2夜目の今夜も実力派芸人が3人登場します!熟成されたネタをじっくり楽しんでいぶし銀のトークに耳を傾けて下さい
こんばんは。
伊集院光です。
こんばんは。
三浦奈保子です。
年末の「絶対笑者」今夜2夜目という事で早速ゲスト紹介をお願いします。
はい。
つぶやきシローさん。
あっどうも。
ユリオカ超特Qさん。
らっしゃい。
お願いします。
ナオユキさんの3人です。
どういうくくりかっていうのをきちんと。
今夜は漫談のスペシャリスト3人に集まって頂きました。
昨日3人のコンビだったんですよね。
そうですそうです!割と派手な3人がズラッと並んで。
9人ぐらいいたんですよね。
パンサーとかロバートとかいたんでしょ?03とか。
その余波でこんな感じになっておりますけども…。
漫談って本当ストイックな世界ですから。
じゃあ本当に純粋な漫談家っていうのは誰ですかっていうと見慣れてない人も多いと思うんですけど一応定義を三浦さんの方から。
はい。
漫談はですね一人芸の一つの形式でフリップを使う訳でもなく設定のあるコントを演じる訳でもなく何かのキャラクターになる訳でもなくただ一人しゃべりだけで勝負をする芸で漫談をされる方が漫談家という事になります。
言い方に確実に険があるけど…。
あのね漫談家の悪い癖早くも出てますよ。
何か切り取ってブツブツ愚痴るのやめて下さい。
(つぶやき)独り言ですから。
一応僕漫談を辞書で調べた事あるんですけどくつろいだ気持ちでやる取りとめもない話って書いてましたね。
ちょっと怒りましたけどね。
そんな取りとめもなくないわ結構考えてるわみたいな事でね。
そもそもここまで来るにあたってどんな感じだったのかというのを一番手前にいるからしょうがないですよね。
しょうがないって何?やっぱり実際お笑い好きでドリフターズとか見て育ったもんで。
オーディションですよね要は。
お笑いオーディション受けるぞって言って出てきたの?そう。
誰か組まないかなと思ってたら誰も組んでくれないんで一人で来てましたよね。
まだ地元にいる頃には最初は絶対漫談とかの主義ではなくてコンビ組みたかった?そうですよねやっぱり。
自分より面白い子と組みたくないですか?その人がネタ書いてくれたらこんな楽な事ないじゃないですか。
あれ?そんな青春時代から後ろ向きな感じで相手を探してて。
受けたらたまたま…何か1回落ちたみたいなんだけどいいよ来てみたいなそういう…。
補欠合格みたいな感じです。
それでそこでピンもいっぱい合格者いるじゃないですか。
ピン同士で組めって言われたんです。
はあ〜雑な事務所ですね!一緒ですけどね。
それで組まれたんですか?それで余っちゃったんだね。
全然オファーがなかったですね。
組もうっていう。
そのままライブの素人コーナーに出してやるよって言われて3日前ぐらいに。
慌てて漫談書いてそしたらたまたま優勝できて…。
え〜!優勝したんですか?
(つぶやき)優勝しちゃったんですよ何か知んないですけど。
だからその夜はもうすごい電話オファーが来ましたよね。
あっ急に!
(つぶやき)今まで全然無視。
お前なんかみたいな感じだったのに急に組もうよって。
今聞いてると能動的に漫談っていう瞬間一回もないのね。
ないんですよ!俺はもういいよっつって。
もういい俺一人でやるからっつってずっとそのまま一人です。
そこから。
じゃあユリオカ君はどのパターンですか?僕はねもともとラジオで大竹まことさんに弟子入りってのもあるんですけど。
それ何?サッと流さないでよ。
何よ。
憧れてた人が大竹まことさんとあと古舘伊知郎さんだったんですね。
僕学生プロレスの実況アナウンサーをやってたんですよ。
大学の頃。
それで結構人前で笑わせたりするのが好きだったんですね。
まして古舘さんのスタイルがあるからちょっと漫談にも近いもんね。
そうなんです。
やっぱり面白い事言うじゃないですか古舘さん。
考えてたんですけどやっぱり2人とも弟子は取ってないって事でそこで大竹さんはラジオで直談判してラジオに葉書を書いて弟子にして下さいっていうんだけどうちはもう弟子取ってないって言われたところにお笑いスクールJCAってのが。
人力舎の。
そうあったんですよ。
当時大竹さんの写真を使ってたんですね。
広告で。
東京に行って学校に入ったんですね。
そこではコンビは組んだの?
