母方の祖母が90近くで亡くなった時、母は泣いて私に訴えた。
「小さい時ピアノを頑張って、弾けた曲を一度母に聞いてと言ったら断られた。『嫁に行った先で教養あるお嬢さんと言われるために習わせただけや。ピアニストにさせたい訳やない。夢中にならんとき』って」
男尊女卑は子に消えない傷を残す。
井田奈穂| Naho Ida
井田奈穂| Naho Ida
9.1万 posts
新しいツイートを表示
井田奈穂| Naho Ida
@nana77rey1
ライター、PR、政策起業家、選択的夫婦別姓・全国陳情アクション事務局長。ジェンダー平等を推進する一般社団法人あすには立ち上げ中。
井田奈穂| Naho Idaさんのツイート
返信先: さん
私の代で男尊女卑の種は潰す。私が選択的夫婦別姓を望むのは「家に従属する女」という呪いを断ち切るため。性別によらず人生を公平に選択できる国にするため。
苦しみ続けた母のため、傷ついた私のため、そしてまだその傷を持たない娘のために。読んでくださった方ありがとう、力を貸してください。
注意喚起15歳娘が家に1人でいたら「この棟皆さんに無料サンプル配ってます」と言われ、ドア開けたらダスキン。玄関先でモップを渡すと「あとシャワーヘッドも変えさせて」と何と風呂に侵入!
「受取サインしないと帰れない」と言われ個人情報も取られ。
まさに「子1人の時ドア開けるな」事例…
息子の大学費用を聞いてオランダ人の友人が絶句した後、「ヨーロッパに来なさいよ、大学までほぼ無償で学べる国が多いから」「教育って将来の国の力でしょ」と言ったのが忘れられないわ。
返信先: さん
数学が得意だった母は進学校に進んだ。
4年制大学進学も希望したが「女の子が勉強できると可愛げない女になって、ええとこの嫁にもらわれへん」という祖母の意向で短大家政科に進学。卒業と同時に私の父と見合い結婚した。「可愛がってもらいやと嫁に出された。私はペットだったの」と母は吐き捨てた。
いいですか、よく聞いてください。
妻が夫の名字にならないことは
夫や、夫の実家やご先祖様、ましてや社会や国家への反逆行為などではありません。
現 在 の 96 % の 既 婚 男 性 と 同 じ く
生まれ持った氏名を変えないだけです。
田中さんが田中さんのままで、混乱起こらんて。
返信先: さん
運動や数学で1番を取っても嫌な顔された、門限17時を数分過ぎただけで叱り飛ばされた…。極めつけは母の兄の話。叔父は東京の大学に入学後、親や親族のカネで遊びまくり中退。親族企業に拾われた。「私に認められなかった4年制大学進学の特権を、兄は私の目の前でドブに捨てた」と母の慟哭は続いた。
返信先: さん
「全部言ったよ。でも『なんであの時』と母に聞いても、絶対に『女の子だから』って言われるに決まってる。私を認めてほしかった。頑張ったこと、褒めて欲しかった」と。
そして「母に抱っこをせがんでもいつも面倒そうで、抱いてくれなかった」と寂しそうに言った。
母はそれほど囚われていた。
返信先: さん
私がカウンセリングを受けた10年前、一番時間がかかったのが親との関係に折り合いをつけることだった。
母は加害者だが、その前に被害者だ。理解はすれど、未だに承認欲求を露わにされると嫌悪感を持ってしまう。
男尊女卑は毒だ。世代間で連鎖する毒だ。
私は、自分の子に連鎖させることが怖い。
返信先: さん
祖母の逝去時、私は葬儀社で働き、荼毘までの限られた間に遺族の思いの丈を昇華できる場を作る大切さを感じていた。通夜の前日、母に提案した。「おばあちゃんと一晩過ごしたら?最後、好きなだけ文句言えばいいよ。悲しかったこと、言えなかったことも」と勧めた。翌朝、母は目を真っ赤にして言った。
