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「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」1巻【ネタバレ感想】豊田悠

とうとう実写映画も公開された「チェリまほ」の原作漫画です。

童貞により魔法使いになった安達と、安達に恋する黒沢のお話。2人ともサラリーマンです。

童貞のまま30歳になった主人公・安達が「触れた人の心を読める」という魔法を手に入れてしまった。そんなある日、同期のエリートイケメン・黒沢の心を読んでしまうが、黒沢の心は安達への恋心でいっぱい…!?

…という、なんともファンタジーな内容。

ドラマで初めてこのタイトルを見た時は、嫌悪感すら抱いたけど(ごめん)、いざ内容を見てみるとめちゃくちゃ面白かったから、何事も名前だけで判断しちゃ損だよなぁって思いますね(笑)

原作に忠実

ドラマは観てたけど、原作の漫画は今まで全く読んだことありませんでした。

っていうか、あえて避けてました。

漫画原作→アニメ化された時って忠実に再現してくれることが圧倒的に多いけど、

漫画原作→実写って、絶対に改変が多いじゃないですか。

改変しすぎて、原作とかけ離れすぎて「もはや別作品では?」みたいなものが多いイメージを持っていて

違いが多すぎてショック受けるってことを避けたくて今まで読んでこなかったんです。(「未来日記」の実写化の改変ひどすぎて泣いた記憶ある)

でも読んでビックリした。チェリまほはめちゃくちゃ原作通りだった。すごい。

もちろん多少の違いはあれど、黒沢の妄想パジャマ姿安達とか、黒沢の作る朝食がめちゃくちゃ美味しそうなところとか勝手にドラマオリジナルなんだろうなぁって思ってたけど、全部原作通りだったのか!

黒沢の脳内が“推しを目の前に興奮するオタク”そのものなところも、原作を完全再現してたのか(笑)

原作の柘植さん&湊くんもドラマそのまんますぎて、「ドラマってめちゃくちゃ再現率高かったんだな…」と感動しました。

飲み会屋上

1巻では屋上のシーンが一番好き。ドラマでは3話にあたるところです。

普段の黒沢は表ではクールで紳士だけど、心の中では安達大好きなムッツリスケベ野郎ってところがこの作品の面白いところなんだけど

このシーンは黒沢の切ない想いがダイレクトに伝わってくるし、しかも全部「安達のためを思って」というところが泣けてくる。

黒沢の複雑な心情(安達のことは好きだけど、絶対に叶わない恋だと初めから覚悟してる)での「ごめん」は、思わず黒沢ーーー!!と応援したくなりますね。

そして、戸惑いながらも黒沢の気持ちを思って「嫌じゃなかった」って伝える安達が可愛い!

まとめ感想

原作とドラマの違いは、藤崎さんくらいしか知らなかったけど(原作では藤崎さんは腐女子らしい。1巻ではまだ出てきてない)

実写ドラマって、めちゃくちゃ原作リスペクトして作ってくれてたんだなぁってくらいドラマと違いがなくて、話がそのまんまでした。

黒沢の脳内世界、安達のことでいっぱいで文字数多いのはさすがに漫画でも笑った。

魔法使いの能力がなければ、きっと一生明かされることがなかったであろう黒沢の秘めた恋心に、最初は戸惑いつつもキュンときてしまっている安達が可愛らしい(笑)

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