2023.08.14

「友人宅」に行ってから妻の様子がおかしい…年収600万円男性が29歳の妻に衝撃を受けた「出来事」

山本 昌義 プロフィール

新築を立てた友人

奈美さんが不満に感じていたのは智仁さんの金銭感覚。

彼はあまりお金を使わない人だったらしく、豪華なプレゼントや豪華な旅行に行くことはなかったそうです。とはいえ、けしてケチなわけでもなかったので、交際は続けたといいます。

交際から約1年後、智仁さんは奈美さんにプロポーズをし、彼女はそれを受け入れます。そして2人は、互いの職場の中間あたりで賃貸マンションを借り、新婚生活を始めました。

さらに結婚した翌年には長女を出産。初めての育児は本当に大変だったそうですが、智仁さんが最大限、家事をしてくれ、何とか乗り切り、毎日が充実していたといいます。

 

そんなある日、彼女に一本の連絡が入りました。相手は同じ都内に住む大学時代の女友達。内容は「一戸建てを購入したから遊びに来ないか」というものでした。

奈美さんはそれに明るく応じたのですが、この時、彼女はあまり気が乗らなかったといいます。同じ年齢の友達で、同じ「都内住み」なのに、賃貸と一戸建てで格差を感じてしまったのです。

次の休日に、長女を智仁さんに任せ、奈美さんは都心から少し離れたところにある友人宅へ向かいました。そこは新築の一戸建てが並ぶ「新興住宅街」といった感じの街並みです。

彼女の賃貸マンションのある街は、ごみごみとした下町のような雰囲気だったので、別世界に来たように感じたといいます。その感覚は、家の中に入ると一層、強くなり、挙句、奈美さんは智仁さんと結婚したことを後悔したのです。

そして、自宅に帰ってから奈美さんの様子がおかしくなり、智仁さんは衝撃を受けることになります。

年収で考えてしまうと、自分より上の年収の人はいるので、劣等感を感じるのは当然です。身近な友人夫婦が自分たちより「良い暮らし」をしていることもよくあることなので、そこは気にしないほうがいいでしょう。

総務省統計局の平成30年「住宅・土地統計調査」によると、30代夫婦の持ち家率は36%程度。家を持っている夫婦を見て、つらくなる必要はないのです。

しかし奈美さんはこの後、強い劣等感を覚え、思い切った行動に出てしまったそうです。

続きは【後編】『「友人宅」から帰ってきた妻が豹変して…幸せだった共働き夫婦の「悲惨な末路」』でお伝えします。

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