任天堂が新型スイッチを10月に発売、3万7980円-有機EL採用
古川有希
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任天堂は6日、有機ELパネルを採用した家庭用ゲーム機「スイッチ」の新型モデルを10月8日に発売すると発表した。税込み価格は3万7980円。コロナウイルス禍で高まる巣ごもり需要の取り込みとライフサイクルの長期化を図る。
新型モデルの特徴
- 本体カラーは「ホワイト」と「ネオンブルー・ネオンレッド」の2色
- 画面の縁をスリム化することで7インチパネルを搭載-本体サイズは従来版と同じ
- 本体保存メモリーは64ギガバイトに強化
- 自由な角度で固定できる背面スタンドを採用
- 付属のドックにはUSB端子2つとHDMI端子のほか、新たに有線LAN端子を搭載
従来版の価格は3万2978円だったため、スイッチシリーズの中では最も高価となる。2017年3月に発売されたスイッチは、人気ソフト「あつまれどうぶつの森」の大ヒットや巣ごもり需要で5年目に入っても高い需要が続いている。古川俊太郎社長は5月の決算会見で「ライフサイクル長期化の基盤は整ってきた」と述べていた。
従来版に加えて19年9月に投入した携帯専用の廉価版「スイッチライト」(2万1978円)と合わせた累計販売台数は、3月末時点で8459万台に達する。任天堂では今期(22年3月期)のスイッチ販売目標を前期比12%減の2550万台としている。
(詳細を追加して記事を更新します)
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