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  • 2023.6.13 (火)
    Posted by NTT東日本

【必見】プロバイダを選ぶ4つのポイント・乗り換え方法3ステップ!4つの注意点も紹介

「プロバイダの乗り換え方法が知りたい」「プロバイダ選びに失敗したくない」と、お悩みの方もいるのではないでしょうか。

プロバイダはインターネットの接続事業者を指し、自由に乗り換え可能です。現在利用しているインターネット通信の安定性に不満がある場合は、プロバイダを変更すると改善されるケースがあります。しかし、どのように選んだら良いのかわからない方も多いでしょう。

そこで本記事では、プロバイダの乗り換え方法や選び方を解説します。乗り換えるメリットや注意点も紹介するので、ぜひ最後までお読みください。

1.プロバイダの乗り換えとはインターネット接続事業者を変更すること

プロバイダとは、インターネット接続事業者を指します。インターネットに接続するには、回線事業者とプロバイダ、双方の契約が必要です。回線とプロバイダは、別の会社である場合が多いです。プロバイダを変えても、回線はそのまま使用可能です。

プロバイダを乗り換えると、通信の安定性が改善する可能性があります。ただし、利用している回線によっては、プロバイダを変更できないケースもあります。

プロバイダの乗り換えを検討しているなら、事前に契約会社に確認するのがおすすめです。プロバイダについて詳しく知りたい方は、別記事「プロバイダとは」をあわせてご確認ください。

2.乗り換えるプロバイダを選ぶ4つのポイント

プロバイダを選ぶ際のポイントは、以下の4つです。

  • 通信速度は安定しているか
  • 費用は適切か
  • サポート体制は整っているか
  • セキュリティに問題はないか

プロバイダの乗り換えは、インターネットをより快適に使用するために行います。「せっかく乗り換えたのに、通信速度が改善しなかった」と後悔しないように、ぜひ参考にしてください。

通信速度は安定しているか

通信速度の安定性は、プロバイダが対応している通信方式によって変わります。通信速度を重視するなら「IPoE」という接続方式に対応しているプロバイダがおすすめです。IPoEは、従来の「PPPoE」とは異なり、直接インターネットに接続できます。IPoEは、PPPoEよりも通信速度が落ちにくいのが特徴です。

しかし、IPoEだとIPv4という通信規格のWebサイトに接続できません。IPoEを利用するなら、IPv4 over IPv6対応のプロバイダを選びましょう。IPv4 over IPv6は、IPv6を使用しながら従来のIPv4も利用できる接続方式です。ネットワーク終端装置を経由せずにインターネットに接続するため、通信速度が安定します。

通信安定性は、回線の影響も受けます。プロバイダの乗り換えだけで回線を変更しないと、通信の安定性が改善しないこともあるでしょう。プロバイダだけでなく、回線の変更も検討するのがおすすめです。

費用は適切か

プロバイダを乗り換えると、月額利用料が安くなる可能性があります。キャンペーン特典などで、費用の割引を実施しているプロバイダもあるため、見積もりを取って比較するのがおすすめです。

月額利用料だけでなく、セキュリティソフトやルーターなどの費用も含めて適切か判断しましょう。セキュリティソフトやルーターは、オプションやレンタルで提供しているプロバイダも多いです。社長や経営陣から、プロバイダ乗り換えの予算を提示されている方もいるでしょう。

余計な出費を抑えるためにも、事前に確認することが重要です。月額利用料だけでなく、キャンペーンなども比較し、自社にとって最もメリットが大きいプロバイダを選びましょう。

サポート体制は整っているか

万が一の事態に備えて、サポート体制が整っているプロバイダを選ぶと安心です。コールセンターの対応時間が短い、訪問サポートがなくて不調を直接見てもらえないプロバイダは要注意です。サポート体制が整っていないプロバイダと契約すると、トラブルが発生した際に、スムーズに対応してもらえません。

インターネットに接続できなくなると、業務に支障が出る可能性が高いです。業務スピードを上げるためにプロバイダを乗り換えたのに、かえって不便になってしまいます。料金だけで即決せずに、サポートが整っているかも確認しましょう。

セキュリティに問題ないか

情報セキュリティ対策は、企業でインターネットを使用する際に欠かせないポイントです。情報セキュリティ対策が甘いと、情報漏えいのリスクがあります。情報漏えいは、企業の信用問題にも関わるため、セキュリティは強化すべきです。

