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この作品「第一次領土復興遠征7/8東京二日目レポ」は「SoundHorizon」「第一次領土復興遠征」のタグがつけられた作品です。
第一次領土復興遠征7/8東京二日目レポ/祥子の小説

第一次領土復興遠征7/8東京二日目レポ

16,113文字32分

■領土復興遠征東京二日目のレポです。■メモは採らない主義なので、間違っている箇所がいくらもあると思います。雰囲気でお楽しみ下さい。

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■開演前諸事
○物販の近衛兵(仮)と物販状況
16時時点で、待機人数ほぼゼロ、売り切れなし、テーブルハンガーのみ一限という状況でした。入国証明印も、待機人数ゼロ。午前七時台に100人いてどうこうという噂を聞いていたので拍子抜けしました。
物販は、一度でもライブに参加された方ならお解りの通り、スタッフさんが茶ねず色の衣装をお召しになっています。具体的には、中世欧州の修道僧のような衣装を思い浮かべてください。某ねずみー会社が作ったアニメ映画「ロビン・フッド」のタック神父を思い浮かべると非常に近いかと思います。

さて、今回諸事情会って、友人達から五月雨式にお使いを頼まれ、結局三回物販で買い出しをしました。
二回目の時です。「お客様はさきほども私のところから購入してくださいましたね。ありがとうございます」とお姉さんが笑顔で仰有っただけでも冷や汗物でしたが。
三回目、流石に申し訳なくなって「ばらばらと申し訳ないです」と謝ったところ「いえいえ、きっとMoiraのお導きなんですよ。もう一度お会いできることを楽しみにしております」と微笑んでくださいました。
何この訓練された近衛兵……!

○舞台装置
基本的に舞台は上下段に別れています。
舞台上手に洋風のお城の塔的な装置があり、上部には人一人が立てる程度の小さなスペースがありました。下手も同様で、小さなスペースもあります。ただ下手の塔には螺旋階段があり、舞台の下段へと降りることが出来ます。
また、舞台上段中央部には奈落があり、ここから人・物の出入りがあることがありました。舞台上段中央部の壁にはスクリーンがあります。このスクリーンには、当初ステンドグラス様の映像が映し出されていました。蒼、紫を基調にところどころ赤を配した背景、中央部分に金色でリオンがいる模様です。
舞台中央部には上段から下段へ降りる階段があり、下段の壁には奥へと出入り可能な扉もある。

○カミカミ王子
まずは基本的な諸注意を。近衛兵の説明もここで。今回の近衛兵は、メルコンのときのイドダンサーズのようにダンサーさんが務めておられました。舞台上手側が男性。下手側が女性。男性はローランブランドのベストと黒ズボン、女性はローランブランドのベストのような上衣と黒のロングスカートで、中には白レースがたっぷり使ってあり、後ろから見るとスカートに切れ込みがあって二等辺三角形様に白レースの部分が見えるようになっていました。顔には両者とも仮面。
ここまでで62.5%ほどは準備が出来たそうです。
そして次に「revive」の振り付け指導。Revive →Revive→ Reviveで拳を前に出し、「声を上げて」で前に出しっぱなし。続くRevive →Revive→ Reviveも同様の振り付けで「苦しくとも」で胸に手を当てる。これでワンセットです。
これで94.2%だかの準備が完了。最後に発声練習です。カミカミ王子の後に続いて同じことを言うように指示されました。
「ハチハチハチハチハチハチハチ公像」
「モヤモヤモヤモヤモヤモヤモヤイ像」
「スペイン坂道玄坂宮益坂」
最後の坂三つだけ異様に早口でした。なお、ハチ公像、モヤイ像、三つの坂全て、NHKホールから遠くない渋谷に存在します。

■OP+Revive
OPは、第二次・第三次領拡と同じく、まずはスクリーンに紫色の炎が映り、橙色・セピア系の色味で誰ともつかない人馬が行き交うところが映ります。それにあわせてSEで人馬の歩く音。
やがて銀色の文字で「第四次領土拡大遠征」と書かれます。
インストにあわせて歌姫達登場。ヴィオレット、オルタンス、サランダ、ミーシャ、ソフィア、そしてイヴェヒェン・フォン・フリードホーフ。
本日のイヴェヒェンは、顔は朝夜の文様つきの完璧なイヴェールで、衣装は「Märchen」時のメルメルのものでした。
全員が揃ったところで「Revive」合唱。「揺るぎない未来」まできたところで、スクリーンの「第四次領土拡大遠征」の文字が割れたように落ち、銀の「第一次領土復興遠征」という文字が現れました。
イヴェヒェン、ヴィオレット、オルタンス以外の歌姫達がそれぞれに舞台を去ります。

