※この記事には未発売のBD「絵馬に願ひを! Full Edition」のネタバレを多く含みます。ご承知いただいた方のみ追記からどうぞ。
Sound Horizon 7.5th or 8.5th Story Concert 絵馬に願ひを!〜大神再臨祭〜
終ひの公宴 廻壱拾漆夜若しくは…
2023.06.02. @東京国際フォーラムA
あっという間に終ひの公宴が終わってしまいました……恐ろしいことにBD本編が未発売なのにロスになっている有様。だってしょうがないじゃん音源聴き込む前に生音浴びちゃったんだもの……。
さてこの日、日本列島には台風2号ことマーワーがクソヤバ規模で襲来しておりました。関東以南の各鉄道会社から計画運休の予告が出始めたり、飛行機組は強風でフライト遅延や欠航があったり。わたしは地元(静岡)の方が都内より降水量ヤバめ予報だったのと、本格的に天候が崩れるのが昼過ぎ以降だったこと、追加物販(ぬい)の列形成開始時間が14時だったので午前中に地元を出て昼過ぎ都内着予定で動いてました。高速バスの車内で午前中に勝手に待機列形成してるマナーの悪い人たちの情報を見てしまい、ブチ切れそうになりましたが。
首都高混んでて13時前に渋谷着、お昼食べて地下鉄で有楽町へ。ちょうど14時に現着しましたが、物販列形成がJR有楽町駅側から始まったので、最後尾に着いた頃には多分600番台に。濡れたくなくて地下鉄使ったせいで完全に墓穴掘りました…。ただわりと余裕でぬい買えたのでヨシ!受注販売も千秋楽後に告知出たのでまぁよしとします。絶対留守番組にも需要あるから受注してくれってご意見メールをポニキャにブン投げた甲斐があったぜ…!
ただし荷物をホテルに置きに行ったところでタライをひっくり返すレベルの豪雨に遭ってめちゃめちゃ濡れて、傘ぶっ壊れたのでホテルでビニール傘借りた。マジで風邪引かなくてよかった…。
この日は1階27列の上手寄り。とうとう2階席を一度も引けないまま終わってしまったので、照明関係の演出全然チェックできず……集合知に頼りましょう……。
0.前説
姫子の祖母(CV.深見梨加さん)が登場!深見さんは終ひの公宴のみの特別参加なので生ナレ期待してはいましたが、まさか前説からとは!
ということは千穐楽の前説は同じく終ひの公演のみ参加の大塚明夫さんでは、と予想できてしまった…(それはそう)
ケーキ屋さんになれて楽しかったとか、植物を育てて楽しかったとか姫子が嬉しそうに話していた、と言ってたので石姫ちゃんのおばあちゃんですね。そのED見れてないけどレポ見たので知ってます…植物(紫蘇という名の成長が早くていろいろヤバいアレ)育ててるのおばあちゃんに普通に話してるんだ石姫ちゃん…
おばあちゃんから見た石姫ちゃんは、素直なのは美徳だけど少々頑張りすぎてしまう癖があるので、やりすぎていたらやんわり止めてほしいとのこと。
⊿第壱参道:す(左)
1.星空へと続く…
第壱参道決定の前に、いつもの境内の映ったルート選択画面中央に「参道の記憶」の文字が追加されていました。
開演前に紗幕の向こうで見たことない黒い幕が張られてたんです…だいたいセンターから下手側にかけて…なのであっちゃんやらっしーはその幕に隠れて見えない状態でした。
なんかヤバいネタバレ仕込んでるんだろうなと思ったら、PEのBD・アプリで超低確率で引ける佐久姫ちゃん死亡ルートでした。いやこれ前情報入れてないor自力で死亡ルート引けてない人が現場見たらすごい衝撃じゃない?????ちなみにわたしはアプリでは引けましたがBDでは引けてません。あと姫ちゃん以外の死亡ルートも引けてません。嘘やんここで死亡ルートぶっ込むとか他のメンバーの死亡ルートももしかして今日ブチ込まれるの…?いや無理だが…?と正直混乱してたので、舞台上に誰がいたかとか演出面がどうのはあんまり覚えてないです。狭依ちゃん(制服)と天照美禍、あとダンサー陣がいたのは覚えてます。「スーツを着た男…」と「霊感少女ヤバい!」はギリ聞き取れました。
下手側から明夫さんの生ナレーション。「望みの結末に至るまで、何度でも巡り続けるがいい…」の後、一度暗転。EDが流れ始めてしまいます。
ステージ階段上にサカバヤシナギヒトの妻さん(飯塚杏実さん/黄色カーディガンの女性)が現れ、赤ちゃんを抱くような仕草でハミング。歌っているのはPEのBD・アプリのEDで流れている旋律と同じですが、これ「輪∞廻」と同じ主題なんですよね…PE出た時から曲聴くのに周回すること自体が輪廻の図式じゃんとか当時から思ってたんですがやっぱり…
これまでの16公宴で集めた13の因子が消えてしまい、天照美禍が語る。「15の輪廻を繰り返す貴方に、避けられない運命、歪んだ執着を断ち切りたいなら…16の因子を集めなさい。次はもっと上手に生きられますように…」
Neinの最初の告知で出た文言がここで。思えばもう8年半くらい前なんですね…。
そして参道の記憶を呼び戻すため、P大神に課せられたのは5月30日の公宴で発表された「捌桁の数字」、「75858249」を打ち込むこと。
スクリーン中央には赤い文字で下から「壱弐参 肆伍陸 漆捌玖」と数字が。解読した時電卓の数字の並びだなと思ったんですが、集計端末の数字ボタンの並びは電話と同じだったので(上の段から1)嫌なフェイクだな…と思った一般大神です。
かくして摂理は捻じ曲げられ、参道の記憶が呼び戻される。「やり直された」その参道で語られるのは…
⊿第壱参道:す(左)
2.星空へと続く坂道
摂理が捻じ曲げられたので何事もなかったかのようにいつも通り駆け出す佐久姫ちゃん。今日もとても可愛いしお歌が上手い。
「咲く花や 散りぬるを」から入ってくるダンサー陣のパートもすごい好きなんだなぁ…
今になってPE盤の音源を聴き返すと、生歌での佐久姫ちゃんの感情の乗り方がほんとに凄いなぁと。走りながら歌ってる箇所あるしね…
あとこの日は追加メンバーの高桑さんの篠笛が「諦めながら生きてた」あたりから加わって、音が通る分会場の空気が引き締まったのがダイレクトに感じられてより特別感。
3.狼欒神社
確信をもって期待していましたが明夫さん生ナレの狼欒神社!個人的に会場で明夫さん生ナレほぼ初めてでは…?領復名古屋行ってなくて横浜多分明夫さんいなかったから初……うわやば……
ちなみに衣装は楽団員と同じ狩衣です。過去の生誕祭のローランコートのイメージが強いので、和装のお衣装着て頂けただけで満足です……明夫さんが立ってたのは確かステージ階段上の下手側。
終ひの公宴のみ参加ゲストメンバーがいるので編曲パワーアップ!ということで、いつもならアニキソロ→ヒデちゃんソロ(ギター)なんですが、この日はS.sx中ヒデヒトさん→ヒデちゃんソロでした!それ以外にもところどころで高桑さんの篠笛が荒ぶってるぜ!
今までアニキソロの時散々暴れ回ってた(賑やかし的な意味で)一徹ニキが大人しくて逆に違和感なくらいだったんだけど、どんだけはっちゃけてたんだろう一徹ニキ…。
この日で上手側の席ラストだったので例によって東間さんを見てました。犬彦とのわちゃわちゃも好き…。結局神社関係者をろくに見ないまま終わったんだけどそんなことある?????
4.夜の因業が見せる夢
イントロいきなり中さんのソロ(S.sx)、からの「葦の小舟に〜」からの裏で高桑さんの篠笛対旋律ソロ!贅沢!!!!!
