1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

徹底比較!「コンビニは割高」は今でもそうなのか 23区内スーパーとコンビニの商品価格で検証

東洋経済オンライン / 2023年8月15日 11時30分

スーパーとコンビニ、本当にどれもコンビニのほうが高いのでしょうか?(写真:筆者撮影)

連日の猛暑に加え、今度は台風もやってきた。激しい天候がもはや当たり前になってきた日本。これはわれわれの日常の買い物行動をも変えてしまいそうだ。

1円でも安い食品を求めてスーパーをあちこち回る……というのはなかなかつらい。手近にあるコンビニで済まそうという誘惑にかられる。とはいえ、コンビニで買うと高いから節約にならないし――との声が聞こえてきそうだ。しかし、本当にそうだろうか?

コンビニのPB食品とスーパーの最安商品を比較

近年のコンビニはプライベートブランドに力を入れている。その1つが食品だ。セブン-イレブン「セブンプレミアム」、ファミリーマート「ファミマル」、ローソン「ローソンオリジナル」など、店頭ではナショナルブランドよりも自社PBが目立つ。こうしたコンビニのPB食品は、どの程度スーパーより高いのか、店頭リサーチをしてみた。

なお、対象コンビニは東京23区内、および公式サイト掲載のPB価格。比較したのは同じエリアのスーパーの特売チラシ記載商品・スーパーのPB商品・店頭で最も安かった商品の価格となっている(価格は税込み)。なお、コンビニによっては下記商品の扱いがない店舗もある。

まず、冷蔵庫によく入っているいわゆる日配品から。豆腐と納豆の価格を調べてみた。

どちらもスーパーでもよく見る3個パックの商品だ。スーパーは全国的に利用者が多いと思われるイオン系列のスーパー価格(東京23区内)を含んでいる。

・コンビニ/豆腐3個パック…98~127円   
・スーパー/豆腐3個パック…105~117円 

・コンビニ/納豆3個パック…95~108円
・スーパー/納豆3個パック…73~106円

この比較を見る限り、必ずしもコンビニが節約に反するほど高いわけではないとわかる。しかも分量も異なっていて、あるスーパーの納豆は1パックが40g、コンビニは45~50gだった。コンビニのほうが良心的な商品もあるとは驚きだ。

ハム・ソーセージ対決はノーサイド

次に、今や値上げの常連となった加工品を見てみる。まずはちくわ。

・コンビニ/ちくわ…127~171円
・スーパー/ちくわ…105~150円

こちらもコンビニ・スーパーとも4本入りと5本入りが混在しているので、正確なジャッジは難しいが、若干スーパーが安いと言えそうか。

次はハム・ソーセージ。しかし、ここで問題が起きた。コンビニのハム・ソーセージ・ベーコン類は5枚入りなどの少量パックが主だからだ。ファミリー層をメイン客に想定するスーパーでは、少量パックもあるにはあるが逆に価格は高めとなる。つまり、少量だけあればいいというときにはコンビニ、通常使いではスーパーというのが正しい買い物方法だろう。残念ながら価格比較はお休みし、コンビニだけを入れておく。

あなたにオススメ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事を最後まで読む