司法試験・予備試験の勉強にノートは必要?活用するコツ・注意点
- 2020.12.21
司法試験・予備試験では覚えるべき知識が沢山あります。
そこで、仕入れた知識を一元化して管理することが重要になります。
しかし、どんなふうに知識をまとめればいいのか分からないことも多いかと思います。
そこで、本コラムでは情報を一元化するための効果的なノートづくりについてアドバイスしていきたいと思います。
司法試験・予備試験の勉強にノートは必要?
司法試験・予備試験の勉強法は人によって様々で、正解はありません。
たとえば、予備校に通っている方は予備校のテキストのみを利用して勉強するということもありますし、基本書などを参照して独自にノートを作るということもあります。
したがって、必ずしもノートが必要かと言われればそうではないと思います。
重要なのは情報を一元化です。
法律の勉強をしていると、多くの知識を仕入れることになりますが、仕入れた知識にすぐにアクセスできないと忘れてしまいます。
そのため、仕入れた知識をひとつの情報媒体にまとめることを情報の一元化といいます。
情報を一元化するために、必要に応じてノートを作ることは有効だと思います。
では、実際にどのようにノートを作っていけばいいでしょうか。
ノートの作りのコツ
まず、司法試験で必ず暗記すべき知識は、言葉の定義・趣旨・論証です。
これらをノートにまとめて一元化テキストを作り、いつでも参照できるようにすると非常に効果的な勉強ができます。
しかし、司法試験の勉強はとても量が多いので、1から全てノートを作るのはかなりの時間がかかってしまいます。
したがって、必要に応じて作成するようにしましょう。
たとえば、刑法であれば構成要件の定義を単語帳にまとめて覚えるのが効果的です。
また、民事訴訟法は特に専門用語の定義を答案に書く機会が多いので、同じように単語帳を作成すると良いと思います。
以上のようにノートを作ることはある意味効果的ではありますが、疲れて中途半端に終わってしまうことも多いかと思います。
そこで、あらかじめ情報がまとまっているテキストを購入して、そこに書き込んでいく方法をおすすめします。
最近では、各予備校が試験に必要な知識をまとめたテキストを販売しているので、簡単に入手できるかと思います。
また、暗記のために論証をまとめるノートを作ることも効果的ですが、論証の数はとても多いので、かなり時間がかかります。
したがって、論証についてもはじめからまとまっている論証集を購入することをおすすめします。
まずは市販の論証集を使って勉強し、過去問を解いていく中で出会った新たな論点については、基本書などを参照してオリジナルの論証を作り、付箋などを利用して情報を付加していく方法がおすすめです。
複数の論証集から良さそうなものを一つにまとめたノートを作るのもいいかもしれません。
とにかく、どんな勉強方法をとるのであれ、目的は必要な知識を整理整頓することです。
ノートを綺麗に作ること自体が目的となってしまうと、時間ばかりなくなって結局肝心な知識が頭に入っていないということにもなり得ます。
先述の通り、勉強法は十人十色なので、あまりノートを作ることばかりにとらわれずに、自分に合った勉強法を模索してください。