今から21年前の10月初旬。
首都ワシントンDCに隣接する、メリーランド州。
郊外に位置し、多くの人々が暮らす、のどかなエリア。
この街で暮らすジェームス・マーティンは、仕事帰り、スーパーに買い物に立ち寄っていた。
いつもと変わらない日常だ。
それが、一発の銃弾により一変した。
ジェームス・マーティン、死亡。
すぐさま、警察によって捜査が行われた。
だが不審な人物の目撃情報はなく、防犯カメラにも、被害者が突然倒れる様子しか映っていなかった。
しかも、これはまだ序章に過ぎなかった。
草刈り中だった、ジェームズ・ブキャナン、死亡。
31分後、給油中だった、プレム・クマール・ワレカー、死亡。
25分後、ベンチで本を読んでいた、サラ・ラモス、死亡。
1時間21分後、ガソリンスタンドで洗車中だった、ロリ・ルイス・リベラ死亡。
11時間22分後、道を歩いていたパスカル・シャーロット、死亡。
全て、一発の銃弾による犯行だった。
半径およそ7kmという狭い範囲の中で、わずか2日の間に6人もの人々が次々と射殺されてしまったのだ。 被害者の体より摘出された弾丸から、凶器はすべて同じライフル銃であることが判明。 警察は、同一人物の犯行と断定した。 犯行現場は見通しの良い場所が多かったのだが、有力な目撃情報や手掛かりは見つからず、防犯カメラにも怪しい人物は一切映っていない。
姿なき殺人者による犯行は、世間の注目を集めた。
全米から様々なメディアが集まり、警察の記者会見はマスコミで溢れた。
モンゴメリー郡 警察署 チャールズ・ムース署長は会見でこう話している。
「この平和な街で、こんな事件は前代未聞のことです。狙撃した犯人に対し出来る限りの捜査を行なっていきます」
姿なき殺人者はどのようにして犯行を続けているのか?
犯人が使用しているライフルの有効射程距離は300メートルと推察される。
そして、使用した弾丸は一つの現場で一発のみ。
一切ミスを犯していない…狙撃のプロによる犯行なのか?
さらに、被害者同士の関係性を調べたものの、共通するものは何もなかった。
つまり、無差別殺人ということになる。
元メリーランド州警察官のデイビット。ライケンバウ氏はこう話す。
「殺人事件の95%は被害者と加害者に何かしらの関係性があります。そうでなくとも、強盗目的など何かしらの動機があるものです。無差別殺人の場合、手がかりがほとんどなく極めて難しい捜査となります。今回の事件は、スナイパーが遠距離から無差別で人々を撃つという悪夢のような状況でした。」
犯行現場から走り去る白いバンがあったという目撃証言が得られた。 もし狙撃手が本当に白いバンで移動していたなら、多少なりとも容疑者を絞り込む事ができる。 警察は姿なき殺人者に迫るため、記者会見を開き、犯人が白いバンで逃走している可能性があると発表。 マスコミを通じ、情報提供を呼びかけた。
そして更なる情報を得るべく、聞き込みを続けた。 そんな最中、最後の事件からおよそ17時間後、次の被害者が出てしまった。 使用された弾丸などから、同一犯によるものである可能性は高い。 さらにこの事件は、これまでの事件現場からおよそ100キロも離れたヴァージニア州で起こっていた。 もはや、メリーランド州のみの惨事ではなくなった。 一連の事件が首都ワシントンDC近郊で起こっていることもあり、全てのアメリカ国民はこの姿なき殺人者に戦慄した。