■朝と夜の物語
曲名は以下省略しますが、すべてスクリーンに投影されます。
こちらは通常通りのイヴェヒェン、ヴィオレット、オルタンスによる朝夜。振り付けも大幅な変化といえるものはほとんどなく、双子の人形たちの人形らしい、かくかくした動きが魅力です。
「泣きながら僕たちは来る」の後の「同じ~」ワンフレーズはイヴェヒェンが客席に耳を向けて、「歌え」と言っているので、国民は全力で答えました。「笑い~」の後のワンフレーズも同様。
大きく異なっていた振りは「セ マドモワゼル ヴィオレット」以下の部分。イヴェヒェンが人形の手を取り、その手の甲に口付けて、凄まじいまでの悲鳴が上がりました。三階席だったので実際に口付けていたのか、振りだけだったのかまでは確認がとれませんが、少なくとも会場は「既遂」のイメージです。もちろん、オルタンスにも同じことをしています。
私見ですが、イヴェだけじゃなく、月光王子ことメルメルの要素も入っているからこその天然タラシっぷりだったのではないでしょうか。
また、同じく私見ですが、この朝夜のイヴェヒェンは「Roman」のときと比べると格段に素晴らしかったと思います。また、KAORIについても、久し振りに生歌を聴いたと言うことをさっ引いても凄まじい向上が見られたように思いました。このようなたとえが適切かどうかは解りませんが、「Moira」くらいまでの彼女の歌声は、真正面から遠慮会釈なくまっすぐ撃ち込んでくる拳のような、直線的なパワー・ボーカルだったように思えるのです。これに対し、今日の彼女の歌声は、持ち味であるパワー・ボーカルのエネルギーをそのままに、聴き手の元に届く瞬間、ふわっとその上に何かを覆い被せているような、柔らかいクッションのようなものを感じました。結果、エネルギッシュながらも柔らかさを併せ持つ、耳に非常に柔らかな歌声になっていたように思います。
ツインギターのターンでは「ジェイク!」が「YUKI!」になっていましたが、それYUKIさんじゃありませんよイヴェヒェン。「あっ、ちがうたけちゃん!」というアレな叫びの後は、二人の間に割り込んでエアギターをしていました。なんなのあの可愛い人。
双子は最後に下手側の螺旋階段を上ってその中盤当たりの場所に座り「そこにRomanはあるのかしら」の台詞。
イヴェヒェンは下段下手にはけていきます。

■星女神の巫女
上段下手より双子にくわえてサランダの登場。以上三人がコーラス、メインはもちろんミーシャです。
下段上手より、ミーシャの登場。背景は星の模様になっています。基本的にはミラコンのとき同様、曲中に正座が出てくると背景スクリーンにその星座の星がひときわ強く輝き、線で結ばれた後、その星座のイラストへと変化します。
曲終盤「ただ星は瞬く」
の直後スクリーンに白い文字。
「嗚呼…ミーシャが行ってしまう。皆で声を掛けてあげましょう。3…2…1 ミーシャ」
と出たのですが、銀盤での「ミーシャ」という声が、後悔とかそれでも引き止めることが出来ないとか複雑な感情のこもったちょっと詰まったものだったせいか、流石の国民の声もばらついていたように思います。
ミーシャ、中央の階段のところに行き、舞台の暗転で終了。

■MC:あなたは普段何をしていますか?
下段下手よりイヴェヒェン登場。歌姫も全員わらわらと下段に集まる。
下段上手より、ミーシャ、サランダ、オルタンス、イヴェヒェン、ヴィオレット、ソフィア先生が並ぶ。
まずはミーシャのもとにイヴェヒェンが近付いていって質問タイム。
「僕はこの通り二つの地平線が絡んでいるけれど、あなたはどちらとも絡んでいないんだよね。あなたはアルテミシアさんですね?」
「はい、そうです」
「初めて逢うけど……可愛いよ」
場内の沸き方たるや、お察し下さい。
「あなたは普段何をしていらっしゃいますか?」
「星を見ています」
「そうですか。好きな星座は何ですか?」
「双子座です」
「そうですか、僕も双子座が好きですよ。昔から、双子座に悪い人はいないんです。僕も双子座なんですけどね。何か運命を感じます」

続いてサランダ。
「あなたは三姉妹の長女のサランダさんですね。今日は大きいのはどうしたんですか?」
「ええと……」
「ああ、置いてきたんですか。怖いですもんね」
ここで大きいの呼ばわりされたヴィオレットがちょっと怒って拳をふりまわす。
「小さいのはどうしたんですか。あれもまあ、必要ないですもんね」
オルタンスもヴィオレット同様ちょっと怒っています。
「あなたは普段何をしていらっしゃいますか?」
「海を眺めています」
「ああ、それは南の綺麗な……それは、さぞかし進むでしょう(酒杯を傾ける仕草)」
「ええ……もう、ちょっと」
「あ、これは水ですよ! では、いつかまた一緒に水を飲みましょうね」

