【まさかの理由で17年間刑務所に入った男】
それは男にとってまさに青天の霹靂だった。
突然、身に覚えのない強盗の容疑で逮捕されたのだ。
警察によると、5ヶ月前、スーパーの駐車場で買い物に来た女性が突然、背後から男に襲われ、怪我を負うという事件が発生。
男は女性の携帯電話だけを奪って逃走した。
早速、警察が捜査を開始すると、現場に指紋などの証拠は残っていなかったものの、複数の目撃者がいたことが判明。 そこで、その地域に暮らす前科者の中から、目撃証言と特徴が合う、数百枚の写真をリストアップ。 それを目撃者に見せたところ、なんと全員が同じ人物を指した。 それがリチャードだったのだ。
リチャードは前科があったため、このリストの中に含まれていた。 だが、当のリチャードには本当に全く身に覚えがなかった。 リチャードには事件当日のアリバイまであったのだが、身内の証言ということで全く聞き入れてもらえなかった。
その後、裁判が始まっても頑なに無実を主張するリチャードに対して、検察は自白を促すための司法取引を持ちかけた。
だが、彼はそこでも取引に応じなかった。
盗んだのは携帯電話のみ、さらに被害者の怪我も軽症だったのにも関わらず、なんと懲役19年の実刑判決が言い渡されてしまったのだ。
リチャードは最後まで無実を訴え続けたが、その声は聞き入れられることはなく、月日が流れていった。
そして、刑務所に入って15年が経った時のことだった。
刑務所内で別の受刑者から声をかけられた。
話しかけてきた受刑者は、リチャードを「リッキー」なる人物と勘違いして話しかけてきた。
このリッキーという人物のことが気になったリチャードは、弁護士に調べてもらうよう頼んだ。
すると…リッキーは、顔立ちはもちろん、肌の色やヘアスタイル、髭の生え方まで、リチャードとそっくりだったのだ。
さらにその後、当時、リッキーが犯行現場の近くに居住していたことがわかった。
これらから、かつて有罪判決の決め手になった目撃証言が誤りである可能性が高いと判断され、リチャードは晴れて自由の身となった。 だが、当然17年という時間が帰ってくることはなく、彼にとってこの事件は、アンビリバボーすぎる悲劇だったという他ない。
【絶望の淵から奇跡の脱出】
今から6年前のアメリカ・アラバマ州。 ブリタニーは午後10時ごろ、外出先から車で帰宅。 アパートに向かおうとしたその時!突如、フードを被り、銃を持つ男に襲われた!
男は車を出させ、カードの暗証番号をまんまと聞き出した。
男は車を止めさせるとブリタニーを一旦外に出し、車のトランクに押し込んだ。
ブリタニーはトランクの中で何かを見つけた。
ブリトニーが見つけたもの、それは彼女の窮地を救う起死回生の発見だったのだが、タイミングを逃したら一巻の終わり。
彼女は恐怖を押し殺して、その時を待った。
そんな中、男は現金を下ろすため、ATMがあるガソリンスタンドに入った。
現金80ドルを引き出して、再び車を発進させようとしたその時だった。
トランクからブリトニーが飛び出し、ガソリンスタンドに助けを求めた!
見事脱出に成功したブリタニー。
しかし、なぜ脱出できたのか?
実はあの時、彼女が発見したもの、それは…ラッチと呼ばれるトランクを中から開けられる装置だった。
アメリカでは、犯罪や事故でトランク閉じ込めの事例が減らないため、暗くてもわかるように夜行塗料が塗られたラッチの取り付けが法律で義務づけられていた。
ブリタニーはそのことを以前テレビで見て知っていたのだ。
ただ彼女は、飛び出すタイミングを慎重に計算していた。
運転中だと飛び出したところに後続車が来て轢かれる危険性がある。
また、停車してから脱出してもその瞬間を犯人に見られてしまえば、追いかけられて殺される可能性もある。
そこで犯人が店から車に戻ってくるまで、ラッチを握ったまま待つことにした。
そう、彼女は犯人がATMから戻って車を再び発進させる瞬間こそが唯一の脱出のチャンスと睨んでいたのだ。
その後、犯人は監視カメラの映像などが決め手となり、あえなく逮捕された。
まさに、絶望の淵からの奇跡の脱出劇だった。
【事件を解決に導いた意外な目撃者】
アメリカ・ミシガン州の小さな町に住む、マーティン・デュラム、その妻・グレナが血まみれの状態で発見された。 夫・マーティンは死亡。 妻のグレナは一命はとりとめたものの、頭部を撃ち抜かれ意識不明の重体だった。
現場が荒らされていたことから、当初はプロの犯罪者による強盗の線が強いと思われたが、金品が何も盗られていないことから、怨恨の可能性も出てきた。 こうして警察は、強盗と怨恨の両面で捜査を開始したものの、なかなか有力な手がかりを掴むことはできなかった。 また、生き残った妻・グレナも銃撃で脳を損傷しており、事件発生前後の記憶がなく、そこからも犯人の糸口を見つけることはできなかった。 結局、その後も犯人に関する有力な証拠は見つからず、捜査は完全に行き詰まった。
ところが、それから1年後、事件は突然 大きく動き出す。
なんと警察は妻・グレナを夫殺害容疑で逮捕したのだ。
一体どういうことなのか?
実はこの少し前に、皆無だと思われていた事件の目撃者がいたことがわかったのだ。
そしてその目撃者の出現により、再び警察も動き出した。
すると…グレナが夫に隠れて多額の借金をしていたことが発覚。
さらに、自宅からグレナが書いた自殺を仄めかす手紙や、事件に使われたものと同じ銃が見つかった。
グレナの携帯電話からは、その銃の使用方法に関する検索履歴も見つかったのだ。
警察はグレナが無理心中をしようとして夫を殺害したと判断、逮捕へと繋がった。
その後、行われた裁判で、グレナは大一級殺人で有罪判決を受け、仮釈放なしの終身刑が言い渡された。
こうして迷宮入りかと思われた事件は決着したが、そもそも当初警察がどんなに探しても見つからなかった事件の目撃者とは一体何者だったのか?
それは…ヨウム!
当時、夫のマーティンは家でヨウムを飼っていた。
ヨウムは自分が以前聞いた音を全く同じように発音して再現できる。
事件後、マーティンの親族から知人女性がそのヨウムを引き取ったところ、ある日突然、驚くべき言葉を口にした。
二つの声を使い分け、まるで男女が言い争っているような声を発したヨウム。
そして…「撃つな」
それはまさにマーティンの銃で撃たれる直前の声を再現しているようだった。
迷宮入り事件を解決に導いた、たった一羽の目撃者。
その証言はお世話になったご主人への最後の恩返しだったのかもしれない。
【警官をボンネットに乗せたまま暴走!】
職務質問中の警官が、窃盗や詐欺で手配中だった男を発見。
すぐに車から降りるように促した。
しかし、男は警官の命令を無視して車を発進させた。
警官はボンネットに乗り、停止するよう叫び続けた。
すぐさまパトカーで先回りするが、警官を乗せたまま猛スピードで逃走する男。
警官も振り下ろされないように必死に抵抗。
だが、男はお構いなしにアクセル全開で逃走を続ける。
そして、大きな溝で車が跳ね、警官は振り落とされてしまった。
その後、男は数キロ先で逮捕されたものの、警官はこの事故で全治三ヶ月の大怪我を負った。
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