遅くなりました!
ちょっと友人と遊びまわってました。
アコナイレポ、最後まで一気に行きます~!
「最初に朝と夜のRomanをやったんだけど、もうちょっと、僕が歌う曲もやろうかなと思います」
◇黄昏の賢者 Revo
今回のテーマカラーがオレンジだったのはこれだったんですね!
まさかこの曲を陛下が歌うなんて予想外すぎて。
台詞全部ありだったんですが、
「愚かな提案があるのだけれど、どうだろう。僕でよければ君の、話し相手になりたい」
とちょっと陛下風にアレンジされた口調になっていて、話し相手に王様が現れた!って感じでした。
例のにゃんにゃんダンスもありましたよ~、懐かしい……!
「このAcoustic Nightをやるってなった時、最初に声かけたの誰だと思う?」
はっきりと声は上がりませんでしたが、それは話の流れ的に。
「じまんぐなんだよね。そのじまんぐが今日ここにいない理由、これは話しておこうかな」
「前から葛藤はあったらしいんだけどね。じまんぐには昔からSound Horizonでボーカルとしてたくさん参加してもらってるけど、彼は本来シンガーソングライターで、自分で曲を書いて表現できる人なんだよ」
そうですね。じまんぐの曲もiPodに何曲も入れてます。
基本一人芝居のラジオドラマも好きだったなぁ。
「そんな大先輩のじまんぐにすごく助けてもらって、僕もすごく頼りにしてるんだけど。Sound Horizonでみんなに知ってもらって、求めてもらって……満足しちゃうって言ってたな。それでも、必要とされて求められること自体はいいことだし、僕が頼りなかったからっていうのもあると思うんだけど、僕もキャリアを積んできて、いつの間にか紅白歌手になんてなって。グラサンもだんだん大きくなってきてって」
グラサン!?
そうやってちょっと笑いを挟んでくるところが陛下らしい。
「そんな状況で、一度Sound Horizonから離れて自分の活動に専念したいって、ごめんねRevoちゃんって。そう言われたとき、寂しかったけど、嬉しくもあったのね。人は同じところには留まれないし。変化は成長の証でもあるから。Near Futureにじまんぐがいなかったら、君たちは寂しいと感じると思うけど、それは過ぎ去った時間への最大の賞賛だと思います」
賞賛か……
私は変化を受け入れにくい人間なんですが、少し救われた気がしました。
捉えようによってはちょっと、自分に言い聞かせている面もありそうだったかもしれない。
「さっきの『黄昏の賢者』は、君たちに向かって歌ってるんだけど、じまんぐに対しても歌っていました。変な話だよね、マドモアゼルとか歌ってるんだけどさwそんな気持ちで歌ってました」
君は君の地平線を目指して……
「何度も歌いこんで何とか自分のものにしようと頑張ったんだけど、最初歌ったとき『やっべ、これ違う』って思ったもんね。それだけじまんぐの表現がすごかったってことだと思います」
「じまんぐとは本当に長い付き合いで、だからこそ気恥ずかしくてなかなか言えないこともあるんだけど、よかったら『すごい仕事してくれたな』って伝えてください。自分で言えよって話なんだけどね。なかなか言えなかったりもするので、君たちが伝言してくれたらいいかなって思います」
だそうです! たくさんの人がツイートしていたのできっと伝わったでしょう。
「これは約束はしてないよ、約束はしてないんだけど、同じ道を進んでいれば……別々かもしれないけど大きく言えば音楽っていう同じ道を進んでいれば、いつかまたそれぞれのFictionがJunctionすることもあるかもしれないので」
突然の梶浦さん!?
