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逮捕の母親「娘の犯行止められなかった」 スマホには「すすきの 殺人」の検索履歴 首切断事件

札幌・すすきののホテルで首を切断された男性の遺体が見つかり、親子3人が逮捕された事件で、

逮捕された母親が当初「娘の犯行を止めたかったが、止められなかった」と話していたことが新たにわかりました。

殺人の疑いできのう送検された田村瑠奈容疑者ら親子3人は先月、共謀して札幌市中央区のホテル客室で、恵庭市に住む62歳の男性をナイフのような刃物で突き刺し殺害した疑いが持たれています。

捜査関係者によりますと、母親の浩子容疑者が警察の調べに対して、当初「娘の犯行を止めたかったが、止められなかった」と話していたことが新たにわかりました。

現在、3人は殺人の容疑について否認や黙秘をしていますが、警察が押収した3人のスマートフォンを解析したところ、瑠奈容疑者がホテルを退出してから、男性の遺体が発見されるまでの間に「すすきの 殺人」と検索した履歴が残っていました。

また、瑠奈容疑者のスマートフォンには男性との交信履歴は残っていませんでした。

瑠奈容疑者は男性を殺害する際にレインコートを着ていて、衣服に返り血がつかないように入念に準備していたとみられています。

レインコートは父親の修容疑者が事件前に購入していて、自宅から押収されたレインコートには血痕のようなものが付着していたということです。

瑠奈容疑者と修容疑者は事件前に市内の商業施設でのこぎりやナイフなどを購入していて、事件当日、瑠奈容疑者と男性が会う数時間前の7月1日午後8時ごろにも、のこぎりを購入していたこともわかっています。

警察は計画的な犯行で、母親も計画を認識していたとみて動機や3人の役割分担について調べています。
8/17(木)「STVニュース」  8/17(木)10:39更新

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