返信先: さん
母は、幼少期から刷り込まれた良妻賢母像を捨てることがどうしてもできなかった。母乳神話も分厚い育児書も、そのまま実践しようとした。
「家族のために栄養を考えて作った食事」は母の自己承認欲求の塊だった。私が残せば吐くまで食べさせられた。私はごちそうさまの後、トイレで吐く方法を覚えた。
返信先: さん
母の新婚時代は大阪万博の頃。自由恋愛を謳う映画や小説、音楽が世にあふれ、憧れていた母は結婚後、「熱烈に愛し愛される経験」を父に強く求めた。愛の言葉がほしくて夫と文通しようとしさえした。
勉学だけが取り柄、非モテ街道まっしぐらのまま見合い結婚した私の父はそんな21歳の妻を持て余した。
返信先: さん
結婚の翌年、姉が生まれた頃から父は「資格の勉強がしたい」「出世に集中させてほしい」と帰宅が遅くなり、ワンオペ育児のまま次女の私が誕生した。
見知らぬ土地で子どもとだけ向き合う毎日。寂しさもあって、母は徐々に精神の均衡を失っていく。
返信先: さん
夫婦喧嘩になると「あなたのために!子どものために!」と絶叫する母が目に焼き付いている。激昂すると高速道路を運転中の父に殴りかかったり、姉と私を深夜に車に乗せ、父の姉の家にアポなし突入。号泣しながら不遇を訴えたことも。1年の半分は母の実家に帰っていたので、幼い時の私は関西弁だった。
返信先: さん
母はシニアと呼ばれる歳になってから通信大学で学び、念願の学位を手にした。本来は勉強がめっぽうできる人だ。親のせいで精神的なバランスがうまく育ちきれなかったが、コミュニケーション能力も高い。伸ばしてもらえる環境で育っていたら、こんなに苦しまず、天真爛漫に社会で活躍していたはずだ。
返信先: さん
そんな状況でも祖母に「跡継ぎの男の子を産めば夫婦関係が安定する」と説得され、母は再び妊娠した。
生まれたのは妹だった。
母はPTAや習い事でも自己承認欲求が満たされず、苦しかったのだろう。就職を目指した。短大で取った家庭科の教員免許を活かし、小学校の補助教員として働き始めた。
返信先: さん
3人の育児・家事協力ゼロの中、初就職で小学校担任。
私が覚えている母は、猛烈な勢いで帰ってきて米を炊くのを忘れた私を殴りながら夕飯を作っていた。深夜早朝に採点し、運転中に赤信号で居眠りする姿も覚えている。
そして体調を崩した母は数年で退職した。辞めた時は脱毛症でやつれ切っていた。
返信先: さん
当時のシステムの不備か、就職未経験の母は産休に入る教師の代理でいきなり担任を持たされた。
同時期に父方の祖母と同居することになったので、きっとサポートを期待したのだろう。しかし祖母は妹の送迎以外「家事は嫁の仕事」と一切手伝うことはなかった。ふくよかだった母はどんどん痩せて行った。
返信先: さん
素直な姉と違い、私は嫌なものを嫌と口に出した。母は私が思い通りにならないと、文字通り地団駄を踏んだ。「せっかく!将来を思って!あなたは恵まれてるのに!」と。
男の子と遊んでいると「不潔」と言われ、私は友達や学校のことを隠すようになった。母は私を尾行するようになり、暴力が加速した。
返信先: さん
真面目だった姉は、母と目指した難関国立大に2年連続落ち、泣きながら第3志望に行った。私は現役で第1志望に合格したが、母の暴力、尾行、過干渉に耐えきれず、1年生で学生結婚をして家を出た。母はまたも自己実現に挫折した思いだったのだろう。
「私はあなたを途中で取られたのよ!」と叫んだ。
