたことを思い出し、文旦(大きいみかんような果物)のような甘酸っぱい気持ちになった。

 中川弁護士は、最近だと、僕が子供の時に、焼き肉屋で悪戯をしてしまったという話をしたら、そんな40年近く昔の僕の幼少期の話をわざわざ引用して、自らのSNSでこんな子供は許せないとばかりの非難をしていた。まだ小学校に入るかどうかくらいの頃の40年近く前の僕に対してだ。
 肥大化した正義欲や制裁欲が大きくなりすぎると、全くどうでも良い些細なことでも大展開して猛批判を繰り広げてしまう格好の例と言えるだろう。

 中川弁護士は、確か、自らの似顔絵を可愛らしく投稿されていたこともあったが、このようなお茶目な人物がどうして僕に絡んでくるのか不思議だったが、一つの可能性に気が付いた。

 それは、僕が、ZOZOTOWNの創業者である前澤さんが100%出資をしている会社から弁護士として業務を委託されているとの噂が流れたことだ。
中川弁護士は、僕よりも前に、その会社の立ち上げ期に法律相談に乗ったり、その会社の代表者と飲みに行ったりする程の親交があったようで、もしかすると僕にクライアントを取られたと誤解してヤキモチを焼いたのかもしれない。

 なるほど、ラブレターだけでなく、ここでも学生時代に経験した三角関係を思い出させてくれるとは、中川弁護士はなかなかの恋愛体質なのかもしれない。

 さておき、その会社については、ツイ廃弁護士界の貧弁達が揃って批判していたことがあったが、そのような貧弁とも仲良くしていそうな中川弁護士が「仮に)初期の頃にその会社と蜜月的な相談を受けていたとすると(あくまでも想像の範疇である)、なかなか闇が深そうだ。

 中学の時に女子グループが、こういう人狼ゲームのような、陣取り合戦のような人間模様を繰り広げていたのを思い出す。
 やはり中川弁護士は何かと青春を思い出させてくれ、思春期真っただ中の人物ではないだろうか。

 さて、一般論として、このような人物(くれくれも中川弁護士がこれに当てはまるわけではない)もバカであり、どのように接するかであるが、この人物が女性の場合はなかなかやっかいである。こういう人物は意外と陣取り合戦が得意だからだ。しかし、こういういつまでも淡い青春時代の心を持ったメンヘラ系の人物は、一見ずんぐりむっくりしているが、情緒不安定なことも多く、長い間周囲から信頼されることはない。ネット空間であれば適当にあしらっておけば良いのは当然だが、リアルであれば、いきなり喧嘩をしてしまうと、派閥争いに巻き込まれてしまうリスクもあるため、適当に褒めておいて、いずれ消えていくのを待つという手もある。

 他方、男性で、こういうネチネチした女々しいタイプの人は滅多にいないが、いざメンヘラタイプの性格の男性がいた場合には非常にやっかいだ。女々しい女性よりも女々しい男性の方が陰湿で、ストーカー気質だからだ。無視して逃げるのも手であろう。


7     銀河系軍団
 銀河系軍団とは、必ずしも弁護士には限らないが、ツイ廃弁護士界の中では、他にも、頭一つ前に出ている中村剛弁護士(@take_naka_law)、体は鍛えているがメンタルは弱いらしい高木良平弁護士(@ryouheitakaki)、たまに北の大地から遠吠えしているらしい中村憲昭弁護士(@nakanori930)、いくつになっても横柄さは変わらないんだぞという若々しい坂本正幸弁護士(@sakamotomasayuk)、必死にイケメンを目指しているらしい満村和樹弁護士(@LawyerMitsumura)、筋肉モリモリで自慰発言好きの小林航太弁護士(@yomimate)、演歌歌手並みの恨み節が得意な石橋靖己弁護士(@kannekolaw)など、スタープレイヤーが揃っている。彼らのSNSを見ていただければ、誰かに執着し、小馬鹿にし、揶揄し、自分を勝ち誇り、斜め上から世間を見下ろしつつも自分は常に誠実公平な聖人君子であることを声高に叫んでいるスーパースターであることがわかるであろう。

 しかし、さすがに本章のようなTwitter文調で話していくのはなかなか根気が必要だし、読者も辛くなってきたことだろうから、スタープレイヤーへの具体的な言及はこの辺で止めておくことにする。こんな調子で銀河系軍団を紹介する文章を延々と読まされることはないのでご安心いただきたい。

 ただ、何人かのスター選手に言及するうちに彼らに共通する要素があることがわかってきた。

 それは、ただ弁護士資格を有していることだけに固執し、そこに超中学生級のプライドを詰め込んで、偉そうにふんぞり返り、上から目線で社会や他人に対して平気で物申してしまうところだ。一方、誰一人と弁護士業の実績で名を馳せているわけではない。