この曲ストリングスのハーモニクスも綺麗なんだよな…BD延期したせいで全体的にとにかく視覚情報に意識を持っていかれがちで、音の豊かさに何も考えずに浸る時間をあんまり作れなかったのが今回のコンサート本当に悔しい……
あとこの日P大神解釈選択バトルがかなり接戦で、この時の票差が7票差でした。大社ルートに至っては2票差が2ヶ所。結果として新規ルート開拓成功したんですが、投票結果出た時会場一同息飲んだのが分かりました…。
5.暗闇を照らすヒカリ
イントロの弦に覆い被さるように入ってくる篠笛も当然高桑さんソロ。もしかしなくてもこのコンサート、ゲストで一番忙しいの高桑さんでは……。
記念祭の時にTwitterで書き散らかしたので書いた気になってたけどブログ用の記事で書いてないダンサー陣振付いっぱいありすぎて、既出もいいとこだけど今から盛るしかないことに気付きました。「嗚呼 この世界にはどれほどの〜」からのあゆさん蘭さんのマリオネットダンスが記念祭の時からダントツで好き。記念祭で最初見た時泣きそうになった。何しろ朝夜の文脈だし……。
「涙を溶かせるなら 海となるでしょう」で、マリオネットの糸が切れたように崩れて流れ落ちるように捌けていく様が物哀しくてそこも好きです。
「絵馬の願いが〜」からの語りパート、途中で中さんのサックスが入るの忘れててあっやばい見なきゃ!となったのは反省。
この日の咲那美さんはヒルコ、アハシマ、ほむらを殺したP大神だけではなく、最後に「ノエルを救えなかったのはお前のせいだ!」とP大神を座席指定で指名してきました。人によってはNoëlのことかなりの傷になってるからその辺でやめてもらっていいですか……祖母(※NeinBD特装盤の箪笥オーナー)のライフはもう0よ……
6.生と死の遊戯盤
子役ちゃんの出演時間の都合(メタい理由)で生きているのはボクだけなんだろ?が来ると思っていたので、一瞬あれ!?と思っちゃいました。この日は水野くんはお休み。
未だに視覚情報頼みで音方面の記憶がマジでろくでもないので、普通に早くBDが欲しいです。予習してからコンサート迎えたかった……
7.西風のように駆け抜けろッ!
冒頭で佐久姫死亡ルートに突入してしまったので、この後の信徒ルートでも死亡ルートぶっ込まれたらどうしようとヒヤヒヤしながら見てたんですが、犬彦は無事にこの曲を歌い終えました。本当によかった…犬彦死亡ルート引けてないからどんな感じか知らなくて「猫が寝込んだ」って歌い出すまでガチで祈ってた…
「夏草薫る縁側で」の箇所、裏で鳴ってるお祭りのお囃子の旋律が高桑さんソロ。美味しい〜!
今まであえて書いてなかったけど、「ぶっちゃけ俺はよく覚えちゃいねぇw」のとこでおいマジかよって顔でズッコケる池島さん&東間さんコンビが好きです。
っていうか東間さんばっか見てたせいで池島さんのパートの記憶ほとんどないのアホすぎません?????
8.生という名の罪過
罪過!ということはイントロのミュートトランペットが正則先生のソロ!
須久奈キャットクリニックのナースさんたち(木内さん&灰野さん)がいつにも増して色気強めだったの気のせいですか?気のせいですね…
前回回想シーンで東間さんが誰役だったのか覚えてなかったので見てたら、あゆさん(犬彦のバァちゃん)が事故に遭うシーンであゆさんを下手袖にリフト→そのままシームレスに犬彦に絡むガラの悪い奴ら役、スワタケが出てきたあたりで下手に捌ける、な感じでした。「バァちゃん子に育った」で歌い方が幼くちょけた感じになる犬彦が好き。
スワタケ、この日はグラスではなくビニール袋に入った何かをカウンターを滑らせるようにして犬彦に渡してました。いかにもダメなやつじゃんそれ。
ラストは犬彦に赤ピンスポが当たり、発狂したように笑って終了。客席側へのリアクションはなかったと思います。
9.私の生まれた《地平線》
「お酒を飲まない堅物な父が〜」のパート、いつもはダンサー池島さんが演じている姫子パパ役が明夫さんでした!!!衣装はグレーの背広。姫子の母であるカヤノさんを亡くしたことをかなり悔いている様子。
この日ようやく東間さんが中盤姫子をからかうクラスの男子をやってることに気付きました。(※記念祭ではしぶっちこと渋谷宣宏さんパート)ダンサー陣の中で一人だけ他メンバーと歳が離れててお若いせいか、クソガキ感溢れる男子役が気持ち多かった気がします。生意気な小学生男子演じた直後に余韻を残さずぱっと踊り手に切り替えられるの、本業役者さんさすがです…!
アウトロも当然のように高桑さんソロ。2日連続で高桑さんの生音を浴びたら既存音源で満足いかなくなってしまうのでは…?
10.紫青の参道
紫青の参道も高桑さんの篠笛が追加になってました!結構ゴリゴリロックサウンドが前に出てきてる印象が強かったので、篠笛が乗ってくるとまた色合いが変わります。
ラストの「わを〜ん!」で高桑さんもちゃんと決めポーズ参加してたの良き…!
⊿第弐参道:す(右)
11.星空へと繋ぐ坂道
いつも石姫ちゃんから目が離せないけど、多くてあと2回しかないんだし音だけに浸りたい…!と自分とバトルするのが大変でした。音だけにも浸りたいしダンサーさんも見たい…やっぱり自分の目が2個しかないのが悪いんだ…
12.狼欒大社
神社の時点である程度予測できてましたが梨加様の生ナレ!衣装はこちらも狩衣。上手側なので袖が水色。記憶が違ってなければ、ダンサー女性陣は赤い袴履いてるけど梨加様は普通に狩衣でした(ストリングス女性陣とお揃いの衣装かな?)明夫さんと対称に、ステージ階段上の上手側でした。
大社のソロはらっしーと正則先生!もともとこの曲には金管楽器は入っていないので、トランペットソロは終ひの公演用に編曲されたもの。音源…ください…!
能楽関係者さんの歌唱がラスト荒ぶり気味だったような。
13.夜の罪咎が見せる夢
罪咎のイントロも当然中さんのソロ!ほんとにこの曲はひたすら音に浸ってたい…。
前半も大神解釈集計結果が僅差だったんだけど、ここの投票はなんと2票差でした。デバッグ参加して実質投票放棄(1と3以外の数字を押してる)してる勢もちらほらいるとはいえ、さすがに2票差はスリリングで解釈選択バトルしてる感強くてよかったです。大宮でも思ったけど、同票だったらどうなってたんだろう…
14.希望の詩
イントロで草葉の陰(ステージ階段上)から「絶対に許さない…!」って言ってる咲那美さん相変わらず怖い。同時に坂那美さんの両隣でサイドステップ踏みながら双子役で踊ってるあかねさん&みなみさんが可愛い。この後綺麗なお二人がギャン泣きするのも紀元先生の振付の妙義!
15.私の見つけた《地平線》
第壱参道でなんとなく察してはいたのですが、この曲の石姫パパもいつもは洋介さんがやってるところ明夫さんでした。同じく背広。「おいおい、がっつかなくてもケーキは逃げないぞ」が生芝居で聴けて幸せ。
あと井坂さんがそれほど身長が高いわけではないの今までそんなに意識してなかったんだけど、明夫さんが身長かなり高いので姫ちゃんちっちゃ!!!???って思ってしまった。おかしいな洋介さんも結構身長高めのイメージあるんだけどな…
16.太陽を目指して飛べばいい
大社組ダンサー陣によるピクトグラム再現パートが本当に好きです。特にみなみさんの跳躍姿勢固定、あまりにも美しい…
何回聴いても木内さんの高音、ぴんと張った弦から狙い澄まして飛んでゆく矢のような印象を受ける。好き……というかもうすでにYouTubeの視聴音源が若干物足りないんですが、主宰は責任取ってください。
この日の天野師弟、絵馬を掛ける直前に窓ちゃんが「こんな景色見せてくれてありがとな」って言ってて、絵馬掛けた後に御影ちゃんが「ねぇ、窓ちゃん」と窓ちゃんを呼び止め、「いつもありがとっ」とチャーミングにお礼を言うのが大変尊かったんですが、それフラグじゃないですよね…?