(ユリオカ)そこではコンビ組んだんです。
友達おんねや言うてました。
仲間だと思ってたら俺とは違うって。
絶対同類でしょ。
絶対。
(ユリオカ)違うでしょ絶対。
ちゃんといたんだもん。
こっちはいたんだもんちゃんと。
ソリッドっていうコンビを吉田君と組んでましたよ。
僕はもう完全にツッコミに徹して大阪弁の漫才だったんですよ。
だから彼の言うとおりにやってたんですけどある日ネタ見せってのがあるじゃないですか。
ネタ見せの瞬間に彼が「もう無理だ」っつっていきなり飛び出して今から2人でネタやんなきゃいけないのに。
…で追いかけていって「俺たちはもうできない。
解散する」っつって。
それ組んでどれぐらい?
(ユリオカ)半年ぐらいですね。
え!?今からじゃん!
(ユリオカ)そうなんですよ。
それってさ廃業っていうより失踪に近いよね。
もう無理って走りだしちゃったら。
一応追いかけていきましたけどね。
「俺たちもう無理なのかよ」みたいな…。
青春ドラマ。
男同士の別れ話みたいな感じでちょっと変な感じでしたけど。
でももう出るライブが決まってて一緒に多分アンジャッシュとか東京03の飯塚君とかも一緒だったんですけど何人かで出るユニットライブが決まっててもうこれはピンでやるしかないって事で無理やり。
はあ〜。
ユリオカ八段っていう名前で出ました。
書道が八段なんですね。
え〜!字うまいの!?すごい下手なんですけど…。
いや下手な訳ない。
八段でしょ?枝葉がすごいややこしい。
筆より毛がないのに。
別にそれで使っちゃった訳じゃないですよ。
赤ちゃんの毛とかじゃないから。
むしっちゃったんじゃない?何かちょっと違うんだね。
一旦組んだんだけども突然フッと沸いたように相方いなくなっちゃう。
そうなんですよ。
じゃあナオユキ君は?僕はね17年ぐらい漫才師やったです。
漫談は?7年ぐらいです。
40で解散してる。
それすごいよね!まだペーペーじゃないですか漫談。
そうですよね!すいませんすいません。
(つぶやき)どペーペーじゃん。
お前すごいな!俺は俺で確認したら1つ年上だって事が分かってすごい大変なのこの中。
接し方が難しいんだけど。
しかも漫才も上方では賞取ったりとかガンガンしてますもんね。
そうなるとまた複雑だけど。
いや〜。
でも1人でやりたかったいうのはあったです。
一番最初も漫才コンビ組む前に1人でやっとってそのころ何かコンテストもんとかは漫才しかなかったですほとんど。
まして関西じゃ特にそうだよね。
それでコンビ組んで始めるんですけど一方的やったもんね。
(ユリオカ)そうですね。
あっ知ってくれてるんです。
(ユリオカ)知ってます知ってます。
ダックスープ。
もっと痩せてましたけどね。
ネタのスタイルも割とナオユキ君がしゃべり続けるスタイルなんだ。
結局17年やってどうもシステムが合わへんと。
17年やって。
遅くないですか?気付くのが。
一生懸命しゃべって自分で考えた事を横からいきなり否定をされるっていう…。
(笑い声)それがツッコミですよ。
どうもちゃうなと思いまして。
あ〜向いてないわそんな人は。
