号外あり　慶応が107年ぶり全国制覇　仙台育英は連覇ならず

第１０５回全国高校野球選手権大会は２３日、兵庫県西宮市の甲子園球場で決勝が行われ、慶応（神奈川）が仙台育英（宮城）に８－２で勝って、１０７年ぶりの優勝を決めた。

　慶応の優勝は１９１６年の第２回大会以来で、ブランクとしては史上最長となった。

慶応は一回、丸田の先頭打者本塁打などで２点を先制。二回にも丸田の適時打で１点を追加した。３－２で迎えた五回には福井の適時二塁打や代打安達の適時打などで一挙５点を追加し、打線が勢いをみせた。

仙台育英は先発の湯田が４回３失点。２番手の高橋も五回に５失点を喫するなど投手陣が打ち込まれ、史上７校目の連覇はならなかった。