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沢口靖子『科捜研の女』新シーズン始動 打ち切り報道を一蹴、放送枠移動でも続ける「テレビ局の事情」

NEWSポストセブン / 2023年8月16日 7時15分

 こうした特徴は、放送局サイドにとって重宝されるものだ。木下氏が続ける。

「60代以上の固定ファンがいることは、放送局にとっては見逃せないメリットです。番組スポンサーを探すうえでも、最近は若い世代の個人視聴率を重視する企業もありますが、オーソドックスな大企業スポンサーは今でも高齢層を含む世帯視聴率を重視する。局としては2ケタの世帯視聴率が期待できるシリーズを打ち切るのは相当に勇気のいること。

 もちろん、1985年のNHK朝ドラ『澪つくし』でヒロインを演じて全国区になって以降、沢口さんが清純なイメージと美しさを保っているからこそ、視聴者が安心できるいい意味でのマンネリが受け入れられているという面もあるでしょう。

 また、京都で撮影しているということで、放送局としてはドラマを続けることで京都の撮影所とのつながりをキープできるのも大きい。古都・京都というロケーションでの強みは様々な場面で重要になる上に、現地の撮影スタッフとのつながりも不可欠ですからね」

※週刊ポスト2023年8月18・25日号

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