どなたが相方とかいうんじゃなくてシステムの問題やったです。
ある日ちょっと思い出してそれを元相方に言うたところ「え!」って言われて。
そりゃ言うでしょうね。
どうも分かってもらえなかった。
でもそれこそず〜っと自分の中にはその漫談というか1人でやるっていうスタイルに憧れというか思いがあって変な話紆余曲折はしたけれども40にしてもともとやりたかったスタイルにちょっと戻ってくるみたいな…。
それはありますね。
何で笑ってんの?絶対最初から無理じゃないですかこの人!ねえ!コンビでできる訳ないじゃないですかこんなわがままな人!ねえ!あっそうなの?見たら分かりますよこれ。
ここでネタをご覧頂きます!独特の栃木なまりが癖になり気付いた時にはすっかりはまってしまってます
(拍手)あ〜何かあの…何かむかつくなって時あるね。
何かむかつくなってね。
(笑い声)何かバーでかっこよくウイスキー飲みたいんだけどグラス上げる度にくっついてくるコースターね。
(笑い声)むかつくよね。
いっちいちこう…うん!いっちいちこう…うん!そのうち取らなくなるのね。
こういうものとしてもう…存在を。
うん。
何ならこれのコースターを下さいっていうぐらいだね。
かっこ悪いけどね。
かっこ悪い。
あれぐらい…新しいTシャツ着てて意気揚々としてるんだけど気付いたら透明の「LLL」ってシール…。
(拍手と笑い声)恥ずかしい。
あそこで買ったなってばれちゃうね。
ばれちゃうね。
あと何かあの…ラーメン屋で椅子が固定してあるのね。
あれむかつくの。
サッてあ〜もう何だ…。
もう俺から入らなくちゃなの?こう…。
(笑い声)椅子に座るっていうか椅子に入るだねあれ。
ほいでいざ食べるっていう時に割り箸が取れないところあるね。
パンパンにもう…。
暇だったのかな?バイト君が入れ過ぎてもう…。
もう割り箸ギュッて…。
元の木かな?
(笑い声)木だね。
戻ったね。
圧縮して木に戻ったぐらい。
このまま持ち上げられる。
(笑い声)あとねむかつく…体育とかのソフトボール大会とかですごい打って二塁打を打ってベース上で「ごめんホームランじゃなくて」ってやつむかつくんよ。
別に期待してねえよ。
何当然だよみたいな女子が見てるからって「ごめん本当はホームラン打てるのに」みたいなあのアピールがむかつくんだよ。
もっと素直に喜べばいいじゃん。
あの…プールの授業の時にいいビート板を2つゲットぐらいの「やった!」っていうあの笑顔でいいのにさ。
かっこつけてさそういうやつ嫌われ者だね。
嫌われ者。
みんなで「じゃあバーベキューしようぜ」って男3人女3人ぐらいで車で山とか行って着いて「じゃあ俺水くんでくる」とか「じゃあ俺まき集めてくる」とか「私野菜切っとくね」って中一人だけギター弾いてるやつだね。
「え〜?」っていう。
(笑い声)「バックミュージックいらないよ」って。
自由だなお前。
三男坊かって思っちゃうね。
(笑い声)あとねむかつくの何かあの…割れない落花生ね。
2つのはすぐパリッてパリッて割れるんだけど1個のやつくっ…どこから攻めてもこの…アルマジロかな?