なんとここの大神解釈集計結果も2票差。P大神、この状況で新規EDルート勝ち取るのマジパネェっす…!
17.太陽を盗んだ女
6公演めの参戦でようやく聴けました。一時はFE円盤発売まで聴けずに終わるかもしれないと覚悟していました…よかった現地で聴けて…。
冒頭は上手側(ストリングスの前辺り)に机が置かれ、上手側に久延さん、下手側に御影ちゃんと窓ちゃんが並んで座ってインタビューを受けるシーンから。本当はここ子役ちゃん(綾ちゃん麻帆ちゃん)が追いかけっこしてたらしいんですが、この日は平日公演で第弐参道ということもありタイムアップのためあかねさんとみなみさんが追いかけっこ。あやまほ見たかった……。
「気付けば勝負は 勝ち越し!」のとこ、トランペットのファンファーレ生でした。やったね!
続いての喫茶店でのシーンで、ピンクの服のギャルとデニムジャケットのギャル(トミナガココロさん&行徳麗奈さんのコンビ)が噂話をしながら登場。やっと本編中で拝めた……。
おいもトラップ事件のとこ御影ちゃん結構しっかりめにコケてたね…コケる演技大変だからマジですごいと思う。
そしてパラリンピックが終わり、念願の金メダルを獲った御影ちゃんは再び久延さんの取材を受けることに。海外で「メダル泥棒」と揶揄されていることを取材時点で把握していた御影ちゃんは、「首洗って待ってろよ!」と4年後のヴェルセーヌを目指すことを公言します。
「よだかの星」のサビのフレーズを鼻歌で歌いながら、ひとり白杖を使って道を歩いていた御影ちゃんは、猛スピードで飛ばすバイクに撥ねられてしまいます。「どこ見て歩いてんだ、大事な集会に遅れちまうじゃねーか!」と吐き捨てて走り去るその男の声は、猿田犬彦によく似たものだった……
力なく横たわる御影ちゃんのもとに辿り着く窓ちゃん。窓ちゃんに赤いピンスポが当たって、彼は明らかに「こちら」を認識し始めます。「結局……こんな結末のために俺たちは走ってきたのか!?……ははははは!……おい、そこで見てるんだろ!?狂った観客たちよ!これで6度目だ!人の夢が壊れる音を聞くのはそんなに楽しいか!……第三の道を探せ。さもなくば、そんな神などこの地平に要らぬわ!!」いつの間にか近づいてきた月人からバットを受け取り、振りかざしたところで暗転だったと思います。
市川さん、SHではこれまでヴァルターさんとかパン屋の親方とか白髭先生とか基本的に心持ちが優しくて献身を厭わない人物の役柄が多かったので、「怒り狂う」という側面での演技を見たことがなく、余計に虚しさと怖さを感じてしまった……。
あと窓ちゃん的にはこの結末6回目かもしれないけど、わたし個人としては初めてだったんだ…許して…一般大神だったから選択権なかったし…という言い訳。
18.ある祖母の告白
姫子の祖母(深見梨加さん)の長回しの一人芝居。臙脂色に近い色の留袖だったような。ともかくジャケイラの中央奥にいるおばあちゃんの衣装です。
相模大野でのスドウセリの告白と違って、舞台上には紗幕が引かれたまま、紗幕には水面の映像が投影されていました。記憶の水底…。
お仏壇の鐘を鳴らしたところから始まるその告白から、おばあちゃんはわりあい早くに夫と死別し、娘ーーカヤノさんを女手ひとつで育てた、ということ。亡き夫に対して穏やかに語るその口調から、夫や娘に対する想いの大きさが察せられます。
娘のカヤノさんは身体が弱く、医者からは大人になるまで生きられないかもしれないと告げられる。「それを聞いて私は、きんぞうが…いえ、心臓が止まってしまうかと思いました」
待て待て待て主宰、懐かしのRLBDCきんぞうネタを他人にやらせるんじゃあない!!!!!
※きんぞう…2012/11/25に開催されたRevo Linked BRAVERY DEFAULT Concertの夜公演で、MC中客席から「スベってー」と言われたRevoさんが反論する際に噛んだため生まれた単語。「やめてよ!きんぞうが…きんぞう?違う!心臓がきゅうううんってなっちゃうじゃないか!」
終演後偶然会った相互フォロワーさんと話した時にこの話題出したら、「私も思ったけど10年以上前のMCネタが即出てくる時点で古参だよ…」と言われ……おかしいなミラコンすら行ってないんだから古参を名乗れるはずが……
成人したカヤノさんが結婚すると言い出した時も姫子を産むときも、おばあちゃんは猛反対したけどカヤノさんはそのまま押し切ったそう。◯◯家(聞き取れなかった)と石長家は廃仏毀釈の折から犬猿の仲、婚姻など本来許されない、と意固地になって反対し、そのまま喧嘩別れのようになってしまったと。
もしかしてカヤノさん、実家が寺なのに神社に嫁入りしようとして実家と揉めてしまったんじゃなかろうか。お寺はお嫁入りの場合は在家(一般家庭)や仏教内で宗派が違ってもそんなに問題にならない場合もあるようだけど(臨済宗と曹洞宗は禅宗同士なので特にそう)、廃仏毀釈の頃からってことは檀家さん無理やり改宗させられて…くらいの無茶苦茶が過去にあったのかもしれない…
おばあちゃんは、本当は娘が自分から離れていってしまうことに耐えられなかったのだ、と続ける。今もなお愛別離苦の執着に囚われているのだと。神道に加えて仏教の要素も入ってくるのね…これはなかなか向き合うのに骨が折れそう。おばあちゃんの話の続きはBDで。
声だけで間違いなく一人の人物のこれまでの人生と想いを語り上げる職人技、さすがでございました……チケ代の元取るどころか足りなくないですか……
19.《祝い酒に隠し味を足してあげる理解者?》な男
タイトルっぽい文章長げーよ!!!!!って思いました。歌詞も長めの当て字が多くて追うの大変だったけど、序盤で月人が「親切な」を連呼していたので多分だけど読みは「親切な男」だと思います。FE出たら答え合わせですね。
待望の(?)月人逮捕ルート。ここ数年でJKに手を出す教師が完全に地雷になっていたのもあって、今までおまわりさんこっちです!!!!!って感想書きまくったけど本当に逮捕されてたのざまぁ(※個人の主観です)。
冒頭、下手側に月人、上手側に佐久姫ちゃん(制服)が向かい合って開始。スクリーンには面会室のあの会話口だけ穴が開いてるアクリル板の画像が投影されてました。
月人が逮捕され、佐久姫ちゃんのクラスは諸事情で学級閉鎖になっている模様。学級閉鎖の理由が月人の逮捕なのか、別の理由(コロナなどの感染症その他)なのか、見た感じちょっと判然としないのでBD待ちです。
月人は取り調べを受けている際、「母親の姓を名乗っていても、この父親にしてこの子ありだな」みたいなことを刑事に言われていたので、出生名がサカバヤシ月人(父親がナギヒト)、「生と死の遊戯盤」でナギヒトが妻(=月人の母)を傷害致死したとして逮捕された事件の後、母方の旧姓である須久奈姓を名乗ったと見るのがある程度辻褄が合いそう。猫殺しなのか親殺しなのか未成年への淫交なのか罪状は分かりませんが、とにかく何らかの証拠らしきものがあったから勾留まで行ってるんだろうな…。ボクは無実だみたいなこと言ってましたが、大神側からするとお前を無実と見るのは(佐久姫への数々の所業があるので)ちょっと無理筋ですね……感。
二人が交互に同じ旋律を歌うんですが、「身を焦がす不屈の競技者」の窓ちゃんの「何のために走ってきたのか〜」のフレーズから「朝と夜の物語」の旋律にシームレスに移っていくようなメロディラインをブッ込まれて頭抱えました。なんて事しやがるあのグラサン…
先生は本当に愉快だったんですか、と問う佐久姫に、「本当は愉快だと思ったことは一度もなかった」と吐き捨てる月人。楽曲の前の石碑の文言を見るに、「この関係が共依存だったとしても」とか「寄り添える存在に」みたいな表現があったので、このルートの佐久姫は月人にどうしようもなく切り離し難い情を抱いてしまっている様子。JKが留置場に通い詰めるもんじゃないよ…。
佐久姫に「聖母にでもなったつもりか!?」と逆ギレする月人。何なんやお前ツラ貸せやとか思っちゃいましたが獄中でしたね…。
最終的に月人は「キミはもうここに来るんじゃない」と佐久姫を突き放し、彼女はその場に崩れ落ちます。それにしても他のルートでさんざん佐久姫に「自分のものだ」と一方的に主張しておいて、いざ佐久姫の情が明確に自分の方に向いたら解釈違いで切り捨てるの、お前面倒くさい男で片付けられる範疇を超えてるぞ…責任くらい取れや…いやでもJKに手を出す成人男性地雷だからやっぱダメです…
個人的になんですが、月人にはハガレンのゾルフ・J・キンブリーくらい理知的で自分の異質さをよく把握しているサイコパスを期待していたので(この辺は生きボクで後天的に自己防衛のために他者への加害性を研ぎ澄ましつつ、世間体良く過ごしてたって背景を噛み砕いてなかったので、自分の読解力不足…)自分が執着していた娘に図星な指摘されて逆ギレするのはちょっと浅慮だぞ!とか思ってしまった……それにしてもこの情報量でまだBD未発売って狂ってんのかあのグラサン……。
ラストはすずかけ児童合唱団さんのコーラスで「永遠の少年」の「ラン、ランラン、ランラン…」のフレーズ。これで頭抱えずにいられるかちくしょー!
