置き碁って何だろう?置き石や置く順番についても解説!
こんにちは!ひかるです。
今回は置き碁(おきご)についてのお話です!
おそらく初心者の半分以上の方はまず置き碁に触れる機会が多いと思うので是非読んでみてください!
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置き碁とは
置き碁とはいわゆるハンデのことですね。
主に対局者に棋力(実力)の差があるとき、ハンデを付けて対局しようというものです。
ここで2つ確認しておきましょう。
互先(ハンデなし)の時は白黒は「にぎり」をすることで決めますね。
※にぎりについては先番を決める「にぎり」の方法を解説!で詳しく解説しています。そして先番の有利をなくして公平を保つために「コミ」のルールもありました。
※コミについては囲碁のルール解説:後編 【終局と地の数え方】で解説しています。
置き石を使う置き碁ではこの「にぎり」と「コミ」を用いません!
置き碁の場合は基本的に
上手(うわて)が白を持ち、
下手(したて)が黒を持ちます。
そして棋力差相当の黒石を対局を開始する前に置きます。これが置石(おきいし)です。
この時、棋力差の目安として計る時に使うものが「段」や「級」です。
※段級位については別の記事で詳しく解説します。
例えば10級と5級の対局では5級が上手なので10級の方が黒を持ち、5つの差があるので5子の置石を置きます。
4つ差なら4子、3つ差なら3子…というように棋力差の分だけ置石が増えます。
※多くの場合置石は9子まで
また、差が一つの場合は置石は置かずコミを無くして上手が白番固定で打つ定先という手合いになります。
置き石を置く場所と順番
あまり知られていない気がしますが、実は置き石を並べる際には順番があります。
置き石は基本2~9子なのでそれぞれ紹介します!
また、個人的に覚えやすいと思う覚え方があるのでそれも紹介しちゃいます!
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9路盤の置き石の置き方
※石に書かれた数字=置く順番
二子局
三子局
四子局
五子局
六子局
七子局
八子局
13路盤の置き石の置き方
※石に書かれた数字=置く順番
二子局
三子局
四子局
五子局
六子局
七子局
八子局
19路盤の置き石の置き方
※石に書かれた数字=置く順番
二子局
三子局
四子局
五子局
六子局
七子局
八子局
九子局
置き方の覚え方
並べ方を忘れそう…という方はこのページをブックマークしていただくか、
これから紹介する覚え方を読んでみてください!
置く場所の目じるし
どの大きさの碁盤でもパターンは同じですが、19路盤はすべての場所に目じるしになるものがあるので
19路盤で説明していきます!
その目じるしとは
19路盤は9つの黒い点があり、それを星と呼びます。
この星すべてに置き石を置いていくのです。
合言葉で確かめることが可能!
合言葉(自作)は「隅辺ナナメのみぎひだり」です。
これは
・4隅→4辺→中央の順に並べること
・みぎひだり順番に並べること
・ナナメがあるときはナナメに並べること
という法則を表しています。
というわけで確認してみましょう!
まず隅ですがさいしょは右上隅です。
右から左へナナメの隅を目指します。
このような感じですね。
次は右隅ですが、残る右隅は右下隅しか残っていませんから
このようになります。
同じように次は左隅ですが、残る左隅は左上のみなので
このようになります。
ここまでですべての隅を打ちましたが、それぞれ
右→左→右→左
となっていますね!
そしてそのまま次は辺に打つ事になりますが、ここでも右→左は変わりません。
右辺に打ち、次は左辺です。
ここまでで合言葉の「隅辺中央みぎひだり」のみぎひだりは終わりです。
残る辺は上辺と下辺ですが、相手の座っている方(上辺)から打ちます。
※僕は白を持つうわて側を優先とイメージして覚えました(笑)
続いて最後の辺は下辺です。
そして最後に中央です!
以上で終わりです!
並べ方は置き碁をたくさん打つうちに自然に覚えると思うので、最初の目安になれば幸いです。
注意点
・5子局のときは5つ目の石を中央の星に置きます
・7子局のときは7つ目の石を中央の星に置きます
今回はここまで~
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