警察は、逮捕につながる情報を提供した人に、5万ドル(約627万円)の報酬を出すと発表し、さらなる情報提供を呼びかけた。 すると、ヴァージニア州の現場付近でも猛スピードで白いバンが走り去ったという目撃情報が寄せられた。 他にも、様々な情報が寄せられ、数人の容疑者が浮上した。 だが、捜査を続けた結果、全員事件と無関係だったことが判明。
そして、3日後、次の犠牲者が出てしまった。
場所は再びメリーランド州に戻った。
今回も同じ弾丸が使用されるなど、同一犯可能性が非常に高い。
そして、現場となったのは、中学校だった。
そして、この現場でも、学校の外に止まっていたという白いバンの目撃情報があった。
この時は白いバンに関してそれ以上の情報は得られなかったが、懸命な捜査が続けられた結果、犯行現場となった中学校の近くから驚くべきものが見つかった。
それは、タロットカードの13番、死神のカード。
裏面には、犯人からのメッセージが書かれていた。
「警察へ。私を神と呼べ。マスコミには流すな」
州を超え犯行を続ける連続殺人犯に迫るため、FBIが捜査に加わることとなった。
この後犯人は警察にコンタクトをとってくるとFBIは予想していた。
その時にこのカードに書かれている言葉を、警察と犯人しか知らない合言葉にするのではないかという。
接触してくる以上、犯人は何らかの要求をしてくると考えられた。
いずれにしても、警察と犯人だけが知るカードの存在によって重要な情報が入手できるはずだったのだが。
事件の翌日、ニュースでタロットカードのことが大々的に報じられてしまった。
姿なき殺人者のニュースは全米から注目されていた。 その為、特ダネを求めるマスコミが、独自のルートを用いタロットカードの情報を入手、スクープとして報道してしまったのだ。 この報道を受け捜査本部はパニックに陥った。 自らを犯人だと名乗るいたずら電話がひっきりなしに、かかって来るようになってしまったのだ。 本物の犯人からの電話もあったかもしれないが、どれが本物か判断する術を失ってしまっていた。
そんな中、次の犠牲者が出てしまったのである。
場所は、再び州を超えヴァージニア州で起こった。
そしてこの現場でも、白いバンが走り去ったという目撃情報があった。
事件の度に目撃される白いバンに対し、警察は周辺の高速道路や幹線道路など、至る所で検問を実施。
だが、犯人は捕まらなかった。
姿なき殺人者に迫るべく、FBIはこれまでの事件を分析。
過去に起こった膨大な事件のデータをもとにプロファイリングをした結果、ひとつの犯人像が導き出された。
プロファイリングによると、犯人は20代から30代の白人男性。
比較的狭い範囲での犯行という事から、このエリアに精通している人物で、死神のカードを現場に残すという行為は軍の狙撃手によって、自分の力を誇示する目的で行われていたことがあり、軍隊経験者の可能性が高いということだった。
だが、黒人であるというだけで、さまざまな差別を受けた経験があったムース署長。
全体の捜査はプロファイリングを元に行われることになったが、自らの部下には、絶対的な拠り所として扱わないようにと釘を刺した。
その後、FBI以外にも様々な警察の機関が加わり、4000人規模による、懸命な捜査が続けらた。
だが、次の犠牲者が出てしまった。
そして、この現場からも白いバンの目撃情報が大量に寄せられた。
事件発生直後、警察は事前の計画通り、大規模捜査網を展開し 広範囲にわたって現場周辺の道路を閉鎖、検問を実施した。
しかし、犯人は捕まらなかった!
