「乳児7人殺害」の英国「悪魔」看護師…不審死さらに30人
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.21 14:43
乳児7人を殺害したほか6人を殺害しようとした容疑で有罪判決を受けた英国の看護師が、より多くの乳児を死亡させたり虐待したりした疑いがあると、英日刊ガーディアンが20日(現地時間)報じた。
報道によると、現地警察は元看護師ルーシー・レットビー被告(33)は過去に勤務したイングランド北西部の病院2カ所で、これまで確認されている事件のほかにも数十人の乳児を殺害または虐待した疑いがあるとみている。
特に警察の捜査に詳しい情報筋はチェスター伯爵夫人病院で「不審」事件があった乳児およそ30人が確認されたという。これに先立ち裁判所は乳児7人を殺害し、6人の殺害しようとした容疑で起訴されたレットビー被告に先週、有罪判決を言い渡した。
レットビー被告は2015年6月から2016年6月までの間、チェスター伯爵夫人病院の新生児室で体内に空気を注入したり牛乳を強制的に飲ませたりし、男児5人、女児2人を殺害した。
警察は追加の被害を確認するため、新生児専門医など専門家に対し、2012年から2015年までチェスター伯爵夫人病院とリバプール女性病院で生まれた新生児およそ4000人の医療記録を調べてほしいと要請した。その結果、レットビー被告が勤務した時期にチェスター伯爵夫人病院で乳児殺害が疑われる事例が少なくとも30件把握された。
捜査は現在も進行中だ。専門家らは、乳児のうち原因不明で健康が悪化した事例が発見されればこれを警察に報告している。警察は病院と協業して乳児の健康悪化に妥当な理由があるかどうかを調べた後、危害を加えた状況があれば医療専門家に該当事例をより詳細に調べさせていると、ガーディアンは伝えた。
警察は「レットビー被告の勤務期間に(警察が)見逃した事件がないよう医学的な観点ですべての入院事例を徹底的に検討する」とし「医学的に問題があると疑われる事例だけを追加で調べる」と話した。
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