公明党の石井幹事長は25日の会見で、国土交通相に在任中の「一番の災害」は、森友学園問題への対応だったと発言したことについて、「適切ではなかった」と陳謝した。

石井氏は23日の講演で、自身が国交相を務めていた当時を振り返り、熊本地震や九州北部豪雨などの災害対応に触れたあと、次のように述べた。

公明党・石井幹事長「私にとって一番災害だったのは、森友事件に関わってしまったということ」

この発言について、石井氏は25日午前、釈明した。

公明党・石井幹事長「私の身に降りかかった災いという意味で発言した。自然災害と比較したことは適切ではなかったと思っています」

石井氏の発言に対しては、「災害と森友問題を同列にしている」などと批判が相次いでいた。