(笑い声)えっともう…思いっきりやっちゃうと真ん中のピーナツも割れて何のためにやってたかね…。
もう落花生食べ過ぎると疲れてここもむね。
(笑い声)この体の名前も分からない所をもむね。
落花生食べたあとと段ボールをハサミでいっぱい切ったあとはここもむね。
疲れてね。
何か…何かもみだすね。
あとねむかつくのね何かあの…何かおばちゃんでかわいい小犬だっこしてそのペットに挨拶させようとしてんのね。
「こんにちは」ほら「こんにちは」。
ほら「こんにちは」ってずっとおばちゃんに挨拶されてるだけなの。
あんたが挨拶してんだよずっと。
で「こんにちは」ってモノマネ?何?言う訳ないじゃんね犬が。
「こんにちは」って。
ずっとモノマネしてんの。
それずっと苦笑いで「ああ…」。
(笑い声)いつ終わるんだろうってあれ何か嫌だよね。
何か嫌だ。
今日知り合ったばっかの隣の人。
何かセミナーか何かで今日のその人からその人の水筒のお茶を勧められるぐらい何か嫌だね。
(笑い声)何だろう?何かあるじゃない。
スタイリッシュな銀のあれであれって水筒って蓋がコップになるから「はいどうぞ」「ああありがとう…」。
口つける…。
(笑い声)あれ洗ってないですもんね。
さっきも飲んで洗ってないですもんね。
…で中が黒いから何のお茶か分かんねえんだ。
あ…何か…あなたんちのオリジナルの何か…。
そういうの飲まされちゃうのかな?茶葉っていうか薬草みたいなのがきつすぎておなか下さないかな?私は大丈夫でしょうか?一応飲むけど失礼だから一応飲むんだけどああいうのって飲んだあとこうシャッてやるね。
(笑い声)水筒のあれって飲んだあとシャッ「はいきれい」っていやきれいじゃないよ。
「はいきれいだからもう大丈夫」ってやるけどそんなきれいじゃないよねあれはね。
あとねむかつくの車運転してたら前の車の知らない車の後部座席の子どもが振り向いてずっと俺にじゃんけんを挑んでくる。
(笑い声)まあいいや。
最初は子ども「ああかわいい。
じゃんけんかい?」みたいな「じゃんけんぽい」ってただ果てしねえよ。
(笑い声)終わんないの。
勝っても負けてもどうでもいいんだからね。
相手はもう。
不毛なじゃんけんをずっと繰り返して最後はもう腹立ってきてしょうがない。
本当腹立つね。
スーパーで買い物してたら有線で曲が流れて「あっ俺この曲好き」。
・「フフンフフンフフン」「そろそろサビだぞ」って時に「業務連絡業務連絡」。
(笑い声)ちょっと…ちょっとずらしてくれればねサビ聴けたのにああいうの嫌だよね。
何でそのタイミングでなんだろうってすごい嫌だね。
人んちのトイレのタオルぐらい何かね…。
手ぇ洗ってあるよね何か疲れ切っててあるじゃない。
こう円い輪っかにタオルをこう通してこう裾が…みんなここで拭くからここは汚いから上の方のクシャクシャってなってる所を伸ばしながら拭くようにしてます。
(拍手と笑い声)そうやってます。
あとあの遊びのサッカーのはずなのにハンドに厳しいやつね。
「は〜い今ハンド」って「いやいやここだよ」って「いやいやハンドはハンドだから」って急に「えっそういう状況下でやってたっけ?」ってすごい腹立つんだよ。
もうお前なんかあれだ。
から揚げを俺が指で食べたそのままでお前のスマホをこうやっていじってやる。
(拍手と笑い声)何ならから揚げでいじってやりてえよ。
(笑い声)あとむかつくの「あれ?お前午前中いたっけ?」って言う上司ね。
いるの知ってて何もやってないみたいな感じで「あれお前午前中いたっけ?」ってあれ腹立つんだよそういう上司ね。
腹立つ。
お前の周りいっぱいイエスマン置いて駄目になれ。
(笑い声)ありがとうございました。
(拍手)
続いてはユリオカ超特Qさんの漫談です。
消えてしまった髪の毛をネタに変えて新調した青い衣装で出発進行!
