放送内容

#21

徳川家康が創った京都

京都にある徳川家康ゆかりの場所といえば、世界遺産「二条城」ですが、実は京都には家康ゆかりの場所が他にもあり、そこには家康ならではの街づくりと、秘めた狙いが隠されていました。俳優の水谷豊さんと檀れいさんが家康の創った京都を巡ります。
まず訪れた「東本願寺」は、家康が土地を寄進したことで開かれた寺院ですが、その場所には、豊臣秀吉の野望を断ち切る狙いがありました。
家康が惜しみなく援助した「知恩院」には、家康のある人物への深い思いともに、天下人として抜け目ない計算が。国宝の三門へ登ることで明らかに。普段非公開の三門内部も今回特別に見せて頂きます。
そして徳川と豊臣が共存する不思議な寺院とは? 両家が共存する謎が秘められた場所には、水谷さんも思わず驚きの声を上げる光景がありました。
京都に残る家康ゆかりの地を巡ることで、秀吉が改造した京の街を、家康がどのように「上書き」していったのかが浮かび上がってきます。ぜひお楽しみに。