返信先: さん
経済的には父の収入で全て賄えたが、自分のお給料を手にする喜びを知った母は、あきらめなかった。
通信教育で宅建主任を取得し、若干体質黒めの不動産屋で働き始めたのだ。だが業界未経験の母に求められていたのは、資格の名義貸しだけだった。母が持ち前の潔癖さから断ると、すぐクビになった。
返信先: さん
父は妻子に無関心だった。挫折感が埋められず、母は娘たちに自己実現の肩代わりをさせようとしたのだろう。週2パートで中学受験講師をしながら、教育ママが本業になった。
私の習い事は「母がやらせたいもの」だけ。水泳、公文、フィギュアスケート、エレクトーン、バレーボール、英語塾、家庭教師…。
いいぞ富山県警察。
家出したいと呟いた子どもと見られるアカウントに「泊めてあげる」と答えるアカウントにこれつけて回ってる。
全国の警察署アカウントにも、頑張ってほしい。
返信先: さん
母の精神は壊れてしまった。
当時近所にいた私の家に毎日来て、親、夫、姑への恨み、50年以上蓄積された男尊女卑の毒、実家に拒まれた辛さを吐き出し続けた。
やがて現実も正しくとらえられなくなり、親族や近所にも迷惑をかけた。私は何カ月も母を説得し、病院を探してメンタルの治療に向かわせた。
返信先: さん
病院の先生から母がいわゆるアダルトチルドレンであること、そしてある疾患を発症したことを聞かされた。
幸い治療はうまく行き、日常生活に支障がないほど回復した頃、祖父母から謝罪があった。
叔父の会社が倒産して、共に認知症の症状が出始めた祖父母に、数千万円だけ返されたことも後にわかった。
返信先: さん
母は親族に相談した。何より辛かったのが祖父母の反応だった。「女やのにお兄ちゃんに生意気言うて親族に言いつけて、お兄ちゃんに恥かかせた」。やがて祖父と叔父名義で、弁護士から通達が来た。祖父母への借金は企業への貸付であり、母に口を出す権利はない。今後実家への連絡は弁護士を通せと。
「若者が戻ってこない」「特に女の子は街に戻らない。勝手だ」とボヤく街の首長さん、議員さん。
街の少子化や経済、改善したいなら中貝宗治市長の取り組みを見て。
「女性たちに済まなかった」と首長が気づいたこと自体に感動してしまうほどに、日本に蔓延する女性蔑視。
返信先: さん
数年が過ぎ、祖父母に介護が必要になった。母の兄に「女の子の方が気心知れてるからな。よろしく頼むわ」と言われ、祖父母もそれを望んだので、母は自宅近くの介護施設を探し、両親を呼び寄せた。
入居費用は数百万円。資産家の祖父母には訳もない額だった。ところが祖父が言った。「現金ないねん」
返信先: さん
母はそれでも祖父母をもう一度呼び寄せると言った。介護施設にいる認知症の2人の元に毎週通った。日々のたわいない話を両親にして、何とか幼い頃の心の穴を埋めようとしていたのかも知れない。
祖父は数年で穏やかに、祖母はさらに数年、険しい顔で数秒に1度「アホ、バカ」と言いながら死んだ。
返信先: さん
仰天した母が祖父母に訳を聞くと、大学中退後、親族企業の役員となり、後に経営者になった叔父に度々資金繰りを相談され、その度に貸していたことがわかった。その額数億円。
祖父母にせめて介護費用を返せと母が迫ると叔父は言った。「俺は社員抱えてるんや!お前は女やし家で見ることもできるやろ」
ごめんなさいね、大声で失礼します。
「男女平等は、絶対に実現し得ない、反道徳の妄想です」とぶち上げ、レイプ被害者を貶め、性的少数者(LGBT)への行政支援を「生産性がない」と反対した杉田水脈議員が、
「総務政務官に登用」?