(拍手)いらっしゃい。
どうもユリオカ超特Qです。
よろしくお願いします!ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
あっこちらハゲキッスとなっております。
大丈夫。
うつりませんからね。
ハゲのいいところはウイルス性じゃないってとこでね。
私ユリオカ超特Qといいまして初めての方もいまして自己紹介していきますとユリオカが片仮名で超特が漢字でQがアルファベットのQという事でねまあシャ乱Qと同じテイストになってまして非常に遺憾なんですけどもね。
あとねいろいろ私の事調べて頂いたら分かると思いますけどねパソコンとかでパッと調べると画像検索ってありまして私の写真がバ〜ッと出てくるんですけどもなぜでしょうね?3番目の画像がイジリー岡田さんになってましてね。
これなぜなんでしょう?これね。
本当に大変な事ですけどもね。
最近怖いなと思うのが脱法ドラッグっていうんですか?脱法ハーブとかそういうニュースがすごく多くて危険ドラッグって名前に変わったんですよね。
よく考えたら昔20年ぐらい前覚えてますか?皆さん。
町なかで売ったりしてたんですけど合法ドラッグっていわれてたんですね。
合法ドラッグってね。
これもよく考えたらこの時点で既に名前がおかしいですよね。
だってそうでしょ?本来ドラッグって違法な訳ですからそれが合法って相反する真反対な言葉が合体してるっていうね。
言ってみれば何ですかね?「にこにこぷん」みたいなもんですかね。
(拍手と笑い声)どっちなんだと。
「怒ってんの?笑ってんの?」みたいな。
いやいや「にこにこぷん」ですよと。
それ以上聞かないでとね。
NHKに問い合わせてみたいですけどもね。
せっかくですからね。
あとは今年は本当にいろんな事がありまして上半期前半はこの2人の話題で一色持ちきりでしたね。
晴子と守の話でですね。
まあ晴子と守…。
あすいません。
小保方さんと佐村河内さんの話です。
意外と下の名前普通なんですね。
晴子と守。
私個人的にはH&Mと呼んでますけど。
すごいんですよ。
そのあと7月になったらねあの号泣議員が出てきましてね。
野々村竜太郎…スーパースターが登場しましたです。
すごいですよ。
城崎温泉に何度も出張してたとか言ってね。
何があれかって大人があんなに全力で泣くとあんなに面白いんだと。
(拍手と笑い声)「目から鱗」ですよ。
我々一体何やってたんだと。
何がすごいってあのころすごい映像で見たじゃないですか。
最近見ないでしょ?まだちょっと見たいっていうね。
笑いの賞味期限が長いね。
なかなかあそこまでいかない。
でまた普通皆さんこれ考えたら分かる。
人間の感極まる涙がこぼれるポイントとかキーワードってあると思うんですよ。
例えば家族の事とか友達の事とか病気とかあと恋人とかね。
そういうキーワードを口にしたり目にしたりするとガ〜ッと感情が高まって涙がこぼれる訳ですよ。
ところがあの人の場合「少子化問題高齢化社会が…ああ〜!あ〜!」。
(拍手と笑い声)よくそこでいけるなと。
よくそのポイントでバイブレーション上げれたなと。
「西宮市民のみならず…のみならず〜!」みたいな。
何があるんだ?「のみならず」に思い入れが。
それを踏まえてもう一回見てみて下さい。
楽しめますからね。
あと皆さんご存じかな?アイスバケツチャレンジってご存じですか?病気の認知度上げるために頭から著名人が水をかぶってそれが動画サイトでアップされてるんですね。
違う人を指名したりするってね。
まあ別に私あれ自体悪い事とは思わないんですけど1つだけ皆さんに気をかけて頂きたいのはカツラの人はドキドキしてるよと。
やっぱりかぶりたくてもかぶれない人もいる訳ですよ。
そういう方いるじゃないですか。
AKBな方もいる訳ですよ。
これアイドルのAKBじゃないです。