オルタンス。
「久し振りだね、オルタンス」
「ウィ、ムシュー」
「この子はね、『ウィ』と『ノン』だけは意思表示が出来るようにしているんですよ。折角だからなにか聞いてみようか。何がいい?」
Q1「衣装変わった?」
「ウィ、ムシュー」
Q2「ムシューのこと好き?」
しかしイヴェヒェンが「なに、ムッシュかまやつのことが好き?」と聞き違い。
「ウィ、ムシュー」

ヴィオレット。
ヴィオレットに対しても質問があるかと会場への呼び掛け。
Q1「ムシュー格好良い?」
「ウィ、ムシュー」
「そこのところの躾はぬかりありませんよ!」
会場内に漂った「躾けっていうな」っていう空気は気のせいではないはず。
Q2ムシューとどっちが背が高い?
隣の並んで背比べ。
……どうみてもヴィオレットの方が背が高かったです。
「……ヒールのことを考えるとムシューの方が一馬身くらい背が高いかな」
「ウィ、ムシュー」
ちょっと言わせた感があって面白かったです。

ソフィア先生。
「あなたは普段何をしていらっしゃいますか」
「人生について考えています」
「ああ、なんかこう……哲学的な」
「それに子育てもしています」
「設定的に難しいので、誰の子かは追及しないでおきましょう。お子さんは可愛いですか?」
「はい。でも今日は、会場にいらっしゃる皆さんが私の子供です!」
会場大歓声。イヴェヒェンが「みんな、頭を出して! 撫でて貰いましょう」と言ったので、国民一同頭を伸ばし、なでなでしていただきました。
「今日、おうちに帰ったら本当のママンにもなでなでして貰うといいよ。たまには、私の小さいころってどうだったの? とか聞いてみて、いつもなでなでしていたのよ、とか言われて。それで、じゃあ今もなでなでするといいよ、とか言って……なんてうまくはいかないだろうけど、でもたまにはなでなでして貰うといいよ。僕はママンに撫で撫でして貰えなかったから」
ここでイヴェールネタできたか! と思いました。流石です。
ここでMC終了。

■聖なる詩人の島
ソフィア先生が下段、上段上手側に、上手からミーシャ、ヴィオレット、オルタンス。
ソフィア先生はふわふわの白い衣装を手で引きつつ(おとぎ話のお姫さまがスカートを摘むようなものを想像していただければ良いかと)舞台下段をゆったり歩きます。上段に並ぶ三人が詩女神のコーラスを。
間奏中、上段の三人が片手をあげて、片方の足を軸足に、その場から移動しないように膝を屈伸させつつ時計回りと反時計回りに回ったのが可愛かったです。
「かつて、激しく愛したひとがいたのよ」の直前で、上段下手から近衛兵の男性が登場。凄まじい勢いで走って中央の階段から下段に折り、「~行ってしまったわ」まで、ソフィア先生とすれ違うようにダンス。大変失礼ながら、出るタイミングが遅れてしまったから走り出てきたのか、演出の一環なのかは今ひとつわかりませんでした。
「ああ天を地を~」から舞台中央の階段を上りはじめ、曲終了と共に舞台上段中央部にソフィア先生が立って終了。暗転。

■星屑の革紐
 暗転していた舞台に星々が点る演出。
 「差し出した手を~」を、舞台上段中央部でソフィア先生が歌うと、舞台下段下手側からヴィオレットとオルタンスが出てくる。ナレーション部分は録音。
 エトワールは通常通りオルタンスが歌い、ヴィオレットはあくまでもプルー役として、マイムの相手をする感じです。手を繋いでくるくる回ったりなんだりしている二人の可愛さは天元突破していました。
 終盤、「星空に抱かれて~」の直前、上段中央部奈落から、結構な勢いでソフィア先生登場。ソフィア先生はその場で語りかけるように歌います。
 「祈りの星が降り注ぐ~」で双子が下段中央部に向かい合わせに屈む。そして水を掬うような手をして、二人で赤子を取り上げるイメージ。「そして、物語の翼は」にあわせて、双子はその手の中にあるものを客席にむかって放つイメージのマイム。おそらくDVDならばCGの子犬が客席に向かって駈けてくるのでしょうが、その代わりのように黄白色の照明が双子の手から舞台、一階席、二階席、三階席と一直線に駈け上がっていきました。タイミングが本当に見事だったので、思わず照明の行方を見守ったほどです。
 双子は中央の階段を上り、物憂げにそこに腰掛けて「そこにromanはあるのかしら」で暗転。