20.メンバー紹介
下手袖から登場したれぼさん、開口一番「ふざけんなよフランシスコ…!」※2013年のハロパの時の台風
国際フォーラムすごく人気ある会場だからかなり前から押さえてるんだよ、取れない時もある、台風来るって知ってたら取らないよこんな日に!台風の中来てくれてほんとにありがとう!!!って言ってました(それはそう)
冒頭の死亡ルートも含め結構な人数が出られたこの日、反省会メンバーとして召喚されたのは大原よしのさん。れぼさん「よ〜しのんのん♪あ、ビバノンノンみたいに呼んじゃった」
やっちー「なんかいつの間にか終わってましたぁ」
れぼさん「もしかしてだけど…呑んでるうちに出トチったんじゃないの〜?」
上手から登場したよしのん(やっちー)、両手にジョッキ持ってた。酔うとめんどくさい系女子やっちー、かなり強気にれぼさんに迫るため、女子にタジタジしてる主宰の図を見られて大変面白いので良き。
「こ、これは…やっしーくんの飲みかけのビール…!?(すごくオタク仕草)」「えへへ〜、Revoさん飲みます?」「大丈夫?これ僕炎上しない?」炎上しない?を多分二重の意味で言ってるれぼさんじわる。このあと飲み干したんだけど飲み干す演技がじわじわ来る下手さで面白かった…。
れぼさん「さて、もう一人誰を呼ぼうかな」
やっちー「やっしーさん!出番なかったじゃないですか!」
れぼさん「うーん、歌い手はねぇ、神社と大社歌う組はそこで出番カウントするんだけど…しょうがないイレギュラーだ!」
れぼさん、やっちーの押しに折れてやっしーことピコさんを召喚。同じく上手側から出てきたピコさん、やっちーの姿を見るや否や袖に引っ込んだので、やっしー的にはやっちーにかなり苦手意識があるのかもしれない。
結局引き摺り出されたピコさん、お酒についての話を振られて「記憶なくした時があるんですよね」……それはもしかして相模原のやっちーに薬盛られた回の記憶では……。
れぼさん「ピコちゃん語り部Revoと飲みに行ったらしいね」
ピコさん「そうなんですよ。Revoさん、マッカランをここからここまで飲んでました」
れぼさん「その話しちゃう?(にこにこ顔)」
ピコさん曰く、ハセガワさんが大事な人にマッカランの12年を贈ることにしているーーという話をしていたところ、そのお店にマッカランの12年以外にも15年とか18年とかいろんなヴィンテージが揃っていたらしく、「じゃあ飲み比べしようかな」の流れになって結局6種類くらい(お店に置いてたマッカラン全種)飲んだらしいです。スモーキーとかスパイシーとかちゃんと風味のレビューコメントしてたとのこと。ほんと呑兵衛だな主宰!
Revoさんのプライベートに近い話あんまり出てこないので、お酒好きであろうピコさんが呑みに付き合ってくれてるエピめちゃくちゃありがたい。ちなみにピコさんはその席で赤兎馬呑んだらしいです。酒呑みエピソードもっとちょうだい!
結局ピコさんは一応出番があった組なので袖に戻ることになり、その後の展開として①やっちー一人でメンバー紹介②主宰が一人で③やっちー&れっちーで、の選択に。やっちーが一人ではさすがに不安だということで、やっちー&れっちーで紹介と相成りました。
れぼさん「今日は追加メンバーもいるからいつもと段取り違うからね!間違えても酒のせいじゃないぞ」←フラグ
れぼさん、映像出演者とバンメンの順番を間違えてらっしーの紹介がちょっと遅れる。しっかりフラグ回収してましたねぇ!
あっちゃんは青髭ベース、らっしーは石畳、アニキは朝夜ギターをやってくれました。ヒデちゃんはアヒルのあっちゃんのお散歩。いやヒデちゃん安定の自由すぎん?麒麟さんが11文字だったはず。
明夫さんと梨加様呼ばれた時拍手がいっとう大きくて、二人とも出演久しぶりだもんね…今日のお芝居素晴らしすぎでした…!の気持ちが客席から溢れててとても良かった…。
21.即ち…光をも逃さぬ暗黒の超←重↓力↑
出番なし組が呼ばれたところでハセガワさんが前に出ようとして犬彦に止められてるのじわる。犬彦がこの人数のツッコミを一人で引き受けてるの絶対バグでしょ…主宰がボケ寄りだからツッコミに回れてかつ前に出て行ける性格のキャラクター少ないのか…?
明夫さん、2階席に向かって「落ちるなよ」ってさりげなく言ったのがあまりにもいい声すぎて、キャスト陣もことごとく落ちてたしれぼさんにも「これを聴きたいがために落ちるまである」くらいのこと言われてたな…
明夫さんと梨加様に無茶振りしようとしたれぼさん、お二方から反論を受けて「明日やってもらいます」とのこと。代わりに指名されたのはよしのんと塚越さんでした。
よしのんは「超←重↓かんぱ〜い↑」、塚越さんはその身体能力を存分に期待させておいて学ラン月人のカメラ撮影ポーズでした。ネタ説明してる時に後ろで達平くんが同じポーズしててとても良き。
最後のお話コーナーで、記念祭の時に絵馬掛け所やりたかったけどやれなかった、本当は中さんや高桑さんも呼びたかったけど今より感染症対策が厳しい時期で、人数を絞らなきゃいけなかったから演奏の頻度の関係もあって諦めざるを得なかったし、客席も間隔空けなきゃいけなかったしでやれなかったことがたくさんあった。けど今やれてる、みんなが絵馬掛けてる姿そのものが僕の願いだ、願い叶った!って言ってたのは刺さったなぁ…あの形でも3部のPE組セルフカバー祭りはだいぶ満足度高かったけど、Revoさんは大人数板に乗せて生音多めでやりたかったんだな、としみじみ。
ところで記念祭3部の既存曲セルフカバー部門すごくよかったから今すぐ絵馬メンで領拡系ライブやっていただけません?男性陣オンリーor男女混合カバー超聞きたいんですが…
超とっ散らかった感想で多分書き漏らし大量にあるけどとりあえず週末までに千穐楽の感想上げないとFE来ちゃうヤバい!ということで取り急ぎ上げます。余裕あったら加筆とか補記するけど多分無理です…。
Sound Horizon 7.5th or 8.5th Story Concert 絵馬に願ひを!〜大神再臨祭〜
終ひの公宴 廻壱拾漆夜若しくは…
2023.06.02. @東京国際フォーラムA
あっという間に終ひの公宴が終わってしまいました……恐ろしいことにBD本編が未発売なのにロスになっている有様。だってしょうがないじゃん音源聴き込む前に生音浴びちゃったんだもの……。
さてこの日、日本列島には台風2号ことマーワーがクソヤバ規模で襲来しておりました。関東以南の各鉄道会社から計画運休の予告が出始めたり、飛行機組は強風でフライト遅延や欠航があったり。わたしは地元(静岡)の方が都内より降水量ヤバめ予報だったのと、本格的に天候が崩れるのが昼過ぎ以降だったこと、追加物販(ぬい)の列形成開始時間が14時だったので午前中に地元を出て昼過ぎ都内着予定で動いてました。高速バスの車内で午前中に勝手に待機列形成してるマナーの悪い人たちの情報を見てしまい、ブチ切れそうになりましたが。
首都高混んでて13時前に渋谷着、お昼食べて地下鉄で有楽町へ。ちょうど14時に現着しましたが、物販列形成がJR有楽町駅側から始まったので、最後尾に着いた頃には多分600番台に。濡れたくなくて地下鉄使ったせいで完全に墓穴掘りました…。ただわりと余裕でぬい買えたのでヨシ!受注販売も千秋楽後に告知出たのでまぁよしとします。絶対留守番組にも需要あるから受注してくれってご意見メールをポニキャにブン投げた甲斐があったぜ…!
