[Windows Server] 共有フォルダにアクセス制限をかける方法
概要
以下の操作方法により、共有フォルダにアクセス制限をかけることができます。
規定の設定では、アクセス権は上の階層から継承をされる動作になるため、本情報は継承を解除して設定を追加/削除する方法をご案内します。
※Guestアカウントが有効の場合は無効にする必要があります。(規定値:無効)
製品情報
Windows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012
操作方法
※Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012ではウインドウ枠の色が異なりますが、
手順は共通です。
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制限をかけたいフォルダを右クリックして、[プロパティ]を開きます。
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[セキュリティ]タブより、[詳細設定]をクリックします。
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[継承の無効化]をクリックします。
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警告が表示される場合、[継承されたアクセス許可をこのオブジェクトの明示的なアクセス許可に変換します。]をクリックします。
※フォルダ内に大量のサブフォルダやファイルがある場合は、処理に時間がかかることがあります。
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画面が元に戻りますので、[適用] - [OK]をクリックします。
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続けて[編集]ボタンをクリックします。
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必要のないユーザやグループを選んで、[削除]ボタンを押します。
※本情報では[CreatorOwner]と[Users]を削除する操作をご案内します。
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削除が完了しましたら、[追加]ボタンをクリックします。
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[詳細設定]ボタンをクリックします。
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[検索]ボタンを押すと、下の画面にユーザとグループの一覧が出てきますので、追加をするユーザもしくはグループをクリックして、[OK]をクリックします。
※Ctrlキーを押しながら選択する事で複数選択が可能です。本情報では[user01][user02][user03]を追加します。
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選択したユーザが選択されていることを確認して、[OK]をクリックします。
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それぞれのユーザに権限を設定します。
上書き保存やファイルの削除もしたい場合は[フルコントロール - 許可]にチェックをつけて[OK]をクリックします。※フルコントロールにチェックをつけると、列全体にチェックがつきます。
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元の画面に戻りますので、[OK]をクリックします。
以上で設定は完了です。パソコンから動作をご確認ください。