今回も絵が良すぎる。
温泉?で、動物と戯れてる貴重な笑顔の景虎様の絵が今回の中では一番好き。
後ろで洗濯してる直江と晴家さんめっちゃ和む…微笑ましい。
あのさ、主な登場人物紹介でサラッとネタバレするのやめてくれない?(笑)
見た瞬間察してババっとページ飛ばして回避したけど、ここに載ってるってことはもう葵助=柿崎晴家確定やんけって察したよね…(笑)
偽景虎
実は偽の景虎だったことがバレて、仲間達から袋叩きにされる八郎。
え!?置いていくの!?ひどくない??
そこは助けてあげようよ!!(涙)
八郎は自分の家族のためにあんなことして、被害者っちゃあ被害者側やんけ。
吉祥丸が滋妙太の手に渡り、乗っ取られてしまった。
死に際の景虎様の憎悪が凄まじすぎて、高耶さんと譲が親友同士で仲良くマクドナルド行ってたのが信じられないんだけど…
正体を明かしたわけでもないのに、景虎様が勘づいて初めて「柿崎晴家」って名前呼ぶシーンかっこよすぎて震えた…
直江vs晴家
綾子ねーさんの“昭和の少女漫画に出てきそうな可愛らしい女性”イメージが強すぎて、こんな屈強な大男と同一人物とは思えない。
本当にこれが将来ああなるのか?
この2人、実は結構生前ガッツリ絡みあったんやなぁって思いながら読んでたら
まさかの晴家さんを暗殺するよう命じた張本人が直江。
そうだったんか。そりゃガチで殺しにきますわな。
本編だと、千秋と比べたら綾子さんって直江のこと理解してたっぽいし、特別仲悪いみたいな雰囲気なかったから、思わぬ過去で衝撃。
「そのようなことも分からず『唯一の理解者』気取りか。生前どうだったかは知らぬ。だが今、あの者の心により近くあるのは貴様ではない!」
この私だ、柿崎!
景虎側だった晴家よりも景勝側だった直江の方が、今となっては景虎様のことを一番理解しているというのがなんか皮肉ですね。
「直江、景虎様ごと怨霊を調伏すんの!?いやここで景虎様が逝っちゃったら残り10巻近く残ってる邂逅編どうなんの!?」って思ったけど
そういえば換生者って調伏効かないんだっけ。忘れてた。
やっと直江の調伏シーンが見れた!嬉しい!!
涙でぐしゃぐしゃになる晴家さんを抱きしめる景虎様が尊いよ…
京都編のラストの高耶さんと綾子さん思い出した。
もう景虎様の中ではとっくに気づいてるし整理ついてる。復讐心を漲らせても、被害が余計大きくなるだけだってことが。
死に際vs死後
謙信パパ、息子が困ってたら毎回助けてくれるな(笑)やっぱり親はいつまでも子どものことは心配なんやね!
死に際の生きてた頃の自分vs生きている死人(換生者)の自分。
かつての仲間達に、もう自分のことを景虎だと認識されぬ悲しみは計り知れない。
もうすでに自分は終わった側の人間。
これを自覚したからこそ、死に際の自分に打ち勝てたんでしょうね。
「命」同然だった吉祥丸が粉々に砕けても、それでも生きている景虎様。
「どうしてオレは生きてるんだ!」という切ない絶叫が胸に刺さる。
「もうなにも愛さない…」って言う景虎様が切なすぎて…
ただでさえ愛に飢えた人なのに、自分から愛そのものを手放してしまうのか。
まとめ感想
まぁ時代が時代だからしゃーないけど、今回あまりに救いようがないな…
無関係なのに死んだ者も大勢いるし、黒鳥党の人達も騙されてたからある意味被害者なのに犠牲者多いし、ミツさんせっかく助かったのに処刑なんかーい!
なんとしてでも八郎だけは救われてほしかったから、そこだけはよかったかな。あのまま殺されて終わりとかいくらなんでも可哀想すぎる。
そして、まさか晴家さんがあんな大男とは(笑)
ミラージュ本編序盤は夜叉衆みんな仲良かったのに次第に分裂していったから、仲が良い夜叉衆を求めて邂逅編読み出したけどめっちゃ仲悪かったwwww
戦で味方同士だったとかではなく、敵同士でそいつに殺されてたんだから当たり前か。そりゃ換生して間もないのにそんなすぐ仲良くなれるわけないwww
一緒に馬乗ってる時、景虎様も直江に熱さを感じてて「お前ら似たようなこと考えるなぁ」って思った。
もうなにも愛さないと決めた景虎様だけど、まさかこんな近くに将来“最愛の人”になる男がいるなんて思わないでしょうよ(笑)
あとがきにもあったように、いつ直江の心の中で景虎様の呼び方が「この者」から「あなた」に変わるんだろうか。
なんとか騒動は収まったけど、換生者には帰る場所がない。
これからも、換生者達の「生きること」や「自分達の存在のあり方」について自問自答しながら突き進んでいくんでしょうね。
で、千秋は!? いつ出てくるの?