小児科は小児の総合的な診療を担当する科です。生まれてから大人になるまでの間、体の病気にも、こころの問題にも対応していきます。順調に発育しているかを確認する乳児健診や病気にならないために行う予防接種も担当します。病院の中にはいろいろな診療科があります。お子さんのことで、どこの科にかかったらいいのか、わからない場合には、まず、小児科にいらしてください。
お話をおうかがいしたうえで小児科で対応できる場合には対応します。適切な診療科をご案内させていただく場合もあります。子どもたちについてのいろいろな“知恵”と“経験”を持っています。

当院の小児診療においては「子どもの権利条約」を尊重するとともに、当院が定める「患者さまの権利」に沿って診療を行います。
小児科では、このことを治療や検査を受けられるお子さまとそのご家族にわかりやすくお伝えするため、次のとおり「小児診療における当院の基本方針」を定め診療にあたっております。

1. こどもさんは、個人として尊重され思いやりのある良質な医療を受けることができます。
2. こどもさんとご家族は、病気のこと、検査や治療のことについて、理解しやすい言葉と方法で十分な説明を受けることができます。
3. こどもさんとご家族は、治療の計画に参加することができ、検査や治療の方法を選択することができます。また、望まない検査や治療を拒むことができます。これにより、差別されたり継続的な医療を受けられなくなることはありません。
4. こどもさんとご家族は、検査や治療の選択にあたって、主治医以外の意見(セカンドオピニオンなど)を求めることができます。
5. こどもさんとご家族の個人情報は保護されます。

（2020年度 診療科別目標発表会資料から抜粋）

• 日本小児科学会研修施設
• 日本小児循環器学会小児循環器専門医修練施設群
• 日本アレルギー学会アレルギー専門医教育研修施設
• 日本内科学会認定医制度教育病院