そうか、あのライブ参加されたんでしたねそういえば。
「寂しくていいんだよ。それは賞賛だから。またFictionがJunctionする時を信じて、じまんぐの活動も応援してくれたら嬉しいです」
それはきっとありそうな未来だと思いました。
だって元々、SHは流動的な編成ですもんね。
第3の地平線からかなり空いて、第6の地平線に参加したしもつきんの例もあるし。
この話、してくれてよかったなと思いました。
Neinも本当は断ろうと思っていたというじまんぐの発言をどこかで見ていたので、次こそはいないんじゃないかなと薄々感じてはいたんですが、こうしてはっきり言ってくれたことでなんというかけじめみたいなものがついたし納得もしたし、またいつか、を素直に信じられるようになったので。
FictionがJunctionする時はきっと来ると思うし、仮に来なくたって、共有した時間と絆は変わりませんよね。
切り替えてアレンジの話に。
「ジャジーに、アダルトな感じで来たね」
「アダルトに、フランス要素も交えつつ。これ一発OKだったんで、大丈夫かなと思ってたんですが」
「他の曲はもうちょっとこうしてとか言ったけど、これは何も言わなかったね」
さて次のコーナーの準備を……と振ると運ばれてくる見覚えのある機材。
「これ見たことあるな。僕も金箔のサングラスに代えた方がいいのかな。今日は持ってきてないや」
石川限定だし見えないでしょう……w
「P席の人、始まる前になんかアンケート取られたと思うんだけど。DJ Revo、いつか公演をするので参考までにとか。それが今です。Near Futureはなかなか来ないけどこれは一瞬で来ました」
また自虐的な……w
アンケート用紙の束がスタッフさんから陛下に手渡され。
「大量の答案用紙みたいになってますが。僕がぱらぱらするので、いい感じにストップって言って」
ホーム特有のその雑な振りすごく好きですよ。w
会場「ストップー!」
「長いやつじゃないといいな。……そこそこ長いな。『冥王』」おおー!
「でも音数はまだ少ないほうだから、DJはやりやすいかもしれない」
「冥王様の声とか急に聞いたらびっくりするよね」低音で声真似してました。
◇DJ Revo『冥王』
サビの後ろのストリングスが綺麗、というのを発見しました。
あとこれ、しんせきの時と違ってどのパートメインというのが客席から指定されてるわけではないので、強調されたのは陛下視点で聞いて欲しいところだったりするかな?とか。
最後の台詞ラッシュもちょっと聞きやすくしてくれましたが、台詞だけでもやっぱり混み合ってますね。
「DJ Revoは2曲やってて、もう1曲はアンケ取らないで僕が勝手にやってるんだけど。……憧憬と屍の道、今やったら聴ける?」
どういう意味だろう、と思ったら。
「時期尚早じゃない? 君たちの発見の楽しみを妨げる可能性がある。こういう音も入ってたのかって」
ああーなるほど……。
「鍛えられた耳で聴きとって欲しいんだけど、今やって大丈夫って人?」
そう言われるとちょっと躊躇いましたが、それでも多数が挙手。
まだフルではないし……?
「多いな。じゃあ、TVサイズバージョンで、ちょっと手加減したDJでいきます」
◇DJ Revo『憧憬と屍の道』
正直私の耳はあんまり鍛えられてないと思うんですが。
きらきらした音が目立ちましたね……ウィンドチャイム?
あとレクイエムのところは、既に指摘されていた通り児童合唱団が入ってましたね。
「一瞬で終わってしまった。一瞬で終わりすぎて僕もちょっと操作を誤りました」
「これはまだまだ序章に過ぎません。フルバージョンの公開をお楽しみに」ですよねー……!
「メンバーに戻ってきてもらいましょう」
と全員を呼び込んで、一言ずつコメント。
まずらっしー。
「Revoさんの音楽の魅力を再発見するみたいな機会だったと思うので、またやらせてもらえたらと」
「こんないいホテルでやらせてもらったりしてるので、みんなのお金が溜まった頃に」切実。
「あ、そうですね」
「またCDが出たりして、いつ溜まるのかわかりませんが」
CDが出るのは嬉しいんですけど、嬉しい悲鳴というやつですね……!