我々の業界用語でAKBね。
AKB「明らかにカツラばれてる」。
(拍手と笑い声)何でしょう…。
センターが卒業しちゃいましてね。
センターが卒業しちゃったんでね。
SKEから借りてこなきゃいけない。
SKE「少しの毛でいいから」っていう。
(拍手と笑い声)でHKTね。
HKT「生えてこない助けて」。
(拍手と笑い声)ちょっとすいません涙が…。
ごめんなさいね。
ちょっとね感極まってしまいましたけど。
あと議員のスキャンダルといえばあれありましたよね。
女子中学生とLINEをやってて勝手にのけ者にされたから怒ったみたいな情けないニュースがありましたけど。
あれも情けないんですけど謝罪会見ってのがありましてその時皆さん覚えてますかね?その議員がね丸坊主にして出てきたんですよね。
あれが何か昔から納得いかないんですよ私ね。
だってそうでしょ?悪い事があったら丸坊主にするんですよ皆さん。
あのシステムそろそろやめてもらえませんかね。
だってそうでしょ?あれだと我々いざという時にこれ以上反省できない。
(拍手と笑い声)いやいやいや…拍手じゃねえわ!我々にとってちょっといいニュースっていうかね。
皆さんこれご存じないと思いますけど北海道のホテルでハゲ割サービスってのが始まりましてね。
これどういう事かというとフロントでそのフロントの人にハゲだって認識されると宿泊料が500円引きっていうね。
安いだろっていうね。
ねえ何でしょうね?だからそういういろんなサービスほかにもやってくれませんかね?携帯電話とかでねやってくれませんかね?パケ放題に対抗してハゲ放題みたいなね。
(拍手と笑い声)あなたの好きなプランでご自由にハゲて下さいと。
いやもうそれやってますみたいなね。
あとこれどうですかね?ハゲ同士だったらいくら話しても通話料無料っていう。
(拍手と笑い声)あれです無毛通話です。
無毛通話。
だから我々だけどうしても皆さんが気にならないような事も気になっちゃうんですよね。
例えば日常生活でも皆さんが何気なく言うねあるじゃないですか。
梅雨時なんか女性がね「いや〜もう本当私癖毛だから髪が言う事聞かなくて」。
本当に言う事聞かないってのはね皆さん…。
(笑い声)どういう事か分かってんのかと。
それを分かって言ってんのかと。
あとね美容室なんかで「ちょっとこの辺り毛先を遊ばせて」…。
「はあ〜!?」ですよ。
「はあ〜!?」。
何ですか?その毛先を遊ばせるってのは。
こっちは毛先が遊びに行ったきり帰ってこないんですよ。
(拍手と笑い声)随分捜したんですよ。
「うちの毛お邪魔してませんか」と。
「来てないです」みたいな。
あと昔からあるじゃないですか怖い話とかでね皆さんご存じですかね?よくあるでしょう?お寺に奉納されてる日本人形の髪の毛がいつの間にか伸びるみたいな。
「やだ怖〜い!」みたいなの。
「What?」ですよ。
「What?」。
ちょっと待てと。
皆さん冷静になって考えてみて下さいよ。
人形の髪の毛が伸びる。
一体何が怖いんですか?こっちなんかね人間なのに毛が伸びないんですよ。
どっちが恐ろしいんですか皆さん!ちょっと明らかにこちらの方が呪いのレベルが上なんですよね。
明らかにこっちが上回っちゃってる。
各製薬会社一体何をのんびりしてるんだと。
早くそれを科学的に解明して呪いを混ぜろと。
呪いを注入しろと。
呪いを振りかけたいんだと。
という事で再び涙がこぼれ…。
何だろう!?超特Q発車の時刻が来たようです。
どうもありがとうございました。
(拍手)まあみんな漫談家として活躍してますけれどもコンビやトリオが羨ましいと思う時。
漫談家あるある的な。
それはでもやっぱり味方がいるって事ですよね。
漫談家に限らずピンはまず周り敵じゃないですか。
敵って認識する?ねえ?分かるよ分かる。
コンビとかだと…一番最初ですよ。
