【愚民】賛成と反対しか言えない
事の経緯を無視して完成したものに対し
賛成や反対という意見を唱えるのは
簡単であり、また無責任でもある。
自分ではない誰かが作ったものや
考えたものに対する文句でもある。
政府や政治家たちが発言する言葉や
行動に対しても民は興味を持たず
作られた後に自分が関係すると
驚いたように賛成か反対かを言う。
またどうしたら良いのか、なにを
考え、どのような行動を取れば
良いのかといいう経緯や経過は
考えもできない愚民どもが多い。
自分で考えたものではないから
外から、後から文句を言うだけ。
それは「好きか嫌いか」とか
「わかるわかんない」といった
レベルでしか発しられない程度だ。
ニュースで流れる市民のコメント。
政治や社会に対する不満はあっても
聞かれれば言うが、行動はしない。
陰で文句を言うのは得意だが
公でのパフォーマンスは皆無。
また徒党を組んでの行動はあっても
一人では動けないのが日本人。
誰かが動くからみんな一緒に、、、
ただ世の中は「反対意見」が多い。
基本、誰かが何をいっても
反対というのは必ずある。
逆に「賛成」というのは少ない。
というのは、賛成の場合は
あえて賛成と挙手する必要がないのと
「失敗したとき」のリスクを
考えるズルイ性格もあるからだ。
「褒めるのはリスクがある」と
ある著名な作家が言っている。
しかし文句を言うのは簡単だ。
なぜならリスクがないからだ。