■見えざる腕
 引き続きヴィオレットとオルタンスが舞台上段下手側に。メインは通常通りヴィオレット。
 序盤は、曲調にあわせるように、二人とも気怠げに身体を揺らすように踊ります。
ナレーションは全て録音。
 「金髪の騎士」で、舞台下段下手側に黄色い照明が丸く当たり、「赤髪の騎士」で、舞台下段上手側に照明が丸く当たる。舞台上段では決闘をするように双子が向かい合い、互いに互いの腕を押さえるようにしたあと、腕の落ちるSEと共にオルタンスの右腕の肘から先が、力を失ったようにぷらん、ぷらんと揺れるマイム。照明も二人の動きと同時に近付き、黄色い光の方が消えている。赤もじきに消えます。
 双子は中央の階段から下段に下りて、その続きを歌う。
 「不意に飛び出した」でヴィオレットの背後に回ったオルタンスの腕が斜めにヴィオレットの前に出され、「周囲に飛び散った」でヴィオレット共にぱあっと外側にその腕を放つ。まるで血が飛び散ったようなマイム。「見えざる腕」の場合、毎回このマイムはあるのですが、この勢いの良さと血が飛び散るのを的確に示しているこの振り付けが凄く好きです。
 終盤の「犠牲者ばかりが増えていく」のあと、KAORIが「せーの!」と言ってくれたので「廻るよ廻る」は国民みんな腕を振り回すことが出来て楽しかったです。
 双子は舞台下段中央部で「そこにRomanはあるのかしら?」と言って舞台暗転。

■暁光の唄
 舞台下段側の塔に、青・紫・緑を基調にした蔦が絡んでいるような照明が当たる。メルコンにいらっしゃった方であれば、メルコン開演直前に「宵闇の森」らしく舞台の外側に額のようにあたっていた、あの照明を思い浮かべてください。恐らく同一のものであると思います。
 しゃらん、という鎖の音と共に、上段下手側からイヴェヒェン登場。腕にはきちんとエリーゼを抱いています。上段下手側の螺旋階段をゆったり降りながら、下段中央部を目指します。
 大変失礼な物言いですが、暁光の唄のときのイヴェヒェンは最初の一音をミスしたせいか、「それは光」三連発くらいまで音程がかなり危うかったように思います。
舞台下段中央にたどり着いた後「それは光」三連発で宵闇の森が消え去り、白色の照明がひとつずつ、みっつまで当たります。確か下手上方、中央上方、上手上方の順番だったと思います。
 屍人姫の台詞の時は、背景スクリーンにメルコンのときの該当台詞のシーンが映し出されました。エリーゼ、ムッティも同様です。これと同時に歌っているイヴェヒェンへの照明は紫(=死)色に変化します。
 それとほぼ同時に上段中央部奈落から、灰色の、十字架を上に立てた四角い墓碑(文字までは見えませんでした)がせり上がってくる。
 「成る程~」の台詞までは舞台中央で行い、「君が今~」から中央部階段を上り始める。「必ずそこで逢おう」でやや尻切れ気味に音楽も終了します。銀盤に慣れているとその後のナレーション・台詞も期待してしまうので、あれは結構「おや?」という感覚を受けました。
 イヴェヒェンは墓碑の上にエリーゼを寝かせます。

 個人的に、この曲でイヴェヒェンは反則だと思いました。まるで、エリーザベトのことを思い出し、記憶も人格ももとのメルに戻ったから髪の色が銀になっているように見えたんです。あれはかなりの涙腺崩壊具合だろうと思うのですよ。

■焔
 下段下手から、RIKKIママン登場。多分後述の黒ドレスの上に更に黒のオーバードレスを着て、喪服のように見せているのだと思います。
 イヴェヒェンは墓碑にエリーゼを残し、舞台上段上手側、塔のようになっている一人ぶんのスペースに留まり、じっとRIKKIママンを見ていました。時折その小さなスペースから出ることはなくゆったりと歩み、手でも少しだけ動いていますが「ダンス」といえるほどの大きな振りはなく、あくまでも一枚隔てた向こう側に居る者として、ママンを見守っているようでした。
 舞台下段で歌うRIKKIママンの後から出てきたのが、今回の近衛兵。下手から女性が紫陽花の花束、上手から男性が菫の花束を持って出てきたのです。
 「美しい『焔』を見た 死を抱く暗闇の地平に~」あたりで中央階段から上段へとあがり、墓碑によりそうママン。イヴェヒェンと近衛兵は舞台上方を見上げています。
 その後ろからついて上った近衛兵。近衛兵の順序は男性が先だったと記憶しています。
 「独りで寂しくないように 《双児の人形》を傍らに」
 で、男性が菫の花束を置き、その後女性が紫陽花の花束を置きました。
 「歓びに揺れたのは《紫色の花》 哀しみに濡れたのは《水色の花》」
 で、スクリーンに下手側から菫の花束、上手側から紫陽花の花束が映し出され、中央で融合するように映ったかと思うとぱっと消えてしまいます。ママンは上段下手へとはけていき、取り残されたイヴェヒェンはママンの背中を視線で追います。
 「嗚呼…《物語》を詩うのは……」で舞台暗転。

