「法律家を目指そう!」と決意したら、司法試験という難関試験を突破しなければなりません。

そして、司法試験の受験資格は法科大学院(ロースクール)を修了すると得ることが出来ます。

現在国内で募集を継続しているロースクールは、35校近くあります。

その中でも、本コラムでは、名古屋大学法科大学院(以下、名大ロー)をご紹介します!


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名古屋大学法科大学院(ロースクール)の基本情報・特徴

所在地

名大ローは、名古屋の東山キャンパスにあります。

最寄り駅である名古屋大学駅は、名古屋大学東山キャンパス構内に存在しています。

東山キャンパスは名古屋大学のほとんどすべての学部が所在する大きなキャンパスです。
キャンパス内にはいくつものカフェや本屋があります。

学習環境

名大ローでは、院生専用の自習室を1人1席用意されています。

また、修了生でも、科目履修登録をすれば修了生でも自習室を利用することができます。

法科大学院専用の図書館はありませんが、法学研究科と共同利用する図書館があるので、資料も充実しています。

学費

入学金 282,000円
授業料 804,000円

経済的理由で授業料の納付が困難で、かつ、成績が優秀な場合の授業料免除制度もあります。

大学独自のその他奨学金制度はありません。

※参考:授業料・奨学金等・現況

ITを利用した教育システム

名大ローでは、ITを活用した教育システムが充実しています。

たとえば、お助け君ノートシステムです。

これは、パソコン上の自分の講義ノートに「わからないマーク」を付けた箇所の講義録画を後から聞くことができるシステムです。

これを利用すればより効果的な復習ができます。

また、動画映像による実技評価システムもあります。

これは、インターネット経由で、実技の映像記録を配信し、専門家のコメントや学生の質問などを「映像中の重要な場面に」付箋紙のように加えることができるシステムです。

学修支援体制

名大ローでは、以下のような学修支援体制が整えられています。

まずはクラス担任制・指導教員制です。

各クラスには、2~3名のクラス担任が置かれ、学修方法等についてのアドバイスをしてくれます。

また、個別的な指導を徹底するために、各10名程度を指導する指導教員制が採られており、個別のフォロー体制も充実しています。

次に、弁護士による学修支援制度です。

一年次の法律基本科目については、弁護士チューター制をとり、授業後の質問等についてチューター弁護士が受け答えをしてくれます。

また、演習科目等の問題作成にも弁護士が関与し、答案作成についても個別の指導を行っています。

司法試験合格実績

【令和4年度司法試験】
・受験者数:52名
・合格者:14名
・合格率:26.2%
※参考:司法試験の結果について

名古屋大学法科大学院の令和4年度司法試験は、受験者数52名、合格者14名、合格率26.2%という結果でした。

名古屋大学法科大学院の入試情報

選抜方法

未修者コース、既修者コース共に書類審査と筆記試験の成績によって選抜されます。

配点はそれぞれ200:600の800点満点です。

特別選抜は口述試験によって選抜されます。

募集人員

募集人員は既修・未修をあわせて50名程度です。

そのうち、特別選抜(5年一貫型教育選抜)で 10名程度、特別選抜(社会人・他学部出身者選抜)で5名程度が募集されます。
※特別選抜は2022年度入学者選抜から導入

試験日

・一般選抜:2022年10月29日(土)~2022年10月30日(日)

・ 特別選抜(5年一貫型教育選抜):2022年9月22日(木)

・特別選抜(社会人・他学部出身者選抜):2022年9月23日(金・祝)

名古屋大学法科大学院の倍率と難易度

名古屋大学法科大学院の2022年度入試は全体で受験者数232人、合格者数が106人となっており、実質倍率は2.19でした。

名古屋大学法科大学院の倍率で見た難易度は、全35法科大学院中25番目となっています。

名古屋大学法科大学院の倍率から見た入試難易度は低いと言えるでしょう。

関連コラム:法科大学院(ロースクール)入試の難易度を倍率と合格率から分析!

入試年度募集人数受験者数合格者数倍率
2023既修合わせて50102541.89倍
2023未修 合わせて50 74126.17倍
2022既修 合わせて50 72451.6倍
2022未修 合わせて50 56115.09倍
2021既修 合わせて50 58262.23倍
2021未修 合わせて50 56193.5倍
出典:入学試験の結果

未修者

既修者コースとの併願も可能です。

試験科目は小論文で、試験時間は2時間です。

既修者

未修者コースとの併願も可能です。

試験科目は公法系(憲法・行政法)、民事系(民法・商法)、刑事系(刑法)の3つに分かれています。

試験時間はそれぞれ2時間、2時間、1時間で、配点は240、240、120です。

行政法が試験科目に含まれている一方、訴訟法が試験科目に含まれていないのが特徴的です。

さらに、商法は会社法のみならず手形・小切手法も含むので注意が必要です。

また、多くの法科大学院入試では六法が貸与されますが、名大ローの入試では六法の貸与はありません。
したがって、自分の六法を持ち込まなければなりませんので、書き込みのない六法を用意しておく必要があります。

また、持ち込める六法は、デイリー六法かポケット六法に限定されていますので、注意が必要です。

※関連コラム:名古屋大学法科大学院(ロースクール)入試過去問の出題傾向と対策

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