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「炎の蜃気楼 邂逅編3 真皓き残響 外道丸様(上)」【ネタバレ感想】桑原水菜

「外道丸」じゃなくて「外道丸“様”」なんですね。

“様”ってなんやねん…

表紙いいですなぁ。

これ知ってる!「スケットダンス」で見たことある!

「あすなろ抱き」ってやつだ!!

玄奘蜘蛛

初っ端から自暴自棄な景虎様。

精神的に窮地まで追い込まれて奇行に走るのが痛々しい…

景虎様ってなんでいつの時代もこんな痛々しい人なんだよ。

身内には遠慮しないっていうのがねぇ(笑)

「こいつにはどう思われても構わない」って感じで、直江の前では余計奇行に走っちゃうの、親を困らせたい反抗期の子どもみたいですね。

挿し絵が多くて嬉しいんだけど、途中で出てくる野良犬がハチ公みたいな犬で笑った。

こち亀の犬みたいなやつ想像してたら、思ってたんとだいぶ違ったぜ…

p30の直江の景虎様に対する想い読むと、相当なドMなのかな?ってなりますね。

「血を浴びるように、景虎の言葉を浴びていたかった。」

直江の中で景虎様への並々ならぬ感情が確実に芽生え始めてる…

もうこの時点でかなりの重症ですな。

藤さんっててっきり晴家さんと恋人同士の仲って勝手に思い込んでたけど違うのか。

なんで直江みたいな男はこんなにモテるねんwww  

こんな男好きになっても、どう考えても不幸にしかならんぞ!

継母に殺されそうになる女の子を助け出すところは、晴家さんマジヒーローだった。

でも生き人の命最優先で無闇な殺生はダメだけど、魚はOKなのか?ってツッコミたかったけど、まぁあの状況だとしゃーないか(笑)

首を掻き切る直江

景虎とは最悪な関係だったはずなのに、自ら首を掻き切り景虎を意識の中で救い出した直江。

この時点の直江ならやりそうだなと思ってました。

もうこの時点で景虎様に対しては完全に特別な感情を抱いちゃってるもん…

でもだからって普通、こんなことサクッとやっちゃうか?(景虎様ガチ勢の晴家さんでさえ躊躇ったのに…)

蜘蛛の正体は実は瞽女の旦那。でも「殺さないで!」って言ったのに結局ちゃっちゃと調伏しちゃったのは、さすがにクソ気まずくない?

今まで蜘蛛は散々多くの人に迷惑かけたし殺してきたであろうからしゃーないか…

単にかたちだけの主従関係だったはずが、例の玄奘蜘蛛事件から半年経った今でも残る首の醜い傷跡。

これを見る度に景虎様は何を思ったのか。

呪詛

おそらくここからが「外道丸様」本編。

挿絵の晴家さんに笑った。

お前そんな顔すんのwwww  今までのミラージュ本編の挿絵じゃありえない表情ww

ムードメーカーポジションなのかな?

晴家さん、酒に強くて食欲も旺盛というだいぶエネルギッシュな大柄な男キャラだけど

直江にだけは未だに心開いてなさそうなのがなぁ…

これが後の綾子姉さんだなんていまだに想像できない。本当に同一人物?

それに晴家さんは景虎様のことを「景虎ぎみ」って呼んでる。

本編は思いっきり呼び捨てだけど、いつから呼び捨てで呼べるようになったんだろう。

他のメンバーは本編と違和感なくて普通に分かるんだけど晴家さんだけかけ離れすぎて違和感がすごいな(笑)

直江に想いを寄せてる藤、直江に寄り添う藤。

自分の元妻のこと語る直江ってめっちゃ貴重じゃないか?

でも胸には景虎様への熱い想いが宿っている。

まだ自分の心を理解できていなくて困惑しているご様子。

今ほどに生きていたことがない…。

死んでから初めて「生きがい」に近いものを見つけたんでしょうね。

どうでもいいけど、コイツらなかなか新潟から出ないな!(笑)

景虎様の宿体囚人で入れ墨がもし知り合いにでもバレたら終わりだから、いい加減とっとと出た方がいいのだけれど、まだまだ怨霊が残ってるのか。

蒲原津で、人買いが次々と突然不気味な死に方をするという事件に遭遇。

胸を掻きむしって血吐いて死ぬとか雛見沢症候群か?(あれは喉だけど)

兵蔵太(くらた)

宿体の名前そんなんだったのね。

「兵」は読まないのは、和泉(いずみ)的なやつかな?

換生していろいろな事件を乗り越えてきた景虎様、肝が据わってきたおかげか、ちょっと拐われたくらいでは動じなくなった。強くなったな…

速之助、もっと野蛮なおっさんみたいな風貌かと思いきや挿し絵は超絶イケメンだった。

なんだその「セーラームーン」のクンツァイトみたいな風貌は!!

お互いの手首に鉄枷はめるとか、なんでそんな面倒くさいことしたんや速之助…鍵くらい持っとけや(笑)

「兵蔵太と自分、どちらがより多く人を殺した?」と景虎様は自問するけど

間接的なものまで含めると、景虎様の方が圧倒的に多そう。

玄奘蜘蛛の件で景虎様は直江に「もう二度とこんなことすんなよ」的なこと言ってて、「どんなに憎んでいても、そういう感情はちゃんとあるんやな…」って思ったけど

今回はせっかくここまで助けに来てくれたのにこんなボロクソに言うんかwwww

そんなに直江に醜態を晒すのが恥ずかしかったのか景虎様…

樋口与六(直江の元妻・お船の今の夫)と比較するとかマジでドン引きしたけど、これももしかして自分への忠誠心を試してるのかな?

素直じゃないなぁ(笑)復讐心剥き出しのあの頃はまだ可愛いもんだった。

ネチネチと陰湿な直江への悪口を淡々と述べる景虎様の性格は最悪だけど、直江も直江でいちいち突っかかるし、というかむしろ喜んでる(?)ところもありそうだし

これはもはや一種のプレイなのでは?

まとめ感想

もうすっかり直江が直江らしくなってきました。

おそらくこの先ずーーーーっと、景虎様が直江を煽りまくり、直江がいちいち突っかかるという相思相愛(?)な2人だけの愛憎戦争が永遠と続くんだろうなぁ。

あと景虎様、毎回のように換生の罪の意識感じてるな…

換生の罪の意識、怨霊調伏、そして直江との愛憎劇…

これが400年かぁ。大変だなぁ(他人事)

あやめさんはきっと良い人だと信じたい。(あやめさんの声はCV沢城みゆきさんで再生される)

で、結局「外道丸様」って何???

あと千秋は!!

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