本当に何も分からないこの世界入った時2人で頑張ろうなって言って。
それがいるだけで違うじゃないですか。
あと若手の頃は特に大部屋になるでしょ。
大部屋になった時の…。
話すのが。
あの空間は。
ねえ!僕だから入らないです大部屋。
外でウロウロしてるもんね。
本当は一人だと気まずいからいたくないんですけど何となくどっかでいて壁の前で練習をしてね。
壁打ちって…。
そうそう。
だから何か気まずいからいないんじゃなくて「練習熱心なんだ」みたいなふうに見られるというか。
そういう感じで自分を偽るというのはありますね。
(つぶやき)確かに練習はいっぱいしますよね。
何でかって言うと一人で漫談家って家でやんないです。
面倒くさがりで。
そんな事ない。
えっやります?やるでしょ!僕ねやんないから来てギリギリ現場でやるから周りから見たら「あいつすげえ練習熱心だな」って。
その点コンビとかトリオがいいのはどっちかが「ネタ不安だから合わせようぜ。
ネタ合わせしようぜ」って言ったらやるじゃないですかとりあえず。
そうすると練習できるじゃないですか。
だからいいですよ。
逆にさ両方経験してるナオユキ君からすればコンビも一人も分かるじゃない?それどっち?あ〜…。
僕漫才初めの方はやっぱり練習しよったんですけど後半の5年ぐらいはほんませえへんかったですね。
でもだから偉いですよ元相方は。
僕突然新ネタかけたりしてたんで。
えええ!それに対応してるのは最後5年ぐらいあったんちゃいますかね。
本当漫談気質なんだね。
(ナオユキ)基本そうやと思います。
自分で作り上げたものをちゃんと自分でしゃべって自分の手柄にしたいっていう。
ほんまそうですよ。
今でこそしゃべってる中身に役柄とか誰かがしゃべってるようにしてるけども…初め全然。
全部自分が面白い事を言うてる設定やったですもん。
だからさっきおっしゃってた「わがままやしそれは2人でできへんやろう」言うのもあながち…。
登場人物にすらやきもち焼いている。
なるほど。
僕もずっと一人で…。
僕はもともと落語家でそのあとちょっと漫談もやったしラジオを一人でやってるからなんですけど一人でスベるっていうこの地獄どうですか?例えば若手漫才でスベってる場あるじゃないですか。
…で若手のピン芸人が漫談スベってたらやっぱり何かピンでスベってる方が見てられないですね。
見てられない度が高いですね。
ちょっとその辺聞いてみよう。
痛々しいんですよ。
あんまりウケてない漫才とあんまりウケてない漫談っていう。
何か2人だったらもしかしたら勢いでね…。
空回りでも。
空回りも表現できないみたいなね。
いやでも見てる分にはどっちも痛々しい…。
それはそうよ。
それはそうですよ!スベってる時点で。
どっちも同じぐらい。
でも例えば2人司会だからなんとか今みたいにこっち向けるけど一人だったらもうそのままだもんね。
コントじゃないですから。
漫談だからお客さんにこの自分の発言を投げかけてる訳ですからそれがもうお客さんから拒絶な訳ですから。
もうね…。
でも本当にスベってるとお客さんが空気読んで笑ってくれますよね。
その域に達しましたか。
(つぶやき)それ待ちますもんね。
待てる!?さすが。
そっちが悪いよ。
空気読まないお客さんが悪いよっていう。
そんな事思われてるんですね。
それだからベテランになるとその辺がずうずうしくなりますよね。
知らない。
待つよと。
あなたたちが笑うまで待つよと。
俺それは特にナオユキ君のネタ見て思ったのはもう絶対自分のペースをちゃんと崩さないでいこうみたいな。
いやあれはあれで合わせてますよ。
合わせてんですか?あれ。
うそ!?もうちょっとねゆっくりしゃべりたい思うとったけど何かこれぐらいがええんかなとか。
7年でしょ?まだ。
一人で出て7年でしょ?この7年の最初の頃っていうのは待てた?一番最初はだからあれですよ。
