北海道のニュースNews

アイコン北海道のニュースHokkaido News

「娘を止められなかった」供述を浩子容疑者・修容疑者の弁護人が否定 両親の共謀なしとコメント発表 ススキノ首切断殺人

2023年08月18日(金) 18時21分 更新

 ススキノのホテルで男性を殺害した疑いで親子3人が逮捕された事件。
 自宅から、のこぎり4本を含むおよそ20本の刃物が押収されていたことがわかりました。

 無職の田村瑠奈容疑者(29)と父親で医師の修容疑者(59)、母親の浩子容疑者(60)は、共謀して先月1日から2日にかけ、札幌・ススキノのホテルで62歳の男性を殺害して首を切断し、頭の部分を自宅に持ち帰った疑いが持たれています。
 男性はナイフとみられる刃物で首元を複数回刺されたとみられ、首の切断にはのこぎりなど複数の刃物が使われていました。
 現場のホテルに凶器は残されていませんでした。
 捜査本部が3人の自宅を家宅捜索し、のこぎり4本を含むおよそ20本の刃物が押収されていたことが、捜査関係者への取材で新たにわかりました。
 このうち複数本が瑠奈容疑者の部屋から見つかりました。
 瑠奈容疑者と修容疑者は、事件前にのこぎりやナイフなどを買い、さらに、男性と待ち合わせたおよそ2時間半前にも、のこぎり1本を追加で買ったことが、これまでに明らかになっています。
 捜査本部は、犯行に使われた刃物の特定を進めています。

 一方、修容疑者と浩子容疑者の弁護人が、18日、コメントを発表しました。
 これによりますと、浩子容疑者が「娘を止められなかった」と警察に話したという報道は誤りで、2人は殺人や死体遺棄を共謀していないとしています。
 なお、3人は警察の調べに対しては、否認や黙秘をしています。

あなたへオススメ

情報募集中

関連リンク

ニュース番組