循環器疾患研究を支えた人々
「堀 正二」
CARDIAC PRACTICE Vol.30 No.3, 60-61, 2020
堀正二先生は1997年1月から2005年3月の間,大阪大学第一内科の第6代教授に就任され,その後,臓器別内科再編成により2005年4月から3年間,新たに発足した循環器内科学の初代教授を務められました。この間にベンチからは分子生物学的知見に基づく心不全の新たな概念が提唱され,ベッドサイドにおいては科学的に集積されたデータを重視するevidence basedmedicine(EBM)が導入されるなど,循環器学は大きく進歩しました。本稿では,そのような循環器学の進歩に多大な貢献をされた堀先生の業績をご紹介いたします。
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