本当は白っぽい将校ズボンである
乗馬パンツのジョッパーズをはき
たいのだが、なかなか手に入らな
い。
なので、やむなく『下町ロケット』
の佃製作所の制服と同じメーカー、
同じ製品のベージュのコッパンを
着用している。予備も含めて数着
購入して。
ほんとのところは、ネイキッド
オートバイに乗る時はワイルド7
の飛葉ちゃんのようなジョッパ
ーズをはきたい。
理由は、二輪のライディングパンツ
というと世の中では黒系が多く、
金太郎飴のため。
そうした流れに乗っかるのでは
なく、第二次大戦中にあったよ
うな白系の将校パンツのような
物をホントのところでははきた
いというのが本音。
ブラックデニムが流行する前の
1980年代前半では、周囲は全員
ブルージーンズだったので、私
はライドの時にはあえて黒パン
をはいた。人と同じの嫌なので。
黒いのをはくのはロック系の
人間(パンク等)くらいのもの
だった。あとは世の中はブルー
ジーンズ一色。
日本初のバイクデモで梯団を先導。
チームやクラブの制服ならばとも
かく、自由着用の被服において、
他人に右へ倣えの金太郎飴は嫌
なのである。
ユニクロが作ったフィンは無くと
もジョッパーズを意識したという
腿太の造りの珍しいコッパンは、
とても気に入ってはき倒していた
ので、度重なる洗濯により生地が
弱くなったため膝に穴があいた。
それゆえ、今はカットして端を
ミシンで縫って、膝上の半ズボン
に改造してある(笑)。
完全な部屋着に転じた。
はき心地は超楽。
是非再販してほしいが、ユニクロ
はロット製造後はなかなか再販
しないのが残念。このパンツは
買いだった。裾は乗馬パンツを
意識して絞り気味のデザイン。
なんだか大昔のド田舎の不良の
「ボンタン」みたいな感じ。
70年代には、都心部ではドカン
(別名ズンドウ)が主流でボン
タンなどはカッペくさくてダサ
くて全否定されていた。
ただ、確かに乗馬以外では間抜け
なデザインに見える。
あれ、ブルースリーが流行った
あたりに真似して出てきたデザ
インだろうなぁ。
腿がだっぷりしているので、真
実を見抜かないと脚はとても短
く見える(笑)。
ただ、被服に囚われて真実が見
えないのが「大衆」には多いの
で、付和雷同の愚衆にならない
ためには、何事も真実の見抜き、
見極めが大切。
カップに騙されてる馬鹿な男
とかも多いから。
それを絶対回避する方法がある。
それは、自分がこだわりの星人に
ならなければよい。どれもよきか
な、と。
世の中、山もあれば谷もある(笑
自然の摂理だがや。