これだけの目撃情報がある事から、FBIでも犯人が白いバンで移動しているのは間違いないと考えていた。
だが、次に事件が起こったのも、警戒網の中だった。
そして犠牲となったのは、FBIの分析官だった。
デイビット「犠牲になった分析官は今回の事件の担当ではありませんでした。ですが、犯人を追い詰めるはずのFBIがほとんど痕跡を残さない亡霊のような殺人者に殺されたことは世間に衝撃を与えました。」
そして、メリーランド州南西部とバージニア州北東部を中心とした広いエリアで、野外イベントは中止になり、スポーツは屋内で行われるようになった。
姿なき殺人者によって、ゴーストタウンと化した幾つもの街。
それでも、犯人の凶行は止まらなかった。
新たな犠牲者が出てしまったのだ。
そして翌朝、この現場近くの森からあるものが発見された。
それは、犯人からの手紙。
手紙には、こんなことが書かれていた。
交渉を始めようと、警察に電話したが、デマや冗談として取り合わなかった為、州内の教会にも電話をかけ犯人と名乗った。しかしその教会でもまったく相手にされなかったことでさらなる命が犠牲になった…と。
手紙にはさらに、『1000万ドル(約12億5千万円)を振り込め』。
振込先は、事件の翌朝6時、指定したレストランの中にある電話に連絡するからそこで伝えると書かれていた。
だが、その手紙を読んで、ムースたちは青ざめた。
何故なら、その時すでに犯人が指定した朝6時を過ぎてしまっていたからだ。
実は事件直後から、現場付近の捜索は続けられていた。
だが、手紙があったのが現場から少し離れた森の中だったため、明るくなるまで発見する事が出来なかったのだ。
ムース署長は記者会見を開き、犯人への呼びかけをおこなった。
「昨夜メッセージを残した人、我々にもう一度チャンスをください。我々はあなたと話したい。もう一度電話をください」
そして、犯人からレストランに電話がかかってきたら、それを対策本部で受けられるようにして連絡を待った。
犯人から電話がかかってきた。
「今度こそマスコミには流すなよ。交渉の余地はない」
逆探知に成功し、電話から数分後、犯人がかけて来た公衆電話に警官が到着。
だが犯人はすでに逃走した後だった。
もちろん12億円を超える大金を振り込むわけにはいかない。
ただ振り込みができない以上、犯人が逆上してさらなる被害を招く可能性がある。
状況は最悪だった。
デイビット「警察はせめてもの対策として逮捕につながる情報提供者への報酬を、最初の10倍となる50万ドル(約6270万円)に増額しました。」
そんな中、犯人の手紙に書いてあった教会に話を聞いたところ、牧師がそのことを詳しく覚えていた。
牧師が「なぜ教会に電話して来るんですか?」と聞くと、「警察がまともに取り合わなかったからだ」と答えたという。
そして、「信じてないな? だったら一ヶ月前にアラバマ州モンゴメリーで起こった銃撃事件を調べてみろ」と言ったという。
しかし、牧師はタチの悪いイタズラだと思いそのままにしていたという。
一連の銃撃事件が始まる前で、距離もかなり離れているが、捜査員たちは直ちにアラバマに飛んだ。
アラバマ州モンゴメリーで、1ヶ月前の夜、酒店の従業員が何者かによって射殺された。
パトロール中の警官が、銃声を聞いて駆けつけると、黒人の男がバッグから現金を抜き取り、逃げて行ったという。
プロファイルの人物像とは違い、黒人が犯人だった。
さらに、使用している銃もライフルではなく、一連の銃撃事件とは明らかに犯行手口が異なっていた。
しかし、念のため詳しく調べることにした。
この犯人が逃げる際、銃の専門誌を落としていったという。
アラバマの事件で犯人が落とした雑誌に残っていた指紋と一致する人物が判明した。
実は、指紋自体はアラバマ州警察がすでに採取していたのだが、彼らがアクセスできる前科者のリストに該当者はいなかった。
しかし、FBI権限で前科のある人物だけでなく、アメリカ全土で保管されている全ての指紋と照合。
すると、ワシントン州の移民局に登録されていたある人物の指紋が雑誌についていた指紋と一致したのだ。
その人物とは、リー・マルヴォ。17歳の黒人少年だった。
一年ほど前、ジャマイカからの不法移民として、拘留された事があった為、移民局に指紋が残っていたという。 だがFBIはこれまで、犯人のことを土地勘があり、軍隊経験のある白人と考えて来た。 マルヴォは、そのどれにも当てはまらない上に、車の免許すら持っていなかった。 その少年は、思い描いていた犯人像と、あまりにもかけ離れていたのだ。
ではなぜ犯人は牧師にこの事件のことを話したのか?