ただし荷物をホテルに置きに行ったところでタライをひっくり返すレベルの豪雨に遭ってめちゃめちゃ濡れて、傘ぶっ壊れたのでホテルでビニール傘借りた。マジで風邪引かなくてよかった…。
この日は1階27列の上手寄り。とうとう2階席を一度も引けないまま終わってしまったので、照明関係の演出全然チェックできず……集合知に頼りましょう……。
0.前説
姫子の祖母(CV.深見梨加さん)が登場!深見さんは終ひの公宴のみの特別参加なので生ナレ期待してはいましたが、まさか前説からとは!
ということは千穐楽の前説は同じく終ひの公演のみ参加の大塚明夫さんでは、と予想できてしまった…(それはそう)
ケーキ屋さんになれて楽しかったとか、植物を育てて楽しかったとか姫子が嬉しそうに話していた、と言ってたので石姫ちゃんのおばあちゃんですね。そのED見れてないけどレポ見たので知ってます…植物(紫蘇という名の成長が早くていろいろヤバいアレ)育ててるのおばあちゃんに普通に話してるんだ石姫ちゃん…
おばあちゃんから見た石姫ちゃんは、素直なのは美徳だけど少々頑張りすぎてしまう癖があるので、やりすぎていたらやんわり止めてほしいとのこと。
⊿第壱参道:す(左)
1.星空へと続く…
第壱参道決定の前に、いつもの境内の映ったルート選択画面中央に「参道の記憶」の文字が追加されていました。
開演前に紗幕の向こうで見たことない黒い幕が張られてたんです…だいたいセンターから下手側にかけて…なのであっちゃんやらっしーはその幕に隠れて見えない状態でした。
なんかヤバいネタバレ仕込んでるんだろうなと思ったら、PEのBD・アプリで超低確率で引ける佐久姫ちゃん死亡ルートでした。いやこれ前情報入れてないor自力で死亡ルート引けてない人が現場見たらすごい衝撃じゃない?????ちなみにわたしはアプリでは引けましたがBDでは引けてません。あと姫ちゃん以外の死亡ルートも引けてません。嘘やんここで死亡ルートぶっ込むとか他のメンバーの死亡ルートももしかして今日ブチ込まれるの…?いや無理だが…?と正直混乱してたので、舞台上に誰がいたかとか演出面がどうのはあんまり覚えてないです。狭依ちゃん(制服)と天照美禍、あとダンサー陣がいたのは覚えてます。「スーツを着た男…」と「霊感少女ヤバい!」はギリ聞き取れました。
下手側から明夫さんの生ナレーション。「望みの結末に至るまで、何度でも巡り続けるがいい…」の後、一度暗転。EDが流れ始めてしまいます。
ステージ階段上にサカバヤシナギヒトの妻さん(飯塚杏実さん/黄色カーディガンの女性)が現れ、赤ちゃんを抱くような仕草でハミング。歌っているのはPEのBD・アプリのEDで流れている旋律と同じですが、これ「輪∞廻」と同じ主題なんですよね…PE出た時から曲聴くのに周回すること自体が輪廻の図式じゃんとか当時から思ってたんですがやっぱり…
これまでの16公宴で集めた13の因子が消えてしまい、天照美禍が語る。「15の輪廻を繰り返す貴方に、避けられない運命、歪んだ執着を断ち切りたいなら…16の因子を集めなさい。次はもっと上手に生きられますように…」
Neinの最初の告知で出た文言がここで。思えばもう8年半くらい前なんですね…。
そして参道の記憶を呼び戻すため、P大神に課せられたのは5月30日の公宴で発表された「捌桁の数字」、「75858249」を打ち込むこと。
スクリーン中央には赤い文字で下から「壱弐参 肆伍陸 漆捌玖」と数字が。解読した時電卓の数字の並びだなと思ったんですが、集計端末の数字ボタンの並びは電話と同じだったので(上の段から1)嫌なフェイクだな…と思った一般大神です。
かくして摂理は捻じ曲げられ、参道の記憶が呼び戻される。「やり直された」その参道で語られるのは…
⊿第壱参道:す(左)
2.星空へと続く坂道
摂理が捻じ曲げられたので何事もなかったかのようにいつも通り駆け出す佐久姫ちゃん。今日もとても可愛いしお歌が上手い。
「咲く花や 散りぬるを」から入ってくるダンサー陣のパートもすごい好きなんだなぁ…
今になってPE盤の音源を聴き返すと、生歌での佐久姫ちゃんの感情の乗り方がほんとに凄いなぁと。走りながら歌ってる箇所あるしね…
あとこの日は追加メンバーの高桑さんの篠笛が「諦めながら生きてた」あたりから加わって、音が通る分会場の空気が引き締まったのがダイレクトに感じられてより特別感。
3.狼欒神社
確信をもって期待していましたが明夫さん生ナレの狼欒神社!個人的に会場で明夫さん生ナレほぼ初めてでは…?領復名古屋行ってなくて横浜多分明夫さんいなかったから初……うわやば……
ちなみに衣装は楽団員と同じ狩衣です。過去の生誕祭のローランコートのイメージが強いので、和装のお衣装着て頂けただけで満足です……明夫さんが立ってたのは確かステージ階段上の下手側。
終ひの公宴のみ参加ゲストメンバーがいるので編曲パワーアップ!ということで、いつもならアニキソロ→ヒデちゃんソロ(ギター)なんですが、この日はS.sx中ヒデヒトさん→ヒデちゃんソロでした!それ以外にもところどころで高桑さんの篠笛が荒ぶってるぜ!
今までアニキソロの時散々暴れ回ってた(賑やかし的な意味で)一徹ニキが大人しくて逆に違和感なくらいだったんだけど、どんだけはっちゃけてたんだろう一徹ニキ…。
この日で上手側の席ラストだったので例によって東間さんを見てました。犬彦とのわちゃわちゃも好き…。結局神社関係者をろくに見ないまま終わったんだけどそんなことある?????
4.夜の因業が見せる夢
イントロいきなり中さんのソロ(S.sx)、からの「葦の小舟に〜」からの裏で高桑さんの篠笛対旋律ソロ!贅沢!!!!!