プロバイダごとに導入しているセキュリティソフトが異なるため、乗り換えると強化できる可能性があります。プロバイダが提供しているセキュリティソフトは、主に以下の4種類です。

  • 市販と同じソフト
  • 市販のソフト+ウイルスチェックができるもの
  • 有害Webサイトのフィルタリングだけに対応しているもの
  • メールのみのウイルスチェックや迷惑メールに対応しているもの

現在のプロバイダのセキュリティが甘いと感じている場合は、乗り換えるのがおすすめです。

プロバイダの乗り換え方法3ステップ

プロバイダの乗り換え方法は、以下の3ステップで行えます。

  • 乗り換えるプロバイダに申し込む
  • 利用中のプロバイダを解約する
  • 新しいプロバイダの設定をする

プロバイダの乗り換えを検討している場合は、ぜひ参考にしてください。

乗り換えるプロバイダに申し込む

新たに申し込みたいプロバイダに連絡し、契約します。申し込み後、1週間程度で契約書類が届きます。必要事項を記載して返送すれば、申し込みは完了です。

先に利用中のプロバイダの解約手続きをしないように、注意しましょう。新しいプロバイダの接続が完了するまで、インターネットが使えない期間が発生する可能性があります。

利用中のプロバイダを解約する

解約方法はプロバイダごとに異なりますが、基本的には以下の2つで行います。

  • Webサイトの解約フォームから手続きをする
  • 解約窓口に電話をする

窓口は混み合っていたり、受付時間が決まっていたりする場合があるため、事前に確認するのがおすすめです。緊急性が高い場合は、直接窓口に問い合わせると、早期解決につながります。問い合わせ先は、契約書やホームページに記載されている場合が多いです。

新しいプロバイダの設定をする

新しいプロバイダが使用できる状況になったら、ログイン設定を行います。ルーターやデバイスなどの設定方法は、プロバイダによって異なります。契約書類に「ログインID」「パスワード」が記載されていることが多いため、設定時に確認しましょう。設定方法が分からない場合は、プロバイダに問い合わせると解決します。

プロバイダ乗り換えで回線を変更しないなら工事不要

基本的にプロバイダの乗り換えだけなら、回線工事が不要です。例えば、現在フレッツ光を利用しているなら、契約するプロバイダを変更し、ルーターの設定を変更すれば、回線工事をする必要がありません。

プロバイダを乗り換えると、月額利用料を抑えられる可能性があります。工事なしで手軽にインターネット利用のコストを軽減したいなら、プロバイダの乗り換えを検討しましょう。

ただし、乗り換える際はプロバイダの中途解約金に注意が必要です。プロバイダごとに異なりますが、以下のようなケースで中途解約金が発生することがあります。

    • 契約更新月ではないときに解約
    • 最低利用期間に達していない状態で解約

乗り換える際は、プロバイダの契約内容を確認し、中途解約金が発生しないタイミングを把握しましょう。

プロバイダを乗り換える際の4つの注意点

プロバイダを乗り換える際の注意点は以下の4つです。

    • 解約したプロバイダのメールアドレスを使用できなくなる
    • インターネットが利用できない期間が発生することがある
    • 中途解約金が発生する可能性がある
    • ルーターのスペックが不十分な可能性がある

担当者は、プロバイダを乗り換えるメリットだけでなく、注意点についても理解しておきましょう。

解約したプロバイダのメールアドレスを使用できなくなる

解約すると、プロバイダから発行されたメールアドレスは使用できなくなります。プロバイダメールをメインで利用している場合は、Gmailやyahooメールなどのフリーアドレスに変更しておきましょう。

どうしてもプロバイダのメールアドレスを利用し続けたい場合は、月額料金を支払えば、使用できます。費用や条件に関しては、解約前にプロバイダに確認しておくと安心です。また、メールアドレスだけでなく、プロバイダ専用サービスなども使えなくなります。解約前に使えなくなるサービスをまとめておき、必要であれば早めに社員に通知しておくのがポイントです。

インターネットが利用できない期間が発生することがある

プロバイダの解約日と開始日に空白があると、インターネットへ接続できない期間が発生します。接続できない期間があると、業務に影響を及ぼす可能性が高いです。手続きの際に日付を確認し、解約と開始は同日に設定しておきましょう。