「焔」で印象に残ったのは、バイオリンのソンイルさん無双です。いままでの公演の亀ちゃんのバイオリンとは確かに違うんですよ。亀ちゃんの方は柔らかく包み込むような印象でしたが、ソンイルさんの方は天に昇っていくような印象です。あくまでも私見ですが……。

■prayer
 インスト曲。
 音楽の素養がないのでどこがどうと言うことが出来ないのですが、アップテンポで非常に格好良い曲だと思います。どの楽器にも一定以上の見せ場・出番があるのは陛下らしいな、と思います。中途、ギターの西山さん、YUKIさんが中央階段から上段の下手、上手の一人用スペースでパフォーマンスをしながら演奏するシーンもあったように思います。
 また、この曲は「Revive」の部分を含んでいる……というか、御存知の方は「砂塵の彼方へ」と「Sand Dream」を思い浮かべてみてください。「Revive」と「Prayer」は、まさにあの関係にあると思います。
 個人的に残念だと思ったのは、この「Prayer」の「Revive」部分で歌った方が少なからずいらっしゃることです。上述のように、この曲は、それぞれの楽器の見せ場まで配慮して作られたインスト曲ですし、国民に対して歌って欲しい・語って欲しい部分には、陛下側から近衛兵の旗振りという形での参加要請があります。それを無視して歌ってしまうのは、いかがなものかと思うのです。
 もしこのレポートをご覧になっていて、この先の公演に参加される方がいらっしゃいましたら、「Prayer」では、楽器隊のみなさまの素晴らしい演奏に耳を傾け、心の中で参加されることになさった方が良いのではないかな、と思う次第です。

■MC:革命先生の紡ぐ物語
 暗転した舞台が明るくなると、中央部に椅子があり、下段下手側から黒縁眼鏡をかけたイヴェヒェンがあらわれます。手には白いファイルがあり、そのファイルにはいつものリオン模様があったように見えました。
 まず
 「今、ヒェンの人も混ざっているのにイヴェールだけみたいになっちゃうな……さっき歌っててヒェンの人の血も入っているんだってことに気付きました」と、大変ヒェンの人が気の毒なことを仰有いました(苦笑)
 「みんな、ブログか何かで読んでいると思うけど、革命先生! 革命先生が連載をね。そうしたら昨日の東京の人たちがばかばかしい選択をしたから、馬鹿馬鹿しい方に進んじゃったんだよね。だから一晩で書きました」
 こんな感じの前置きをしたうえで、朗読を始めます。
「昔々、王様君と領復くんはヤンマーニ一緒だったのに。いなくなってしまった領復くんを王様君は探しに行くことにシマウマ!
 小川を渡りオバケもみの木を左へと。屋根はレープクーヒェン、窓もレープクーヒェンのレープクーヒェン祭り。
 君たち気付いてると思うけど、全部読むと時間が足りないんだよ!
 そして亀が苛められていそうな海の方へと行くと、そこには青い海、白い砂浜が広がっていました。浜辺で遊んでいる子供達はまるで天使のようです。苛められている亀などいません。君たち騙されたね!
 この先は私が言うことを繰り返してください。
 良かった、苛められている亀はいなかったんだ」
 国民が「良かった~」を繰り返します。
「こだまでしょうか?」
 国民一同「こだまでしょうか?」と返すべきなのか「いいえ、誰でも」と返すべきなのか返答に詰まって苦笑が広がります。
「王様君は子供達をながめているおじいさんに尋ねました。
『こんにちはおじいさん。ここは素敵な場所ですね』
『ほっほっほ、愛しくて誇らしい皆のふるさとじゃ』
『おじいさん、揺るぎない世界とはどんなものでしょうか』
『ゆる(何か言葉を噛む)』
『滑舌―!!』
『世界が揺らいでいるのならば、しっかり建て直せばよいんじゃないかのう。ずっとそうしてきたけぇ』
 おじいさんは方言なんです。
『皆海を愛した。海は色んなものを奪っていくが、色んな物を与えてもくれたからのう』
 そこへ、やつがやってきーた! こんやーも! ねかせないーぜ!!
 さ、皆さん僕の言葉を繰り返してください。
『アサマーデ!! フィバローゼ!!』
 みなさん、これで共犯者ですよ……。
 さて、ここで選択肢です。1、こんやーも! 竜宮城いっとーく!? 2.こんやーは! 冥府―に、いっとく!?
 じゃあ1がいい人りばーいぶ!」
 国民が、イヴェヒェンがしているように拳を突き出して意思表示。
「あれすくないな……じゃあ2がいいひとりばーいぶ!!
 圧倒的ですね。いきなり死んじゃうの王様君!? 後は、ブログか何かで追い掛けてくださいね。予習もしておくと安心ですよ」
 とのこと。
「それでは音楽に戻りましょう」
 で、イヴェヒェンさん下段下手にはける。

