【必見】高速インターネット選びのポイント3選!通信速度が遅くなる5つの要因も解説
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2023.6.09 (金)Posted by NTT東日本
自社のインターネット通信速度に不満を持つ方が、いらっしゃるのではないでしょうか。快適な通信環境を利用するには、高速インターネットの活用が不可欠です。しかし、高速インターネットの回線には種類がさまざまあり、利用目的に応じて適切に選ぶ必要があります。
そこで、今回の記事では高速インターネットの種類や違い、選ぶ際のポイントなどについて解説します。おすすめの光回線も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
高速インターネットとは大容量データでもスピードを落とさずに送受信できる回線
高速インターネットとは、データの容量を問わず高速で送受信できる回線です。インターネット回線は、モバイル回線やWi-Fiなどさまざまな種類があり、回線によっては通信速度に不満を感じることもあるでしょう。
顧客とのWeb打合せのように、業務上で安定した通信が必要な場合があります。そのような時のためにも、高速インターネットの導入がおすすめです。基準としては、以下のデータ通信速度が1Mbps以上であるインターネット接続サービスを指す場合が多いです。
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- ADSL
- CATV回線
- 光ファイバー
安定した高速インターネットを利用するなら光回線がおすすめ
安定した高速インターネットを利用する場合、通信速度が非常に速く安定性が高い光回線がおすすめです。光回線は従来のADSL回線やCATV回線と比べて、大容量のデータを高速で送受信可能です。
光回線の通信速度は、一定で遅延が発生しにくいため、オンラインゲームやビデオ会議などのリアルタイムな通信にも適しています。また安定性が高く、天候や周囲の環境による影響を受けにくいため、通信品質が一定している点も特長です。
■光回線について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください
光回線とは?仕組みやメリット、用途、選び方までご紹介!
光回線を利用する主なメリットは、以下の4つです。
- 通信速度が早い
- 有線提供のため通信が安定している
- 通信制限がない
- ひかり電話を利用できる
高速かつ安定した通信ができる光回線は、多くのユーザーに利用されています。契約プランによって、費用やサポートも異なるため、予算や用途に応じてどの回線を選ぶか検討しましょう。
■個人で光回線の導入を検討されている方は、こちらを参考にしてください。
フレッツ光プラン一覧 | フレッツ光公式 | NTT東日本 | 光回線のインターネット接続ならFLET'S光
■法人で光回線の導入を検討されている方は、こちらを参考にしてください。
法人向け光回線「フレッツ光」|インターネット接続サービス|法人のお客さま|NTT東日本
【利用シーン別】高速インターネット回線の種類3選
日常や業務で利用される高速インターネット回線には、主に以下の3つがあります。
- 光回線
- モバイル回線
- 5G回線
回線の種類によって特長が異なるため、利用シーンに応じた選択が必要です。この章では、シーン別で利用される高速インターネットの3種類を紹介します。
【固定回線】光回線
光回線は、光ファイバーを用いた通信回線であり、高速かつ安定した通信が特長です。有線回線のため主に室内で利用され、インターネット接続やテレビ放送などさまざまな通信に活用されています。
光回線は、電波状況に左右されず安定した高速通信が特長です。加えて、大容量の通信が可能なため、固定回線において光回線は他の回線と比べて通信速度が速いです。工事が必要なため利用までに期間がかかりますが、安定した通信を利用できるためビジネスシーンでも多く利用されています。
【出先利用や工事ができない場合】モバイル回線
モバイル回線とは、携帯電話会社が提供する無線通信回線です。出先での利用に向いているモバイル回線はスマホやモバイルWi-Fiなどがあります。一方、工事不要で室内利用の場合はホームルーターがおすすめです。
ホームルーターは、利用の際にコンセント接続が必須ですが、モバイルWi-Fiより比較的通信が安定しているため、容量の大きい通信の際に利用されます。しかし、光回線よりは通信速度・容量・安定性が劣るため、使用目的に応じて活用しましょう。
【高速通信を出先利用する場合】5G通信
外出先で高速通信を利用する場合には、スマホで利用が可能な5G通信がおすすめです。5G通信は、従来のモバイル通信に比べて高速通信と低遅延を実現しています。