この曲ストリングスのハーモニクスも綺麗なんだよな…BD延期したせいで全体的にとにかく視覚情報に意識を持っていかれがちで、音の豊かさに何も考えずに浸る時間をあんまり作れなかったのが今回のコンサート本当に悔しい……
あとこの日P大神解釈選択バトルがかなり接戦で、この時の票差が7票差でした。大社ルートに至っては2票差が2ヶ所。結果として新規ルート開拓成功したんですが、投票結果出た時会場一同息飲んだのが分かりました…。
5.暗闇を照らすヒカリ
イントロの弦に覆い被さるように入ってくる篠笛も当然高桑さんソロ。もしかしなくてもこのコンサート、ゲストで一番忙しいの高桑さんでは……。
記念祭の時にTwitterで書き散らかしたので書いた気になってたけどブログ用の記事で書いてないダンサー陣振付いっぱいありすぎて、既出もいいとこだけど今から盛るしかないことに気付きました。「嗚呼 この世界にはどれほどの〜」からのあゆさん蘭さんのマリオネットダンスが記念祭の時からダントツで好き。記念祭で最初見た時泣きそうになった。何しろ朝夜の文脈だし……。
「涙を溶かせるなら 海となるでしょう」で、マリオネットの糸が切れたように崩れて流れ落ちるように捌けていく様が物哀しくてそこも好きです。
「絵馬の願いが〜」からの語りパート、途中で中さんのサックスが入るの忘れててあっやばい見なきゃ!となったのは反省。
この日の咲那美さんはヒルコ、アハシマ、ほむらを殺したP大神だけではなく、最後に「ノエルを救えなかったのはお前のせいだ!」とP大神を座席指定で指名してきました。人によってはNoëlのことかなりの傷になってるからその辺でやめてもらっていいですか……祖母(※NeinBD特装盤の箪笥オーナー)のライフはもう0よ……
6.生と死の遊戯盤
子役ちゃんの出演時間の都合(メタい理由)で生きているのはボクだけなんだろ?が来ると思っていたので、一瞬あれ!?と思っちゃいました。この日は水野くんはお休み。
未だに視覚情報頼みで音方面の記憶がマジでろくでもないので、普通に早くBDが欲しいです。予習してからコンサート迎えたかった……
7.西風のように駆け抜けろッ!
冒頭で佐久姫死亡ルートに突入してしまったので、この後の信徒ルートでも死亡ルートぶっ込まれたらどうしようとヒヤヒヤしながら見てたんですが、犬彦は無事にこの曲を歌い終えました。本当によかった…犬彦死亡ルート引けてないからどんな感じか知らなくて「猫が寝込んだ」って歌い出すまでガチで祈ってた…
「夏草薫る縁側で」の箇所、裏で鳴ってるお祭りのお囃子の旋律が高桑さんソロ。美味しい〜!
今まであえて書いてなかったけど、「ぶっちゃけ俺はよく覚えちゃいねぇw」のとこでおいマジかよって顔でズッコケる池島さん&東間さんコンビが好きです。
っていうか東間さんばっか見てたせいで池島さんのパートの記憶ほとんどないのアホすぎません?????
8.生という名の罪過
罪過!ということはイントロのミュートトランペットが正則先生のソロ!
須久奈キャットクリニックのナースさんたち(木内さん&灰野さん)がいつにも増して色気強めだったの気のせいですか?気のせいですね…
前回回想シーンで東間さんが誰役だったのか覚えてなかったので見てたら、あゆさん(犬彦のバァちゃん)が事故に遭うシーンであゆさんを下手袖にリフト→そのままシームレスに犬彦に絡むガラの悪い奴ら役、スワタケが出てきたあたりで下手に捌ける、な感じでした。「バァちゃん子に育った」で歌い方が幼くちょけた感じになる犬彦が好き。
スワタケ、この日はグラスではなくビニール袋に入った何かをカウンターを滑らせるようにして犬彦に渡してました。いかにもダメなやつじゃんそれ。
ラストは犬彦に赤ピンスポが当たり、発狂したように笑って終了。客席側へのリアクションはなかったと思います。
9.私の生まれた《地平線》
「お酒を飲まない堅物な父が〜」のパート、いつもはダンサー池島さんが演じている姫子パパ役が明夫さんでした!!!衣装はグレーの背広。姫子の母であるカヤノさんを亡くしたことをかなり悔いている様子。
この日ようやく東間さんが中盤姫子をからかうクラスの男子をやってることに気付きました。(※記念祭ではしぶっちこと渋谷宣宏さんパート)ダンサー陣の中で一人だけ他メンバーと歳が離れててお若いせいか、クソガキ感溢れる男子役が気持ち多かった気がします。生意気な小学生男子演じた直後に余韻を残さずぱっと踊り手に切り替えられるの、本業役者さんさすがです…!
アウトロも当然のように高桑さんソロ。2日連続で高桑さんの生音を浴びたら既存音源で満足いかなくなってしまうのでは…?
10.紫青の参道
紫青の参道も高桑さんの篠笛が追加になってました!結構ゴリゴリロックサウンドが前に出てきてる印象が強かったので、篠笛が乗ってくるとまた色合いが変わります。
ラストの「わを〜ん!」で高桑さんもちゃんと決めポーズ参加してたの良き…!
⊿第弐参道:す(右)
11.星空へと繋ぐ坂道
いつも石姫ちゃんから目が離せないけど、多くてあと2回しかないんだし音だけに浸りたい…!と自分とバトルするのが大変でした。音だけにも浸りたいしダンサーさんも見たい…やっぱり自分の目が2個しかないのが悪いんだ…
12.狼欒大社
神社の時点である程度予測できてましたが梨加様の生ナレ!衣装はこちらも狩衣。上手側なので袖が水色。記憶が違ってなければ、ダンサー女性陣は赤い袴履いてるけど梨加様は普通に狩衣でした(ストリングス女性陣とお揃いの衣装かな?)明夫さんと対称に、ステージ階段上の上手側でした。
大社のソロはらっしーと正則先生!もともとこの曲には金管楽器は入っていないので、トランペットソロは終ひの公演用に編曲されたもの。音源…ください…!
能楽関係者さんの歌唱がラスト荒ぶり気味だったような。
13.夜の罪咎が見せる夢
罪咎のイントロも当然中さんのソロ!ほんとにこの曲はひたすら音に浸ってたい…。
前半も大神解釈集計結果が僅差だったんだけど、ここの投票はなんと2票差でした。デバッグ参加して実質投票放棄(1と3以外の数字を押してる)してる勢もちらほらいるとはいえ、さすがに2票差はスリリングで解釈選択バトルしてる感強くてよかったです。大宮でも思ったけど、同票だったらどうなってたんだろう…
14.希望の詩
イントロで草葉の陰(ステージ階段上)から「絶対に許さない…!」って言ってる咲那美さん相変わらず怖い。同時に坂那美さんの両隣でサイドステップ踏みながら双子役で踊ってるあかねさん&みなみさんが可愛い。この後綺麗なお二人がギャン泣きするのも紀元先生の振付の妙義!
15.私の見つけた《地平線》
第壱参道でなんとなく察してはいたのですが、この曲の石姫パパもいつもは洋介さんがやってるところ明夫さんでした。同じく背広。「おいおい、がっつかなくてもケーキは逃げないぞ」が生芝居で聴けて幸せ。
あと井坂さんがそれほど身長が高いわけではないの今までそんなに意識してなかったんだけど、明夫さんが身長かなり高いので姫ちゃんちっちゃ!!!???って思ってしまった。おかしいな洋介さんも結構身長高めのイメージあるんだけどな…
16.太陽を目指して飛べばいい
大社組ダンサー陣によるピクトグラム再現パートが本当に好きです。特にみなみさんの跳躍姿勢固定、あまりにも美しい…
何回聴いても木内さんの高音、ぴんと張った弦から狙い澄まして飛んでゆく矢のような印象を受ける。好き……というかもうすでにYouTubeの視聴音源が若干物足りないんですが、主宰は責任取ってください。
この日の天野師弟、絵馬を掛ける直前に窓ちゃんが「こんな景色見せてくれてありがとな」って言ってて、絵馬掛けた後に御影ちゃんが「ねぇ、窓ちゃん」と窓ちゃんを呼び止め、「いつもありがとっ」とチャーミングにお礼を言うのが大変尊かったんですが、それフラグじゃないですよね…?
