司法試験は、文系の国家試験の中でも最難関クラスの試験です。

そんな司法試験を、理系から目指すのは無理だと思うかもしれません。

しかし、理系出身で司法試験に合格した人は少なからず存在します。

また、法曹の多くが文系という中、理系出身であることは大きなアドバンテージです。

というのも、近年法律問題の中には、文系の知識・感覚だけでは対処が難しい、知的財産、IT分野、医療関係などの案件も増えてきているからです。

では、理系から司法試験を目指すのは実際どれくらい大変なのでしょうか。


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理系で司法試験に合格するのは難しい?

司法試験は法律8科目を試験科目とする国家試験です。

したがって、当然長期的な勉強が必要となります。

しかし、逆にいえば、勉強さえすれば誰にでも合格のチャンスがある試験です。

そして、法学部の授業は予備校と違って必ずしも直接司法試験に役立つことを学ぶものではありません。

現に、法学部出身者でも実際に法曹になるのはごくわずかであり、ほとんどの方は一般企業に就職します。

したがって、やる気があるのならば、司法試験を目指すに当たり法学部出身かどうか、文系か理系かはあまり関係がありません。

重要なのはどれだけ司法試験に特化した対策を行ったかです。

もっとも、司法試験には受験資格の制限があります。

具体的には、

  1. 法科大学院を修了する
  2. 予備試験に合格する

のどちらかです。

理系出身者の場合、法学未修者として法科大学院に3年通うのが一般的です。

また、現役の大学生でかなり時間に余裕があるのであれば、予備試験を目指すこともできますが、一般的に理系の学生は忙しいので、なかなか難しいかもしれません。

※関連コラム:法科大学院(ロースクール)とは

理系のバックグラウンドが有利に働くこともある

よく、法律は数学に似ているなどといわれます。

法律の問題を解くときは、法的三段論法という思考法が用いられ、これが公式に具体的数字を当てはめる数学の思考法と類似しているのです。

したがって、案外理系のバックグラウンドを持った方の方が法律に馴染みやすいこともあるのです。

ですから、司法試験を受けたいのであれば、理系だからと尻込みせず、まずはやってみることをオススメします。

正直なところ、試験勉強という観点からは、理系であることが有利になることはほとんどありません。

しかし、将来法曹として働くのであれば、必ず理系の知識が要求される案件に出会うことと思います。

そんな時、文系が圧倒的多数の法曹界で理系の知識があることは有利です。

ただ、自分が理系なのであれば、周りも理系であることがほとんどだと思います。

つまり、情報交換したり、一緒に勉強したりする仲間が作りづらいということです。

そこで、まずは仲間を見つけながら勉強しましょう。

法科大学院未修コースの試験は一般的な小論文の試験で、法律の知識は必要ないので、入学するのは比較的簡単です。

また、予備試験を目指す方は、予備校に入って仲間を見つけることをオススメします。

理系の知識は弁護士になったあとも役立つ

司法試験は文系の試験なので、当然ですが理系の法曹は少ないです。

だからこそ、理系出身であることはそれだけで大きな強みになります。

近年法律問題の中には、文系の知識・感覚だけでは対処が難しい、知的財産、IT分野、医療関係などの案件が増えています。

そんな時、理系の知識があることはとても大きなアドバンテージです。

そしてこのような傾向は今後どんどん加速していくと考えられます。

希少価値の高い理系の法曹を目指して、前向きに学習を検討してみませんか?


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