5G通信の通信速度は光回線に匹敵しますが、その一方でデメリットもあります。5G通信を利用するデメリットは大きく以下の4点です。
- 利用金額が高い
- 一定容量で速度制限がかかる場合がある
- 提供エリアが少ない
- 有線接続ができないため通信が不安定
上記のデメリットも加味して、高速インターネットの利用を検討する必要があります。室内では光回線、屋外ではモバイル通信を利用するなど、シーン別に使い分けるのも良いでしょう。
高速インターネットを選ぶ3つのポイント
高速インターネットを選ぶ際に、導入の目的や予算など検討すべき点はさまざまあります。その中でも、期待していた導入効果を得られるために押さえるべきポイントがあります。
この章では、高速インターネットを選ぶポイントを3つ紹介します。
最大通信速度
インターネット回線は、種類によって通信速度が異なります。そのため、高速インターネットをえらうぶ指標として、ネットワークの接続速度の上限値である最大通信速度を確認するのがおすすめです。
一般的に高速インターネットと呼ばれる光回線の最大通信速度は「1Gbps」である場合が多いため、選ぶうえでの参考値となります。また、最大通信速度は理論値であるため、実測値も併せて確認した上で判断しましょう。
提供エリア
インターネット回線には、サービスごとに提供できるエリアがあります。特に、光回線は有線通信のため、敷設できない環境ではサービスを受けられません。
また、有線回線ではない5G通信も現在は提供エリアが少ないため、自社の所在地が対象であるかを事前に確認する必要があります。
サポート体制
高速インターネットを利用するには、通信デバイスや周辺機器が必要です。これらに不具合があると、高速通信を利用できない場合があります。
そのため、利用前に機器の設定やトラブル時のサポートがあるかを確認しておくことが重要です。併せて、情報セキュリティ対策や監視体制が整備されているかも確認・導入しておくことで、安全な通信利用が可能です。
高速インターネット回線を利用する3つの手順
高速インターネット回線である光回線を利用するには、以下の3つの手順が必要です。
- 申し込み
- 工事
- 機器の設定
光回線の利用には工事を伴うため、申し込みをしてすぐに高速インターネットを使えるわけではありません。そのため、事前に利用できるまでの期間や手順を理解しておくことが重要です。この章では、光回線を利用するまでの手順を3つに分けてわかりやすく説明します。
申し込み
高速インターネットを利用する際には、インターネット回線を敷設するプロバイダーを選び、プランに申し込む必要があります。
プロバイダーによって、以下の項目が提供するプランによって異なるため、自社に合ったプロバイダーを選択することが重要です。
- 回線の種類
- 通信速度
- 利用料金
回線の速度にこだわりたい方は、データ送受信が「10Gbps」であるものを目安に申し込みをすると良いでしょう。
工事
申し込み完了後は、回線の引き込み場所や設置場所を決めるため、現地調査があります。現地調査後、工事申し込み手続きをし、工事日程を確定します。
工事前には、必ず以下の3点を決めておきましょう。
- ルーターの設置場所
- 商用電源(AC100V)の用意
- パソコンや電話機の設置場所
工事当日は、プロバイダーの担当者がオフィスで回線の引き込みや設置作業を行います。工事には、配線工事や設備の取り付けなどが含まれます。
申し込みから約1ヶ月程度で開通工事が行われるため、余裕をもって申し込みを行いましょう。工事日は、柔軟に対応できるプロバイダーもあるため、担当者へ事前に確認することをおすすめします。
機器の設定
工事完了後、ルーターなどの機器の設定を終えると回線の利用が可能です。機器の設定には以下の4点があります。
- ルーターの設定
- デバイスの接続
- セキュリティの設定
- 動作確認
ルーターの設定は、プロバイダーから提供される設定情報を入力することで行います。ルーターの設定完了後、パソコンやスマホなどのデバイスをルーターに接続します。
インターネットを利用する際には、セキュリティの設定も重要です。パスワードの設定やファイアウォールの設定により、不正アクセスやウイルスからデバイスを守ることが可能です。
設定が完了したら、インターネットに接続できるかどうかを確認します。ブラウザでWebページにアクセスするなどして、インターネットが正常に接続されていれば確認完了です。
設定不備があると利用できない場合があるため、手順書通りに設定を行う必要があります。専門スタッフによる設定サービスが提供される場合もあるため、プロバイダーへ確認してみると良いでしょう。
■光回線の開通までの流れについて詳しく知りたい方は以下を参考にしてください。