田代さん。
「物事には終わりがあるんですねぇ」
「そうですね」
「あと1曲ですか」
「あと1曲です」
「残念です」
ゆったりしたテンポで可愛かった……w
「その代わりその1曲、特別なのを用意してますので」
一徹アニキ。
「自由に羽ばたかせてもらいましたが、人を困らせるような羽ばたき方はしなかったつもりです」
裏の意味がありそうなw
竹下さん。
「客席のみなさんの雰囲気がとてもあったかくて、それを初めてこんな近くで感じさせてもらって嬉しかったです」
そう言って頂けるとこちらも嬉しいです。
またろうさん。
「楽しかったですね! 皆さんも楽しかったと思うんですけど、皆さんより僕のほうが楽しかったと思いますw ちょっと間違えたりもしたんですけどw、そんなの関係なく」
「楽しんだもん勝ちですね。音を楽しむって書きますからね、音楽は」
Fukiさん。
「あと2回しかやれませんと思って来たんですよ。……今の筋肉体操みたいに言ったんですけど。1、2、3……あと2回しかやれません!って」
いまいち通じてなかったかもしれない。w
「キャラに扮さずに話をするって初めてで」
「これが標準なんだけどね」
「そうなんですか!?」
「いや、世間一般では」
「ああ、世間一般では」
陛下と歌姫の会話はちょいちょい噛み合わないことがあって面白い……w
必ずしも陛下のせいじゃないんですよねw
英子さん。
「こんなに話す回数があるなんて」
「あなたは結構喋ってると思うけどねw」
確かにそんな気はします……w長さじゃなく、1公演中のトーク回数の話なら、今回は珍しいかもですね。
刺激をもらえたという感想だったかと。
「ステージに立ってる人だけじゃなくて、スタッフの力で成り立ってるのでって僕はここでいつも言うんだけど、今回はホテルでやらせてもらってるので。昨日とか、終わった後の片付けも見てたんだけど、本当にすごい人数のホテルの方に協力してもらってるんですよ。なのでよかったら、ホテルの方にも拍手をお願いします」
そして最後の1曲。
◇栄光の移動王国 -Glory Kingdom-
一緒に歌ってください、ということだったので一緒に歌いました。
陛下たちと一緒に歌うなんていつ振りでしょう……!
王様の休日で久しぶりにローランで歌ったのも嬉しかったですが、また別の感慨がありますね。
拍手で皆さんを送り出して、いつもの最後のお言葉。
「普段は物語を伝えようとかって気負ってるところがあるんだけど、今回はそういう気負いもなく、音を楽しむっていう音楽の基本に立ち返って、しかももう間違いのないメンバーで。1人の音楽家として刺激をもらえたし、これだったら今後アコースティックアーティストとして活動していこうかと……って、しーんってなるよね。嘘でーす」
むしろ誰も本気にしてなかったのではw
「気がついてると思うけど、僕はこれまでこういう活動は全然やってこなかったのね。だからこの辺りで、大人の引き算というか、なんてことを言いながら今世に出てる最新の曲は足し算の極致みたいな曲なんだけど」
そうですね!w
「ここまで足した人今までにいたか、みたいな感じなんだけど、そのバランスも面白いと思います」
両極端なんだなぁ、とも思いますが……w幅広い表現は素晴らしいですね。
「この先が引き算なのか足し算なのか、掛け算なのか割り算なのかわかりませんが、Near Futureは確実に近づいてますし、今日の刺激もその糧になります。君たちのその楽しそうな、笑顔というか空気も糧になります」
「名残惜しいけど、また必ず、どこかで会いましょう。ありがとうございました!」
以上、アコナイ3日目レポでした!
いまいち耳が鍛えられてないし、音を表す表現力もなくて口惜しい限りですが、楽しかった雰囲気が伝わっていれば幸いです。
やっぱりストリングスとてもよかった……!
期待通り一徹さんのヴァイオリンを生で堪能しました。
陛下の言うとおりお金を貯める期間をとってもらわないと厳しくはありますが、またやってほしいなぁと思います。
ここまで文字ばっかりのレポを見てくださった方も、ありがとうございました!
すっとばした料理の話もまたいずれ……!
2019年05月03日
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