なんとここの大神解釈集計結果も2票差。P大神、この状況で新規EDルート勝ち取るのマジパネェっす…!
17.太陽を盗んだ女
6公演めの参戦でようやく聴けました。一時はFE円盤発売まで聴けずに終わるかもしれないと覚悟していました…よかった現地で聴けて…。
冒頭は上手側(ストリングスの前辺り)に机が置かれ、上手側に久延さん、下手側に御影ちゃんと窓ちゃんが並んで座ってインタビューを受けるシーンから。本当はここ子役ちゃん(綾ちゃん麻帆ちゃん)が追いかけっこしてたらしいんですが、この日は平日公演で第弐参道ということもありタイムアップのためあかねさんとみなみさんが追いかけっこ。あやまほ見たかった……。
「気付けば勝負は 勝ち越し!」のとこ、トランペットのファンファーレ生でした。やったね!
続いての喫茶店でのシーンで、ピンクの服のギャルとデニムジャケットのギャル(トミナガココロさん&行徳麗奈さんのコンビ)が噂話をしながら登場。やっと本編中で拝めた……。
おいもトラップ事件のとこ御影ちゃん結構しっかりめにコケてたね…コケる演技大変だからマジですごいと思う。
そしてパラリンピックが終わり、念願の金メダルを獲った御影ちゃんは再び久延さんの取材を受けることに。海外で「メダル泥棒」と揶揄されていることを取材時点で把握していた御影ちゃんは、「首洗って待ってろよ!」と4年後のヴェルセーヌを目指すことを公言します。
「よだかの星」のサビのフレーズを鼻歌で歌いながら、ひとり白杖を使って道を歩いていた御影ちゃんは、猛スピードで飛ばすバイクに撥ねられてしまいます。「どこ見て歩いてんだ、大事な集会に遅れちまうじゃねーか!」と吐き捨てて走り去るその男の声は、猿田犬彦によく似たものだった……
力なく横たわる御影ちゃんのもとに辿り着く窓ちゃん。窓ちゃんに赤いピンスポが当たって、彼は明らかに「こちら」を認識し始めます。「結局……こんな結末のために俺たちは走ってきたのか!?……ははははは!……おい、そこで見てるんだろ!?狂った観客たちよ!これで6度目だ!人の夢が壊れる音を聞くのはそんなに楽しいか!……第三の道を探せ。さもなくば、そんな神などこの地平に要らぬわ!!」いつの間にか近づいてきた月人からバットを受け取り、振りかざしたところで暗転だったと思います。
市川さん、SHではこれまでヴァルターさんとかパン屋の親方とか白髭先生とか基本的に心持ちが優しくて献身を厭わない人物の役柄が多かったので、「怒り狂う」という側面での演技を見たことがなく、余計に虚しさと怖さを感じてしまった……。
あと窓ちゃん的にはこの結末6回目かもしれないけど、わたし個人としては初めてだったんだ…許して…一般大神だったから選択権なかったし…という言い訳。
18.ある祖母の告白
姫子の祖母(深見梨加さん)の長回しの一人芝居。臙脂色に近い色の留袖だったような。ともかくジャケイラの中央奥にいるおばあちゃんの衣装です。
相模大野でのスドウセリの告白と違って、舞台上には紗幕が引かれたまま、紗幕には水面の映像が投影されていました。記憶の水底…。
お仏壇の鐘を鳴らしたところから始まるその告白から、おばあちゃんはわりあい早くに夫と死別し、娘ーーカヤノさんを女手ひとつで育てた、ということ。亡き夫に対して穏やかに語るその口調から、夫や娘に対する想いの大きさが察せられます。
娘のカヤノさんは身体が弱く、医者からは大人になるまで生きられないかもしれないと告げられる。「それを聞いて私は、きんぞうが…いえ、心臓が止まってしまうかと思いました」
待て待て待て主宰、懐かしのRLBDCきんぞうネタを他人にやらせるんじゃあない!!!!!
※きんぞう…2012/11/25に開催されたRevo Linked BRAVERY DEFAULT Concertの夜公演で、MC中客席から「スベってー」と言われたRevoさんが反論する際に噛んだため生まれた単語。「やめてよ!きんぞうが…きんぞう?違う!心臓がきゅうううんってなっちゃうじゃないか!」
終演後偶然会った相互フォロワーさんと話した時にこの話題出したら、「私も思ったけど10年以上前のMCネタが即出てくる時点で古参だよ…」と言われ……おかしいなミラコンすら行ってないんだから古参を名乗れるはずが……
成人したカヤノさんが結婚すると言い出した時も姫子を産むときも、おばあちゃんは猛反対したけどカヤノさんはそのまま押し切ったそう。◯◯家(聞き取れなかった)と石長家は廃仏毀釈の折から犬猿の仲、婚姻など本来許されない、と意固地になって反対し、そのまま喧嘩別れのようになってしまったと。
もしかしてカヤノさん、実家が寺なのに神社に嫁入りしようとして実家と揉めてしまったんじゃなかろうか。お寺はお嫁入りの場合は在家(一般家庭)や仏教内で宗派が違ってもそんなに問題にならない場合もあるようだけど(臨済宗と曹洞宗は禅宗同士なので特にそう)、廃仏毀釈の頃からってことは檀家さん無理やり改宗させられて…くらいの無茶苦茶が過去にあったのかもしれない…
おばあちゃんは、本当は娘が自分から離れていってしまうことに耐えられなかったのだ、と続ける。今もなお愛別離苦の執着に囚われているのだと。神道に加えて仏教の要素も入ってくるのね…これはなかなか向き合うのに骨が折れそう。おばあちゃんの話の続きはBDで。
声だけで間違いなく一人の人物のこれまでの人生と想いを語り上げる職人技、さすがでございました……チケ代の元取るどころか足りなくないですか……
19.《祝い酒に隠し味を足してあげる理解者?》な男
タイトルっぽい文章長げーよ!!!!!って思いました。歌詞も長めの当て字が多くて追うの大変だったけど、序盤で月人が「親切な」を連呼していたので多分だけど読みは「親切な男」だと思います。FE出たら答え合わせですね。
待望の(?)月人逮捕ルート。ここ数年でJKに手を出す教師が完全に地雷になっていたのもあって、今までおまわりさんこっちです!!!!!って感想書きまくったけど本当に逮捕されてたのざまぁ(※個人の主観です)。
冒頭、下手側に月人、上手側に佐久姫ちゃん(制服)が向かい合って開始。スクリーンには面会室のあの会話口だけ穴が開いてるアクリル板の画像が投影されてました。
月人が逮捕され、佐久姫ちゃんのクラスは諸事情で学級閉鎖になっている模様。学級閉鎖の理由が月人の逮捕なのか、別の理由(コロナなどの感染症その他)なのか、見た感じちょっと判然としないのでBD待ちです。
月人は取り調べを受けている際、「母親の姓を名乗っていても、この父親にしてこの子ありだな」みたいなことを刑事に言われていたので、出生名がサカバヤシ月人(父親がナギヒト)、「生と死の遊戯盤」でナギヒトが妻(=月人の母)を傷害致死したとして逮捕された事件の後、母方の旧姓である須久奈姓を名乗ったと見るのがある程度辻褄が合いそう。猫殺しなのか親殺しなのか未成年への淫交なのか罪状は分かりませんが、とにかく何らかの証拠らしきものがあったから勾留まで行ってるんだろうな…。ボクは無実だみたいなこと言ってましたが、大神側からするとお前を無実と見るのは(佐久姫への数々の所業があるので)ちょっと無理筋ですね……感。
二人が交互に同じ旋律を歌うんですが、「身を焦がす不屈の競技者」の窓ちゃんの「何のために走ってきたのか〜」のフレーズから「朝と夜の物語」の旋律にシームレスに移っていくようなメロディラインをブッ込まれて頭抱えました。なんて事しやがるあのグラサン…
先生は本当に愉快だったんですか、と問う佐久姫に、「本当は愉快だと思ったことは一度もなかった」と吐き捨てる月人。楽曲の前の石碑の文言を見るに、「この関係が共依存だったとしても」とか「寄り添える存在に」みたいな表現があったので、このルートの佐久姫は月人にどうしようもなく切り離し難い情を抱いてしまっている様子。JKが留置場に通い詰めるもんじゃないよ…。
佐久姫に「聖母にでもなったつもりか!?」と逆ギレする月人。何なんやお前ツラ貸せやとか思っちゃいましたが獄中でしたね…。
最終的に月人は「キミはもうここに来るんじゃない」と佐久姫を突き放し、彼女はその場に崩れ落ちます。それにしても他のルートでさんざん佐久姫に「自分のものだ」と一方的に主張しておいて、いざ佐久姫の情が明確に自分の方に向いたら解釈違いで切り捨てるの、お前面倒くさい男で片付けられる範疇を超えてるぞ…責任くらい取れや…いやでもJKに手を出す成人男性地雷だからやっぱダメです…
個人的になんですが、月人にはハガレンのゾルフ・J・キンブリーくらい理知的で自分の異質さをよく把握しているサイコパスを期待していたので(この辺は生きボクで後天的に自己防衛のために他者への加害性を研ぎ澄ましつつ、世間体良く過ごしてたって背景を噛み砕いてなかったので、自分の読解力不足…)自分が執着していた娘に図星な指摘されて逆ギレするのはちょっと浅慮だぞ!とか思ってしまった……それにしてもこの情報量でまだBD未発売って狂ってんのかあのグラサン……。
ラストはすずかけ児童合唱団さんのコーラスで「永遠の少年」の「ラン、ランラン、ランラン…」のフレーズ。これで頭抱えずにいられるかちくしょー!