計画的に日付を設定しておかないと、月額利用料が二重にかかる可能性もあります。インターネットが使用できなくなる期間が発生するのも問題ですが、費用が二重にかかると、余計な出費がかさみます。損をしないよう、日付設定はきちんと行うことが大切です。

中途解約金が発生する可能性がある

解約のタイミングによっては、違約金が発生する可能性があります。多くのプロバイダでは「2年更新型」「3年自動更新」などの制約が存在します。特に、更新期間がかなり先なのに解約してしまうと、高額になる可能性があるため注意が必要です。損をしないためには、更新月を確認し、契約満了で解約するのがおすすめです。

ルーターのスペックが不十分な可能性がある

乗り換え先のプロバイダのルータースペックが、必ずしも高いとは限りません。ルーターは、インターネット接続に必要な機器です。ルーターのスペックが古いと、通信速度が低下する可能性があります。

また、現在使用しているルーターが、乗り換え先のプロバイダで対応していないケースも考えられます。プロバイダ契約時にルーターをレンタルあるいはプレゼントしている会社もあるため、確認することがおすすめです。

レンタルやプレゼントを行っているプロバイダと契約すれば、自社で購入する必要がないため、費用を安く抑えられます。また、解約するプロバイダでルーターをレンタルしている場合は、必ず返却しましょう。

プロバイダを選定する際に重要視すべきポイント

インターネットの品質向上には「回線×ISP×ネットワーク機器」での対応が必要です。各サービスごとで優位点が異なるため、目的に合ったサービスを選択することが重要となります。法人ユーザ向けISPの選択におけるポイントは、以下のとおりです。

優先度順

項目

なぜ注目すべきか

市販サービスの対応状況

ポート数

(≒セッション数)

Webサービス※1の利用時、大量のポートが消費されるため。

・ポートがなくなると、Webサービス※1の利用に悪影響※2が出るため。

 ※1:クラウドサービス(office365等)やWebサイト等
 ※2:レスポンスの低下やインターネットの遅延等

動的:1,008~12,800

固定IP1:65,535(上限値)

※固定IP:複数アドレス提供サービスあり

帯域制御機能

・特定の大量トラフィック※3によりネットワーク遅延が発生するため。

 ※3:WindowsUpdate等

特定のトラフィックを分離して通信を行う

ネットワーク機器

・10G回線やIPoEに対応しているネットワーク機器の選定が必要なため。

・ネットワーク機器の処理能力が低いと、十分な効果が得られないため。

・購入:ユーザ側での設定必要

・レンタル:ユーザ側での設定不要

価格

・マス向けのISPと比較して高単価なため。

・違約金や最低利用期間が設定されていると品質の改善や

接続のトラブルの際に他ISPへの変更が難しいため。

動的:1,200~14,000

固定1:8,000~20,000

違約金:あり/なし

※それぞれ月額、タリフ料金、税別

※対象は法人向け

契約種別

・オプションやサポートの体制が個人向けと法人向けでは異なるため。

・法人ユーザ専用サービスの場合には、個人ユーザのトラフィックの影響を受けないため。

・法人ユーザ専用

・個人ユーザ/法人ユーザが混在

プロバイダを乗り換えるなら回線はフレッツ 光クロスにしよう

プロバイダは、インターネット接続事業者を指します。インターネットに接続するには、回線事業者とプロバイダ、双方との契約が必要です。回線とプロバイダは基本的に契約会社が異なります。プロバイダを変更しても、回線はそのまま使用できるケースが多いです。

プロバイダの乗り換えを行うと、通信速度が改善されやすい点がメリットです。ただし、プロバイダを乗り換えると、メールアドレスが使用できなくなったり、中途解約金が発生したりする可能性があります。

乗り換える際は、事前に注意点を理解しておき、自社にとってメリットの大きいプロバイダを選びましょう。通信速度を改善するなら、プロバイダの乗り換えだけでも問題ありません。しかし、より高速なインターネットを使用したいのであれば、回線の変更が有効です。

回線を変更するなら、フレッツ 光クロス※1をご検討ください。
フレッツ 光クロスは、フレッツ光史上最速の回線のため、ストレスなくインターネットに接続できます。※2

一度に多くの人が接続する企業でも、通信に問題が発生する可能性が少ないです。ぜひプロバイダと一緒に、乗り換えをご検討ください。

※1 フレッツ 光クロスは提供地域が限定されております。
※2 フレッツ光技術規格上の通信速度に基づく比較です。


フレッツ 光クロス

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