■エルの楽園→side:E→
 ここからは歌姫全員通常のドレスです。
 まずはメインに栗林さん。真っ白な膝より少し上の丈のドレスで、黒の膝まであるブーツ。髪にも白リボンの飾りがあり、髪は上に纏めていました。コーラスに、昔のままの、黒を基調にちょっと鈍い金のドレスのRIKKIママン、真っ白なロングドレスのあずみママンが入ります。
「Elysion」で指をEのかたちにし、その右手をそのまま上に上げる振りつけ。今回は「アルテミシアの楽園」ではなく、通常通りの「エルの楽園でした。
 中盤のナレーション部分は英語になっていて録音だったのですが、IkeなのかSacheさんなのか私には判別出来かねます。音感が鋭い方がいらっしゃったら頑張ってみてください。
 「ねえお父さま」以下の台詞部分は、栗林さんの一人語りで、パパとエルの声調に変化はありません。10代の少女が絵本を朗読しているような印象を受けました。ただあの明瞭さは、声優さんとしての真骨頂だったと思います。
通常と差があったのは、サビの最終パート。
「お父様 その楽園ではどんな恋が咲くの?」
 ここで、一瞬すべての音楽がぴたっと止まるんです。あのタメは、なんだかぞくぞく来ました。
 栗林さんを残し、残りのお二方がはけていきます。

■緋色の花
 メインにきたのはYUUKIちゃん。衣装はかわらず、白と黒のドレスです。舞台に残っていた栗林さんがコーラスを務めます。
 下段下手からやってきたYUUKIちゃんは、階段を上りかけたり、中央部までゆったりと歩いてきたりと、終始けだるさを演出していたように思います。
 語りもメインはYUUKIちゃんが生でやっていました。KAORIの歌声が変化したのと同じように、YUUKIちゃんは語りが物凄く向上していたように思います。先の栗林さん(本職)の語りと比べても、遜色がなかったように思えました。その合いの手として入る「忘れ物はありませんか」は栗林さんが、最後の「忘れ物~」は二人が声を揃えていました。

■Stardust
 下段中央部の扉から、マイクスタンドつきで颯爽登場したのはKAORIです。こちらも以前同様の真っ赤なドレス。この曲でも、ますます今までのパワー・ボーカルに色気と柔らかさが加わったのを実感することになりました。
 またマイクスタンドでシャウトするように歌うのも素敵だったのですが、この曲ではなんといっても客席の煽り方が素晴らしかったと思います。
「私輝いてる!?」の直後に客席にむかって耳を傾けてみたり。ただ、三階席の周りで「いい意味でー!!」と叫んでいる人が少なそうだったところが、それなりに無念であるように思います。
 また、銀盤では間奏になっていて「君の方が綺麗だよ」云々の部分に追加歌詞あり。
「私だけを見て欲しい 燃え上がるジェラシーは黒い焔
星屑に手を伸ばしたままで 何処までも奈落へ堕ちていく」
 的な感じでしょうか。
 また、「何故?」で舞台下段下手にダッシュして耳を傾け、「何故なの?」舞台上手側に向けて同じことをし「何故なのよー!!」は舞台中央でそれをやりました。あのときの客席側の一体感は半端なかったです。

■11文字の伝言
 RIKKIママンお一方の曲です。
 ええもう、今回も大変素晴らしかったです! としか言い様が……。
 下段下手からゆっくり現れたRIKKIママンはスモークが濃いめにたかれた舞台下段をゆったりと歩きます。まるで、雲の上をゆくような演出だと思いました。
 そして「あなたが今、生きているそれが私が生きた物語の意味」あたりで右手をすっと天に向けて差し出しますが、それと引換えるようにママンに当てられるライトが紫(=死)色のみになります。前述の「暁光の唄」でも感じましたが、あの紫のライトの意味を知っているローランとしては、切ない演出でした。

■<ハジマリ>のクロニクル
 メインがあずみママン、コーラスが栗林さんという白ドレスコンビの曲でした。
 お二方は中央部分の扉から登場。あずみママンの優しい声色で歌われるハジクロは、非常に柔らかくて、手を翼のように上下させる振り付けが綺麗で、思わず見とれてしまいました。
 最後の「lalala」部分で国民が手を左右に振るのも、通常通りです。

■零音の世界
 歌姫全員の曲です。
 じまのナレーション部分は省略されていて、コーラスも誰がメインということなく持ち回りで歌っていました。立ち位置もそれに合わせて前後して、一歩前に出たり下がったりと、大変おとくな曲でした。
 終盤の「サーンホラーイ!!」も健在です。今回はじまがいない公演なので、煽ったのはKAORIです。客席側も良く知っているので、飛び跳ねながら答えていました。
 この曲は結構久し振りだったので、聞くことが出来て大変嬉しかったです。

■陛下登場
 通常通り、リオンが走る音と止まるときのしゃきーんという音。そしてファンファーレと共に舞台上段下手側から陛下登場。アコーディオンを手にしておいででした。
「お待たせ、君たち! でもなぜかもう数曲こなしたような疲労感があるよ!!」
 と仰有っていました。
「ここからは僕も参加します。聞いて貰いましょう」
 的なことを仰有って次の曲へ。

