先週から提供している羆の炭火焼なんですが実は、OSO18でした!
北海道東部の標茶町や厚岸町で2019年からウシ66頭を襲い、酪農家を恐怖に陥れてきたヒグマ「OSO18」がついに駆除されました。 先月まで罠に見向きもせず、写真も撮られたことがないほど、用心深い熊で忍者熊とも呼ばれていました。
実は先週から提供している羆の炭火焼なんですが、OSO18でした! 300キロ超えとは聞いていたんですが、まさかOSOだったとは! 昨日、DNA鑑定で判明したそうです。 悪い羆だったとはいえ人は襲っていないので、召し上がった方はご安心ください。
アイヌの世界では「よい行いをしている者のところにカムイである動物がお肉や毛皮をおいていってくれる」という考えがあります。 今回、当店にきたのもなにかの縁なのでしょう。 「カムイオハウ」(羆は山の神です)として提供しようと思います。 9月の頭にちょうど阿寒アイヌコンサルンの理事長が来て「チセノミ」をやっていただくので、お肉もお清めしてもらおうと思います。