自民党は差別すればするほど出世するシステムなのでしょうか。
引用
竹下郁子
@i_tkst
杉田水脈氏が総務政務官に任命されたとのことで、過去記事を連投します。本当に酷い発言ばかりで改めて絶句。山口智美さんの「杉田氏が過激なことを言えば言うほど出世していったという事実を、私たちは深刻に受け止めなければいけない」という指摘がずしんと重いです。 businessinsider.jp/post-172378
少子化39年連続。
そりゃ結婚したら姓を失い、産んでも保育園にも入れない、仕事復帰困難、時短すればベビーカーで電車に乗れば白眼視、家事育児の上に夫の世話まで女性に偏重、男性と比べて給与は平均7割、派遣が多く不安定、離婚したら8割以上養育費ゼロ…そんな国で産むぞ!と思えないの当然。
引用
The Japan Times
@japantimes
Japan's child population falls for 39th straight year jtim.es/q5nT30qD19H
人1人死んでるのに「いたずら」って報じるセンス、どうにかしてください共同通信。
「警察署員が被疑者の頭を便器に突っ込み窒息死させた疑い」ならそう報じてください。
性犯罪の報道の時もそうだけど、矮小化が過ぎます。
「旧姓」でできないことのごく一部。
車の運転。
病院の受診。
海外渡航。
選挙の投票。
登記。
投資。
特許の取得。
成年後見人になること。
日本に一時滞在する家族の保証人申請。
税金の電子マネー納付。
結婚前に取った資格をそのまま手続きせず旧姓のまま使うこと。
引用
津島ao
@Investor_SR
返信先: @pinecone45さん
別姓派の理屈はだいたい旧姓併用で解決できます。
歴史改竄はやめましょう。
国連女性差別撤廃委員会から導入勧告されていた選択的夫婦別姓。安倍元首相は主導的立場で反対し続けました。
男女間賃金格差OECDワースト2〜3位を維持、指導的立場における女性比率は2020年までに30%が目標でしたが、なんの反省もなく「2030年までに」とスライド。
引用
UN Women 日本事務所
@unwomenjapan
#HeForShe チャンピオンであった安倍晋三元総理の悲報に接し悲しみに暮れています。日本国内外におけるジェンダー平等のための彼のリーダーシップと献身は大変高く評価されていました。
ステートメント全文(英語)は以下ツイート本文より↓ twitter.com/HeForShe/statu…
返信先: さん
年齢確認もされず。女の子1人の家、風呂場にまで入られたと知り震え上がる母。
近所付き合いもないマンション故に改めて
・開ける前にインターホン確認
・明らかに宅配の人でないなら無視
・無料と言われようが開けない
・絶対中に入れない
・個人情報書くな
白雪姫のことバカだと笑ってた娘なのに…
親学・高橋史郎氏らが提唱して来たような「子どもは家族の中で愛を受けて育つべき」がすでに押し付けなのです。
天涯孤独でも、家族からの虐待などの事情で施設保護されていても、「あなたを1人の大切な国民として国は守ります」というメッセージこそが「こどもまんなか」ではないのでしょうか。
「女性の全盛期は20〜30代、せいぜい40代」の一言で一発アウト。解雇。
日本のメディアも、これでいきましょう。
衝撃だ。
LGBTQ差別冊子を出した神道政治連盟が、「選択的夫婦別姓に反対する」ことを統一地方選の自民党公認候補に公約させていた。
先の衆院選でも、202人の現職国会議員が署名。
踏み絵を蹴って差別禁止条例を決めた議員には落選運動。
この政教分離のできなさは、統一教会と同じではないか。
引用
東洋経済オンライン
@Toyokeizai
【神社庁が統一地方選候補に送りつけた「公約書」】 「LGBT理解増進法案」国会提出の機運に水を差す #東洋経済オンライン
toyokeizai.net/articles/-/667
これをなぜ日本語で発信してくれているのか、考えようよ。自民党内の皆様。
先輩として、クリティカル・フレンドとして、教えてくれているんだよ。
【岡山県倉敷市議会で、選択的夫婦別姓の導入を求める意見書が全会一致で可決】
「請願とか面倒くさいことしないでほしいわ」と言い放つ議員さんまでいた中、
メンバーが昨年6月から理解を求め、また議会で意見陳述した結果、すべての会派が賛成の「全会一致」で可決
「女に教育や仕事を与えるのが子を産まなくなる原因!」と私に粘着したネトウヨさんへ。
「ドイツはここ10年、急速な高齢化対策として男女の育児手当と保育制度を拡充」したので、この結果だって。
↓↓
ドイツはベビーブーム、2016年の出生数が96年以来最大| Reuters
返信先: さん
当初はここまで宗教の話とは思わなかった。でも4年間多くの議員さんと話して「私はいいけど、神社がね」「あの人、支持母体が宗教団体で」に行き着くの、驚きの連続だった。
神社本庁も反対議員も日本会議も統一教会も、共通の内容でパンフ配ってます。
「家族が壊れる」って完全に宗教の話ですよ。
Twitterを使ってみよう
今すぐ登録して、タイムラインをカスタマイズしましょう。
トレンドはありません。