■終端の王と異世界の騎士
 陛下はアコーディオンのみ、ボーカルは歌姫全員で務めてくださいました。これもどなたがメインということなく。持ち回りでメインを務めてくださいました。
 銀盤ではれみこがやっている高音のコーラス部分は、本日はKAORIが担当。完全にKAORIの日だったように思います。
 中盤からのワルツ部分は近衛兵二人も走り出てきて、歌姫達とともに円を描くように踊ります。この円を描く踊りが何とも言えずに綺麗だったのですが、済みません表現するのが難しい……欧州の村々のお祭りで踊られていそうな感じです。

■メンバー紹介
 特記がなければ、客席に向かって手を振ってくださったと思って下さい。
 大まかにわけると楽器隊→ダンサーさん→歌姫の順番でのメンバー紹介でした。ただ、固定の順番で紹介するのに厭きたそうで、ばらばらに当てているとのことですが、そのランダムの順番までは覚えていないのでご容赦下さい。

○楽器隊
ソンイルさん。
 「Revive」をバイオリン一本で見事に弾いて下さいました。この方の天に昇るような音と弾き方がとても好きです。

英ちゃん
 キーボードを足の間を潜らせて音を鳴らす。
 王様が上段中央部でカットカットな仕草をした後「見ての通り今日はカメラ入ってないからね! 絶対DVDに収録されないよ!!」と笑っていたのが印象的です。
 何してるんですかこの人……(笑) 収録されないことが勿体ないような当然のような不思議な気持ちです。

YUKIさん
 アメリカンで小粋な曲(陛下談)
 明るくてテンポの良い曲だったんですが、舞台上段中央部で微妙な踊りを微妙に踊っている可愛い人が目にちらちらして集中できないんですよ!! 誰かあの人なんとかして!! と、隣席の友人と言い合い、前の席の方は崩れ落ちていました……。

西山さん
 こちらもゆったりから激しくなる曲を弾いて下さり、最後は「セイっ★」でしめていらっしゃるのが印象的でした。この舞台には可愛くなければ出られないのでしょうか、そうでしょうね。

淳士さん
 こちらもはげしくドラムを叩いて下さったんですが、エアドラムしたあげくに後ろのしゃらしゃら鳴る(すみません名称が解りません)ものを演奏後しゃらしゃらしゃらと慣らした可愛い人に以下省略。
 陛下はここで下段に降りてきます。

田淵さん
 マニピュレーターの田淵さん。頭に黒い帽子を被っていらっしゃいます。
「マニピュレーターの田淵さん。色んな音を出してくれています。
 帽子を被って三十年。その帽子が取れる日はくるのでしょうか」
 無言でばってんマークの田淵さん。
「どうやら今日ではないようです」

○ダンサーさん
たけちゃんさん(男性)
 バク転やら側転やらの連続技を披露して下さいました。いつ見てもダンサーさんってすげえ!! となる技だと思います。

あすかさん(女性)
 こちらはくるくるその場で廻って下さいました。優雅で美しいんですよ!
「ダンサーさんってどうなっているんでしょうね。廻っても目を回さないひとたちですよ」とは陛下の言。

○歌姫
YUUKIちゃん
「久し振りー!!」と客席にむかって仰有ったので「ひさしぶりー!!」返しを。

栗林さん
「踊らないんですか?」と陛下に無茶振りされて、ぶんぶん首を振ってらっしゃいました、結局客席に手を振って下さったので充分です。

RIKKIママン
 くるりとその場で四分の三回転くらいなさいました。
「踊らないんですか?」
「廻ろうとしたら、つんのめりそうになったんです」
 とのこと……なにそれ可愛い。

KAORI
「私輝いてるー!?」
 「いい意味でー!」が揃ったかどうか。いやしかし、この日は本当にKAORIが輝いていたと思いますよ、私は。
 で、陛下が右手を挙げて変なポーズを取ったんですが、全員意図を量りかねて沈黙。ご本人も意図は特になかったらしく「謎のポーズです」とのこと。