捜査の撹乱が目的だとしても、ここまで犯行手口が違えば、あまり効果がないように思える。
すると、マルヴォの身辺にある人物が浮上した。
ジョン・モハメド、マルヴォの義理の父親だった。
モハメドは陸軍に所属していた経験があり、射撃の技量において、エキスパートの評価を得るほどの銃の名手だった
モハメドが乗っている車は青のセダンだった。
唯一の具体的な手がかりである白いバン。
そこに繋がらない以上、モハメドを重要な容疑者とみなすことはできなかった。
だが、犯人が乗っている車が白のバンだというのがただの先入観だとしたら…?
犯人が検問をすり抜けられたのにも納得がいく。
多数の目撃情報が出ることも…発砲音を聞き、現場から走り去るのは当たり前の反応。 誰だって、事件に巻き込まれたくなどはない。 当初、警察は事件の手がかりが全くなかったため、やむを得ず白いバンの事を公表し、情報提供を募った。 だが、事件は注目され、白いバンは様々なメディアで連日のように報道された。 そして、人々の頭にはこう刷り込まれた…『白いバンが怪しい』と。 さらに、情報提供者には莫大な報酬も用意されていたため、人々は白いバンの姿を必死に探し、通報した。
2人が一連の事件の犯人である証拠はまだなかったが、アラバマの事件を起こした可能性は高い。
すぐに捜査班は2人の情報を全米の警察に発信、足取りを追った。
すると、その数時間後…マスコミに発表していない犯人の情報が、車のナンバーに至るまで報道されてしまったのだ。
またしてもマスコミが、独自のルートから情報を得たと考えられた。
デイビット「メデイアも事件の早期解決を望んでのことだったと思いますが、犯人達がニュースを見たら、車を乗り捨て逃げてしまう可能性がありました。」
マスコミは犯人は青い車に乗っていることと、車のナンバーを繰り返し報道した。
深夜1時ごろのサービスエリアでモハメドの車が目撃され、警察に通報された。
そして、武装した警察に加え、SWATチームも出動。
深夜3時過ぎ、モハメドとマルヴォは逮捕された。
車内からは一丁のライフルが発見された。
これが一連の連続殺人で使われたものとわかり、動かぬ証拠となった。
皮肉にも暴走したマスコミの行動が事件の解決につながった。
それにしても、現場に一切の痕跡を残さず殺人を続けていたモハメドとマルヴォは、一体どのようにして、犯行を行っていたのか?
警察が、押収した車を調べた結果、驚くべきことが判明する。
後部座席が改造され、トランクと繋がっており、トランクには小さな穴が開けられていた。
彼らは車の中でうつ伏せとなり、トランクを閉め、この小さな穴から発砲していたのだ。
23日間にわたり、全米を恐怖に陥れた姿なき殺人者たち。
逮捕後、その動機に関して多くの注目が集まったが、取り調べや裁判の中でも、モハメドはほとんど何も話さなかった。
だが、マルヴォの自供やモハメドの知人の証言により、少しずつ事件の全貌が見えて来た。
事件から遡る事13年。
モハメドは、妻と子供たちと共に幸せに暮らしていた。
モハメドは心優しい性格で、子供達のことを何より大切にしていたと言う。
そんな中、湾岸戦争が始まり、陸軍に所属していたモハメドは、前線で従軍することとなった。 そして戦争から帰ってきたモハメドは、人が変わったように常に怒り、ひどい暴言を吐くようになった。 医者からPTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断されたという。 戦場の前線での過酷な経験が、心優しいモハメドを変えてしまったのだ。
その後、妻と離婚し、一人になったモハメドは、外国人をアメリカに密入国させるビジネスを開始。 そこで幼い頃から母子家庭で育ったマルヴォと出会う。 家に一人でいることが多く、孤独感を募らせていたマルヴォはやがてモハメドの事を父と慕い、共に暮らす様になった。 モハメドは、そんなマルヴォの行動全てをコントロール。 自らの銃の技術を教え込んだ。
