セックスコンセンサス

2023年7月に「不同意性交罪」が施行されました。性被害の抑制に期待する声と同時に、明確な同意を得ることの難しさも指摘されています。性行為への同意は曖昧になりやすく、性犯罪の加害者からは「同意したつもりだった」という声も聞かれており、わたしたちも無意識に加害者になる危険性をはらんでいます。

セックスコンセンサスは性被害やえん罪から身を守るためのツールです。位置情報を活用した「コンセンサスURL」や同意記録をトークン化した「コンセンサストークン」の提供により、自由意志での同意に基づく性行為を支援しています。利用無料かつ登録不要で、個人情報は一切取得しておりません。

# ご利用方法

①同意確認 ③トークン発行

②コンセンサスURL共有

※20M以上の距離、有効時間30秒間

① 同意を提供する方はパートナーから20M以上離れたうえで、以下のリンクから性行為への同意を確認してください。

同意の確認

② 同意確認後に「コンセンサスURL」が生成されるので、パートナーへ共有してください。コンセンサスURLは生成者と開封者の位置関係を計算しており、双方の間に20M以上の距離が存在した、つまり同意提供者がパートナーの存在に影響されにくい環境であった場合にのみ開封可能となります。

③ 開封者は同意記録をトークン化した「コンセンサストークン」を取得することができます。コンセンサストークンは永久的なトークンで、以下から過去の同意記録を参照することができます。

コンセンサストークンの認証

# ご利用のメリット

同意確認時にパートナーと距離を置くことで、冷静な判断が可能

パートナーに再考の機会を設けたうえでの明確な同意を取得可能、同意記録は永久的に照会可能

# セックスコンセンサスについて

「同意」の英訳には「consensus」と「consent」の2種類存在します。consensus が意見の一致を意味するのに対し、consent は同意を意味する一方で必ずしも意見が一致しているとは限らず、同意せざるを得ない状況下での同意も含みます。わたしたち「セックスコンセンサス」の名前には、パートナーの間で身体的・精神的なプレッシャーが介在しない状態で、セックスに対する意向が一致、consensus であるべきという思いが込められています。

わたしたちセックスコンセンサスは、よほど信頼のおける関係性でない限りは、性行為に際して明確な同意を得るべきと考えています。帰宅後に手を洗うように、就寝前に歯を磨くように、性行為の前には双方の合意を得る習慣が普及することで、性被害あるいは性加害を減らすことができると信じています。

"We Take It Seriously"

セックスコンセンサスは同意に基づく性行為の推進に真剣に取り組んでいます。あなたとパートナーの大切なお時間にご利用いただく性質から、不快感を生む可能性のある広告掲載は行っておりません。一方で、サービスの維持や拡充のための人件費やデータベース、サーバー費用等が発生しています。現状は運営チームが負担していますが、わたしたちの活動理念に共感いただける方がいらっしゃいましたら、サービス維持のためご支援賜りたく考えております。Twitterで詳細を発信予定ですので、是非フォローいただけると幸いです。

利用規約