開通までの流れ|フレッツ光|インターネット回線|法人のお客さま|NTT東日本
高速インターネットの通信速度が遅くなる5つの要因
高速インターネットを導入しても、正しい設定や適切な利用をしていないと通信速度が遅くなる場合があります。高速通信を目的に導入したものの、利用できないといった状況に陥らないために、通信遅延の原因を理解しておくことが必要です。
この章では、高速インターネットの通信速度が遅くなる5つの要因について解説します。
多数同時接続による速度制限
Wi-Fiルーターへ多数同時接続することで、速度制限が発生する場合があります。Wi-Fiルーターには、最大接続台数が設定されているため、接続上限を超えると通信速度が著しく低下します。
これは、多数同時接続が行われるとルーターに負荷がかかることが原因です。回線の帯域幅を広げることで解消の可能性はありますが、追加のコストがかかるため注意が必要です。
障害物による電波の遮断
電波は、建物や壁などの障害物に当たると、反射・散乱・吸収され弱まります。そのため、無線通信の場合は周囲に電波が分散され、距離や障害物が多いと通信速度が落ちる場合があります。
障害物をなるべく避けて、回線と端末の間に障害物がない場所で使用することが望ましいです。オフィスや店舗の中心に設置し、周囲には障害物を置かないことで通信遅延の解消につながります。
接続機器の規格が適合していない
通信回線を高速にした場合、接続機器も高速通信に対応した規格の用意が必要です。低速の規格を利用した場合、その規格に制限されて通信が行われるため、通信速度が低下してしまいます。
接続機器の規格を確認し、回線側の規格に合わせた機器を使用することで、高速通信が可能になります。データ通信速度に応じて、接続機器の規格を選びましょう。
長時間利用によるモデム負荷
モデムはデータを送受信する際に、一定の負荷がかかります。また、長時間にわたって大量のデータを送受信し続けると、モデムの負荷が増加し通信速度が低下する場合があります。
通信速度の改善のために、定期的にモデムを再起動したり冷却対策を行ったりすることが重要です。使用しない場合はモデムのコンセントを抜き、休ませるのも効果的です。回線速度の低下が著しい場合は故障の恐れもあるため、サポートへ問い合わせ交換してもらいましょう。
高いCPU使用
高負荷の処理を行っているアプリケーションを同時に利用している場合、端末のCPU使用率が高くなり、通信速度が低下することがあります。
このような場合は、他のアプリケーションを終了させたり、端末の再起動を行ったりすることで、CPU使用率の軽減が可能です。また、不要なデータの削除や使用していないフォルダやアプリを閉じることで遅延解消ができる場合もあります。
高速インターネットを選ぶなら「フレッツ光」
光回線の一種である「フレッツ光」は、プランによって最大通信速度が「100Mbps〜10Gbp」の範囲で提供されるため、ライフスタイルやビジネス規模に応じて選択ができます。
また、個人利用から法人利用まで幅広く利用ができ、以下のような利用規模に応じて導入が可能です。
- 自宅兼事務所・店舗(1~20名規模)
- 小規模オフィス(21名~100名規模)
- 中~大規模オフィス(100名以上)
- 店舗
トラブル発生時には、24時間問合せをサポートするプランがあるため、安定した高品質の通信環境の整備が可能です。また、光通信回線だけでなく、利用規模に応じて業務用パソコンのレンタルやネットワーク構築の提供もあり、目的に応じた利用ができます。
■個人で光回線の導入を検討されている方は、こちらを参考にしてください。
フレッツ光プラン一覧 | フレッツ光公式 | NTT東日本 | 光回線のインターネット接続ならFLET'S光
■個人事業主や法人で光回線の導入を検討されている方は、こちらを参考にしてください。
法人向け光回線「フレッツ光」|インターネット接続サービス|法人のお客さま|NTT東日本
自社の利用規模に応じた回線選びで高速インターネットを利用しよう
高速インターネットとは、データの容量を問わず高速で送受信できる回線であり、一般的に光回線を指します。光回線の利用には、以下のメリットがあります。
- 通信速度が高速である点
- 有線提供のため通信が安定している点
- 通信制限がない点
- ひかり電話を利用できる場合がある点
光回線のひとつであるフレッツ光は、個人利用から100名以上の大規模利用も可能です。ライフスタイルやビジネス規模に応じて利用が可能な「フレッツ光」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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