渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

城下町にヤマハビーノ

2023年08月22日 | open


城下町にヤマハビーノ。
よく似合うと思う。
ビーノとはイタリア語でワイン
の事。
このスクーターはヤマハがまた
ミニバイクを作っていた頃の
2ストスクーターだ。快速。
黄色ナンバーを取得しているの
で、原付オマケ免許では乗れな
い。
30km/h未満制限も無いので法
定速度60km/hで自動車と同じ
速度で走る事ができる。
また、3車線以上の交差点で義務
化されている原付の二段階右折
も無い。普通に交差点の真ん中
まで出て右折できる。

本来は50cc未満の原付にもそう
した速度制限と右折条件を付加
させるべきだったのだ。
原付への規制措置は、何と70
年前の時代のままのものが現用
されていて、警察はその交通事情
に合わない法律を圧力で変更させ
なかった。
日本の国会議員などは利権政治屋
でしかなく、全員もれなく交通社
の発達などには興味が無かった
ので、原付の社会的不具合規制に
対して先進的な先進国の議員とし
ての目を向ける事は皆無だった。
そして、今でも警察のやりたい
放題であるのが日本という国の
構造になっている。
民衆もそれを望んでいる。
そうした構造を保守する勢力に
投票しているからだ。
だが、日本社会党の村山が総理
大臣になった時も、自衛隊は自
衛隊であり、総指揮権は社会党
村山にあった。
警察も警察で、その長は社会党
総理村山だった。
つまり、国会権力というのは、
政党とは関係ないところに存在
している。
権力の実体とはそれだ。
暴力装置を掌握している部分が
国家権力の実体であるのだ。
それと行政執行権力。

大昔の城下町の構造が、現代
日本には根付いているのである。
人民が政治を選ぶ民主主義など
は存在していない。
権力者が全てを組み立てている。
武士階級の専横時代と何ら変わ
らない。
明治「維新」により擬似近代
国家がでっちあげられて、明治
オイコラ国家が薩長土肥芸によ
って出来た時に今の土台が強固
に構築された。
第二次大戦での惨禍を経て日本
が敗戦しようが、その土台は
全く変わっていない。
親方が天皇日の丸からアメリカ
に変わっただけだ。
真の愛国心などはこの国では
育成されない。
中華思想の粋を基盤として、捻
じ曲げた明治国粋主義を今でも
残存させてそれを保守しようと
している勢力がこの国を牛耳っ
ている限り。
日の丸万歳、アメリカのポチだ
よ美しいニッポン、とかが愛国
心だとか思ったら大間違いだ。

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