ススキノ切断遺体、被害男性の車をホテル近くで発見・押収…家族には行き先を告げず

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 札幌市・ススキノ地区のホテルの一室で首を切断された男性会社員(62)の遺体が見つかった事件で、男性が家族に行き先を告げずに自家用車でススキノへ向かっていたことが5日、捜査関係者への取材でわかった。北海道警は男性の車を4日にホテル近くの駐車場で発見し、押収した。車内に財布や携帯電話は残されておらず、遺書は車内にも自宅にもなかったという。

遺体が見つかったホテル前(2日午後、札幌市中央区で)=岡絃哉撮影
遺体が見つかったホテル前(2日午後、札幌市中央区で)=岡絃哉撮影

 捜査関係者によると、男性は1日午後、家族に行き先を伝えずに北海道恵庭市の自宅から車で出かけ、約30キロ離れた札幌市中央区の駐車場に駐車。1日夜に撮影された付近の防犯カメラには、男性と、女性のような格好をした小柄な人物が、それぞれ1人で歩いている姿が映っていた。2人はその後、近くで合流したとみられる。

 2人は1日午後10時50分頃、一緒にホテルへ入った。この人物は入室から約3時間後の2日午前2時頃、大きなスーツケースを引いてホテルを出ていた。道警は、この人物が男性の頭部を持ち去ったとみて行方を追っている。

 また、捜査関係者によると、男性の致命傷は刃物のようなもので刺された傷で、身を守ろうとした「防御創」がなかった。ホテルの室内に争った形跡はなく、道警は男性が無防備な状態で刺された可能性があるとみて調べている。

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