新型コロナワクチンの副反応を巡り大きな動きです。

ワクチン接種後に亡くなった人の遺族12人が20日、遺族会を結成し、東京で会見を開きました。今後、国を相手取った集団訴訟を予定しています。

遺族会はワクチン接種のリスクを広く伝えるとともに、国に対して原因究明と救済を求めるために結成され、接種後に亡くなった人の遺族12人が参加しています。

この中にはCBCテレビ「チャント!」でも取材した、宮城県在住で接種から3日後に夫が死亡した須田さんも加わっています。



(接種後に夫が死亡した須田さん)
「ワクチンが原因で亡くなったと、国に必ず認めてもらいたい。ここから遺族の皆
さんと共に、大切な家族の無念を晴らすべくやっていきたい」


ワクチン接種後の死亡事例は国への報告分で1868人に上っていますが、救済認定されたのは4人です。

遺族会には他にも118人が参加予定で、今後国に対し、死亡とワクチンとの因果関係の認定を求め、集団訴訟を起こす方針です。