20.メンバー紹介
下手袖から登場したれぼさん、開口一番「ふざけんなよフランシスコ…!」※2013年のハロパの時の台風
国際フォーラムすごく人気ある会場だからかなり前から押さえてるんだよ、取れない時もある、台風来るって知ってたら取らないよこんな日に!台風の中来てくれてほんとにありがとう!!!って言ってました(それはそう)
冒頭の死亡ルートも含め結構な人数が出られたこの日、反省会メンバーとして召喚されたのは大原よしのさん。れぼさん「よ〜しのんのん♪あ、ビバノンノンみたいに呼んじゃった」
やっちー「なんかいつの間にか終わってましたぁ」
れぼさん「もしかしてだけど…呑んでるうちに出トチったんじゃないの〜?」
上手から登場したよしのん(やっちー)、両手にジョッキ持ってた。酔うとめんどくさい系女子やっちー、かなり強気にれぼさんに迫るため、女子にタジタジしてる主宰の図を見られて大変面白いので良き。
「こ、これは…やっしーくんの飲みかけのビール…!?(すごくオタク仕草)」「えへへ〜、Revoさん飲みます?」「大丈夫?これ僕炎上しない?」炎上しない?を多分二重の意味で言ってるれぼさんじわる。このあと飲み干したんだけど飲み干す演技がじわじわ来る下手さで面白かった…。
れぼさん「さて、もう一人誰を呼ぼうかな」
やっちー「やっしーさん!出番なかったじゃないですか!」
れぼさん「うーん、歌い手はねぇ、神社と大社歌う組はそこで出番カウントするんだけど…しょうがないイレギュラーだ!」
れぼさん、やっちーの押しに折れてやっしーことピコさんを召喚。同じく上手側から出てきたピコさん、やっちーの姿を見るや否や袖に引っ込んだので、やっしー的にはやっちーにかなり苦手意識があるのかもしれない。
結局引き摺り出されたピコさん、お酒についての話を振られて「記憶なくした時があるんですよね」……それはもしかして相模原のやっちーに薬盛られた回の記憶では……。
れぼさん「ピコちゃん語り部Revoと飲みに行ったらしいね」
ピコさん「そうなんですよ。Revoさん、マッカランをここからここまで飲んでました」
れぼさん「その話しちゃう?(にこにこ顔)」
ピコさん曰く、ハセガワさんが大事な人にマッカランの12年を贈ることにしているーーという話をしていたところ、そのお店にマッカランの12年以外にも15年とか18年とかいろんなヴィンテージが揃っていたらしく、「じゃあ飲み比べしようかな」の流れになって結局6種類くらい(お店に置いてたマッカラン全種)飲んだらしいです。スモーキーとかスパイシーとかちゃんと風味のレビューコメントしてたとのこと。ほんと呑兵衛だな主宰!
Revoさんのプライベートに近い話あんまり出てこないので、お酒好きであろうピコさんが呑みに付き合ってくれてるエピめちゃくちゃありがたい。ちなみにピコさんはその席で赤兎馬呑んだらしいです。酒呑みエピソードもっとちょうだい!
結局ピコさんは一応出番があった組なので袖に戻ることになり、その後の展開として①やっちー一人でメンバー紹介②主宰が一人で③やっちー&れっちーで、の選択に。やっちーが一人ではさすがに不安だということで、やっちー&れっちーで紹介と相成りました。
れぼさん「今日は追加メンバーもいるからいつもと段取り違うからね!間違えても酒のせいじゃないぞ」←フラグ
れぼさん、映像出演者とバンメンの順番を間違えてらっしーの紹介がちょっと遅れる。しっかりフラグ回収してましたねぇ!
あっちゃんは青髭ベース、らっしーは石畳、アニキは朝夜ギターをやってくれました。ヒデちゃんはアヒルのあっちゃんのお散歩。いやヒデちゃん安定の自由すぎん?麒麟さんが11文字だったはず。
明夫さんと梨加様呼ばれた時拍手がいっとう大きくて、二人とも出演久しぶりだもんね…今日のお芝居素晴らしすぎでした…!の気持ちが客席から溢れててとても良かった…。
21.即ち…光をも逃さぬ暗黒の超←重↓力↑
出番なし組が呼ばれたところでハセガワさんが前に出ようとして犬彦に止められてるのじわる。犬彦がこの人数のツッコミを一人で引き受けてるの絶対バグでしょ…主宰がボケ寄りだからツッコミに回れてかつ前に出て行ける性格のキャラクター少ないのか…?
明夫さん、2階席に向かって「落ちるなよ」ってさりげなく言ったのがあまりにもいい声すぎて、キャスト陣もことごとく落ちてたしれぼさんにも「これを聴きたいがために落ちるまである」くらいのこと言われてたな…
明夫さんと梨加様に無茶振りしようとしたれぼさん、お二方から反論を受けて「明日やってもらいます」とのこと。代わりに指名されたのはよしのんと塚越さんでした。
よしのんは「超←重↓かんぱ〜い↑」、塚越さんはその身体能力を存分に期待させておいて学ラン月人のカメラ撮影ポーズでした。ネタ説明してる時に後ろで達平くんが同じポーズしててとても良き。
最後のお話コーナーで、記念祭の時に絵馬掛け所やりたかったけどやれなかった、本当は中さんや高桑さんも呼びたかったけど今より感染症対策が厳しい時期で、人数を絞らなきゃいけなかったから演奏の頻度の関係もあって諦めざるを得なかったし、客席も間隔空けなきゃいけなかったしでやれなかったことがたくさんあった。けど今やれてる、みんなが絵馬掛けてる姿そのものが僕の願いだ、願い叶った!って言ってたのは刺さったなぁ…あの形でも3部のPE組セルフカバー祭りはだいぶ満足度高かったけど、Revoさんは大人数板に乗せて生音多めでやりたかったんだな、としみじみ。
ところで記念祭3部の既存曲セルフカバー部門すごくよかったから今すぐ絵馬メンで領拡系ライブやっていただけません?男性陣オンリーor男女混合カバー超聞きたいんですが…
超とっ散らかった感想で多分書き漏らし大量にあるけどとりあえず週末までに千穐楽の感想上げないとFE来ちゃうヤバい!ということで取り急ぎ上げます。余裕あったら加筆とか補記するけど多分無理です…。