ほかにも、2ケタの掛け算の方法が…
少し変わった計算方法。じつはこれ…、インド式計算なのです。計算方法をパターンごとに分け、数字をつなげて答えを導くやり方です。掛け算は日本の小学校は九九までですが、インドの小学校では1から19までの掛け算を瞬時に答えられる教育が行われています。



大門小学校 前田正秀教諭:「いまの筆算の良さが色んな計算方法と比べることで分かってくるのかなと」

こう話すのは算数に詳しい前田正秀さんです。富山大学附属小学校で10年間教諭を務め、いまは射水市の小学校で勤務しています。


前田先生は九九やインド式を知らなくても2ケタの掛け算が解けると話します。

大門小学校 前田正秀教諭:「例えば12×23だったら、「1」なので1本線を引きます」おなじように書かれた数と同じ線の本数を引きます。


大門小学校 前田正秀教諭:「今度は反対向きに引きます」

すると、線と線が交わる部分が何か所がでてきます。その交わる部分の数が答えとなるのです。

線引きの計算のやり方教える「色んな計算方法楽しいなって思って算数好きの子どもたちが増えてくれたら嬉しいなと思っています」

インド式や線引きなど実はいろいろな計算方法がある掛け算ぜひ、夏休みの自由研究の題材にしてみてはいかがでしょうか?