 しかも、自分達は弁護士であり優秀で人格者であると思い込んでいるため、自分のバカさに一生気が付かないというムリゲー化してしまっている。
 本章に挙げた全員が何かしら、偉そうに僕や依頼者に突っかかってきたが、誰かひとりでも、単独個人で僕の売上を超えた人がいるだろうか。彼らはきっと売上だけが全てではないと言うだろう。もちろんその通りだが、しかし、弁護士業は依頼者を救ってなんぼの世界で、依頼者を救えば救う程、売上が大きくなるのが通常であって、一定の相関関係はある。きっと彼らは、自分達はお金にはなりにくい社会正義を担っていると適当なことを言い、自分より稼いでいる弁護士は悪徳な商業主義の弁護士だというのだろう。

 また、なぜか全員が甘いマスクでギャラリーを魅力している。全員が自らのSNSやホームページ等で顔写真を挙げているので、ラブロマンス映画のつもりでご覧いただきたい。これほどにスーパースター達が似通っていると、何かの関連性があるのかと思わざるを得ない。

 さて、バカを言語化してみたことで、少しだけバカの本質が見えてきたような気がする。とりあえず、バカへの対応方法としては、相手が弁護士であっても、インベーダーゲームの敵キャラクター程度に考えて、適当に撃ち落としたり、逃げたり、時として被弾することもあるが、いずれにしても大層な話ではないことだけはわかった。

 また、ついでにツイ廃弁護士界以外にも、エゴサをしてみるとキリがないが、ざっと目についたものだけでも、「山口三尊(福永活也被害者の会代表幹事) @kanebo162」、「まりめっこ @mrmk0120」、「ねコピ𝕏🐱🐱🐯 @necopippipi」、「しのパンダ(傍聴人・裁判官を侮辱する弁護士福永に訴えられ疲弊中 @panda_shinobu」、「オードリー@小さな一歩調査隊 @juken_oodorii」、「ちはや @hayahaya12211」、「火鍋チャンネル(妖精) @hinabe_ch」、「サイ太 @uwaaaa」、「nisseisg @nisseisg」など、自分の人生では主人公になれなかった敵役、脇役に徹する魑魅魍魎のゾンビ集団(上記特定アカウントではなく、このような属性のことを指す)がいる。

 銀河系軍団やゾンビ集団(上記の特定アカウントを指すものではない)は、常にあたかも自分達が被害者や正義のヒーローだと思い込んでいるようだが、僕はこういう雑魚集団に対して何の関心もないので僕から絡んでいったことは一度もない。全て、せいぜい雑魚から絡んできたものに対して言い返したことが多少あるに過ぎない。それを認知の歪みによりいきなり攻撃されたと思い込んでいるバカもいる。
 自分達が他人を主人公として意識しまくっているため、相手も自分のことを意識していると思い込んでいるお花畑片思い集団でもある。しかし実態はショッカーのようなもので、ただの無名の敵役に過ぎない。主人公からは1ミリも個性を認識されていない雑魚集団だ。こうやってアカウントを例示すると大喜びして、積年の恨みが!とでも言い出しそうな自意識過剰集団だ。

 他人を人生とする人物達の代表例として、彼らのアカウントを覗いてみて欲しい。こんな人生を歩まずに済んでいることを改めて感謝したい。

 さて、ここまで書いたところで、一度出版社の社長である小早川さんに原稿を見せたところ、ふざけすぎていると怒られることを期待したにもかかわらず、「天才だと思いました」とのお褒めの言葉をいただいた。銀河系軍団とは違うが、この人もバカなのではないかと思った。しかし、銀河系軍団とは違う種類のバカだ。

 どうやらバカにもいろんな種類があるようだ。次章ではバカの種類についてお話してみたいと思う。




さて、著書の一部公開との趣旨でしたが、実際の出版用の原稿では、以上の記載は丸ごと改訂しています。こんな表現を用いて述べるのは初めてなので、かなりしんどかったです。
彼らが毎日やっていることを、ほんの半日真似ただけでもクソ無駄すぎました。
しかし、こんなゴミ文章を普段から書いてぶひぶひ喜び、周りにも同じような人達で固めようとしたら、本当に底辺人生になってしまうだろうなということがよくわかりました。
当初、全く書くことがなかったので、アイデア出しで書き殴っただけで、本書の最終版は、こんな風にバカのことをひたすら書き続けたものではないのでご安心ください。
興味を持ってくれた方は、是非本書をご覧ください。
そして、みなさんと一緒に社会の害悪バカ(定義は本書による)を消し去っていきたいと思います。世の中から列挙したような害悪バカがいなくなることを願っています。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。
【バカと前向きに付き合う】(9月1日発売)の一部公開|福永活也