あずみママン
 客席に向かって手を振って下さいました。

陛下
「そしてREVOです」と謎のポーズ。

■即ち…超星間トンネル
 「君たち超星間トンネルって曲があるのを知っているかな? 今回の課題曲です」
 曲の前に「立って下さい」「座って下さい」を三回くらいずつ。陛下いわく「いい運動になったでしょ?」とのこと。
 いや、私はこの曲お初だったのですが、兎に角良く動きます。超重力なんか目じゃありません。正直、アキレス腱は伸ばしておくのが無難です。ちぎれたらアレですから。
 その激しい振り付けのおかげで、私も歌詞をほとんど覚えて帰れませんでした。序盤は世界史年表が好きなら覚えやすかったのでそこそこは覚えている……つもり。
「バビロンの捕囚も カノッサの屈辱も
再征服<レコンキスタ>も 大憲章<マグナカルタ>も
魔女裁判も 異端審問も
人種隔離政策<アパルトヘイト>も 身分格差制度<カースト>も
石油危機<オイルショック>も 金融危機<リーマンショック>も
黒死病<ペスト>も 後天性免疫不全症候群<エイズ>も
流行性感冒<インフルエンザ>も」
(以下サビ部分不明)
「即ち…超星間トンネル」
「ハンムラビ法典も ナポレオン法典も
西部開拓<ワイルド・フロンティア>も 大量虐殺<ホロコースト>も
産業革命も 情報<アイティー>革命も
世界大戦も 民族紛争も
地震と津波 噴火と竜巻
飢餓と旱魃 核による汚染も」
 ……あと解りません、済みません。僕等はそれらを全て乗り越えてきた的なあれだったと思うのですが、踊るので精一杯でした。
 落ちは「即ち…超星間トンネル」だと思うのですが、ちょっと自信が。
 この後、国民には三回だけ深呼吸が許されましたが正直三回だけって辛い……。

■国歌
 歌う前に、三番が新しく加わったものの、下手に歌うと大やけどをするので、三番は歌わないで聞いて欲しいとの陛下からのアナウンスあり。一番、二番を斉唱したあと、三番を聞き、また「ローラン・ローラン」に戻るので、そこからまた斉唱して欲しいとのことでした。
 加えて、追加の振り付け。サビの「Sound Horizon Kingdom」二回目の時は、人差し指を立て、手の甲を外側に向ける振り付けを全員でやって欲しいとのことです。
 三番は記憶によらずともパンフにあるので省略します。素敵な歌詞です。メロディーががらっと変わっているので、これは覚えるのに苦労するだろうな……とも……。
 歌い終わった瞬間「サウンドほらげほっ……!!」
 噛 み お っ た わ!!
「いいとこなんです!! Sound Horizon!」
 全員での「きんぐだーむ!!」と共に金色のテープが降ってきました。一人一枚限り、余ったぶんは後ろの席の人に配ってあげてね、とのことです。舞台に降っちゃったぶんを陛下が投げたのですが、ご本人も仰有いましたが
「飛ぶ訳がない」
 一列目の方羨ましい。

「君たち、手の汗を服で拭って下さい。紳士淑女のたしなみ、何故ならこれから君たちは手を繋ぐからです」
 そして演者全員が手を繋ぎます。客席も隣同士で手を繋ぎました。
 このときエリーゼが不在だったので客席から「エリーゼは!?」の声が飛んだのですが、陛下は「エリーゼ?」と舞台下手方面を見たものの、すぐに出せる状況ではなかったようで「多分疲れてるんだよ!」とのことです。エリーゼ先輩不在のエンディングとなりました。
「この手は君たちまで繋がっているつもりで。それでは皆さん」
 と、手を挙げて。
「ありがとうございました!」
 で頭を下げる演者一同。つられて頭を下げる国民……ですが、ここは拍手すべき? とか、色んな思考がないまぜになって、頭を下げた後間髪入れず拍手と苦笑が漏れました。
「え、なにか可笑しかった? え、何か変!? いいや、あとで振り付けの○○さん(すみません、聞き取れませんでした)と相談します!」
 とのこと。いや違う……そこじゃない……。
 この方、多分そこで「拍手される(=感謝される)」という意識がないんじゃないかなぁ……と思いました。「聞いてくれて有難う」が先に立っていて、こちらの感謝の気持ちに思い至れないような気がするのですよ。

■陛下のためになるお話。
 国歌後、全員がはけたあと、陛下のお話タイムです。
「本当はこういうお話の時間はほとんどないようにと思っていたんです」
 えー、という悲鳴。
「そんなこといって、知ってるんだよ! イタリア兄弟とかやったら長い! って言うでしょ?」
 えー、という悲鳴。
「いやだってアンケートに『あいつらもういらない』とか書くでしょ? 前回の大喜利なんかも『長い』って書くでしょ?
 だから今回は音楽でこたえていけたらな、と思いました」
 とのこと。
「楽しんでくれて本当にありがとうございました」
 的な台詞で締め。
 いつものようにリオンで去って行かれました。

■Revive
 いつもは国歌ですが、最後はReviveで締め。
 ローラン達の凄いところは、誰も見ていなくても、振り付けつきできっちり歌い上げるところだと思います。あと歌唱力半端ない……なんなのこの人達。
 特筆すべきは、「揺るぎない未来」の後だと思います。
 いつもの国歌ならば、何人かが「Sound Horizon」と声を掛けて「きんぐだーむ!」ですが、今回は自然発生的に全員が「Sound Horizon」から声を上げたんです。
 なんというか、壮観でした。



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