そして出会いから1年4ヶ月後。
一人の女性が殺害された。
撃ち殺したのはマルヴォだった。
日ごろからモハメドはマルヴォに次のような計画を話していたと言う。
「無差別に殺人を起こして、政府から1000万ドルをゆすり取るんだ!その金で、黒人の少年少女が幸せに暮らせる場所を作ろう!!」
さらにその後、2人は爆弾などで学校や病院を狙い、もっと多くの人を殺そうと計画していたという。
だが取り調べを行った捜査員によれば、その計画はあまりにも荒唐無稽でずさんなものだったという。
今回の事件で警察の捜査が混乱したのは、目撃証言があった白いバンに固執し続けてしまったことが大きい。 そもそも当初はそこまで重要視されていなかった情報だった。 しかし情報提供を募った結果、白いバンに関するおびただしい情報が寄せられただけでなく、他に何の証拠も出てこなかったことから、いつしか…犯人は「白いバンに乗っている」という前提が出来上がってしまったのだ。
その後の捜査で、当初は関連づけられていなかった別の事件も発覚。
彼らの犯行により死者17名、重傷者は10名という数にのぼっていた事が分かった。
裁判で未成年のマルヴォには、仮釈放無しの終身刑が言い渡された。
そして主犯のモハメドに対しては、死刑の判決が下され、事件から7年後、刑が執行された。
死者17名、重傷者10名もの被害を生んだ連続殺傷事件。
一体なぜこのような悲劇は起こってしまったのか?
モハメドが最後まで動機を語らなかったがゆえ、真実は永遠にわからない。
だが、少なくともマルヴォに語った黒人が幸せに暮らせる場所を作るということは、本心ではなかったのではないかと言われている。
モハメドは離婚後、子供たちの親権問題をめぐり、裁判をしたのだが敗訴し、妻が子供たち全ての親権を獲得。
ディビッド「モハメドには、元妻と子供たちに対して接近禁止命令が出されました。彼は何よりも大切だった子供達に、会えなくなってしまったのです。」
妻はモハメドから逃げるため、名前を変え、子供たちと共に姿をくらませた。
モハメドの知人によると、彼は精神的に不安定になり、一日中泣いて過ごしていたと言う。
モハメドは、子供を連れ姿をくらませた妻に対し殺意を抱いた。
そして、実はあの時、マルヴォに殺させた女性というのが、モハメドの離婚裁判で、元妻に有利な証言をした人物の家だった。
ディビッド「モハメドは元妻が逃げ隠れた先がメリーランド州のどこかであるという事を突き止めていたのです。正気を失ったモハメドが、自分の子供を奪った妻に対する怒りによって、今回の事件を引き起こしたではないかと、私は思います。」
事件から21年、今もアメリカにおいて銃を用いた殺人事件は減っていない。
今回の様な悲劇が生じるたびに、事件を防ぐためにと、拳銃の規制強化を求める動きが出る。
だが銃社会のアメリカでは、銃を保有する自由を求める声が強く、拳銃の規制はいまだ実現していない。
今回取材に答えてくれた元メリーランド州の警察官で事件に関する著書も出版しているディビッドさんによると…
「アメリカ国民の間には警察や司法、政治に対する根強い不信感が存在し、『自分自身で犯罪から身を守らなければならない』と考える人が多いのです。今回の事件で、無差別に人々が襲われていた時、街中に漂っていた恐怖感を今も忘れることが出来ません。人々はその恐怖感を覚えているからこそ、銃を手放そうとしないのです。」
あの事件で先入観にとらわれることなく、部下を指揮し、被害の更なる拡大を防いだムース署長。
彼は、退官後もハワイで後進の指導に熱心に取り組んだのち、2年前の11月、その生涯を閉じた。
デイビット「この事件の捜査を阻んだのは、多くの人がとらわれることになった先入観でした。ですが、ムース署長がいたからこそ、現場の捜査官は冷静に事実を見つめることができ、事件を解決へと導く事ができたのです。」
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