漫才師の口調やったんですよ。
やっぱり違いますかね?違います違います。
もっとスピード速かったですわ。
へえ。
それである日しんどいし無理もきかへんようになってきたんで普通にしゃべりだして。
そっから今みたいな感じです。
スベってるとやっぱりちょっと早口になっちゃって…。
早くこの場から去りたいというのもたまにありますね。
もう帰りたいもんって。
僕なんかユリオカ超特Qって名前付けちゃったもんだから早口でず〜っとしゃべって。
最後唯一ウケるのが「今日もお客を乗せずに発車してしまいました」って言ったらそこだけウケるみたいなね。
あとはもう全然。
お客さんは乗らなかった実感があるんだ。
そこだけ最後うまい事言ってそこだけ笑いみたいな。
逆にみんなやっぱり僕ら漫談の人に共通してあるのは何かそういう保険だったり覚悟みたいのがいつもみんなある気がするんですよ。
それは俺のペースでやるんだっていう覚悟があったりとかその最後に一つだけウケなかった時のネタを持ってるとか。
まあそうですね。
この男のずるいのはもはやぎこちない顔で出てくるというのがありじゃん。
お客さんから見てハードルを下げさせるっていう。
普通つぶやきシローの事を知らずにあの顔で新人が出てきたら絶対スベるでしょ!あんな陰気な顔して始めたら絶対スベるけどもあれをトレードマークにしちゃうと作り笑いする必要もないし。
まあ目合わせないですからねお客さんと。
それもキャラにしてるでしょ?はい。
ずっと目合わせないです。
ユリオカ君がちゃんと落ち用意してたりとかナオユキ君がスタイルとしてきちんと去っていく姿があったりとかする中でこいつだけ時間来たと思ったら「えい」って言って帰っちゃう。
もう逃げるように帰っちゃう。
長くはやんないですよ。
言われたより。
よくあの…何か爪痕残そうとして分数以上の事やる若手の方とかいるじゃないですか?ネタ。
生放送なのに。
ああいうのは迷惑かけるから絶対分数以内に…。
もう漫談あるあるじゃないです。
芸人あるあるですらないです。
その意識で芸人やる人あんまりいないですから。
再びネタをご覧下さい。
一歩一歩踏み締めるようにゆっくりゆっくりぼやきます。
じわ〜っときますよ。
ナオユキさんです
(笑い声)
(拍手)夕暮れ時自転車に乗って街を走る。
渡った先に「子どもの飛び出し注意」と書かれた看板が見える。
「子どもの飛び出し注意」と書かれた看板。
その横に妊婦が立っている。
(笑い声)「子どもの飛び出し注意」と書かれた看板。
(笑い声)横に…妊婦が…。
(笑い声)怖かった。
(拍手と笑い声)夕暮れ時自転車に乗って街を走る。
信号待ち退屈やから隣にいてた初めて会った人に「久しぶり」と言って記憶を混乱させてみた。
(拍手と笑い声)夕暮れ時自転車に乗って街を走る。
信号待ちボ〜ッとしてたら隣にいてた見知らぬ人が「もし間違いやったらごめんなさい」と話しかけてきた。
「もし間違いやったらごめんなさい。
もし間違いやったらごめんなさい。
もし間違いやったら本当ごめんなさい。
ナオユキさんですか?」。
「俺と間違うたらそない謝らなあかんか」。
(拍手と笑い声)夜になったら飲みに行く。
雑居ビルの4階。
でたらめな酒場。
雑居ビルの4階にあるでたらめな酒場でおっさんが「俺は飲んでもふだんとそんなに…変わらへん」。
どんなふだんやねん。
(拍手と笑い声)雑居ビルの4階でたらめな酒場でおっさんが「うわ〜酔うたわ〜気持ちええわ〜ハハハハハ!」。
気持ち悪かった。
(拍手と笑い声)雑居ビルの4階でたらめな酒場でおっさんが「俺の…何が悪いねん」。
酒癖。
(拍手と笑い声)雑居ビルの4階でたらめな酒場。
雑居ビルの4階にあるでたらめな酒場でねえちゃんが「ウチと飲んでたら仕事とかでイライラする事とかあってもウチと飲んでたら何か仕事のイライラとか何か忘れるって何か言われて」。
仕事のイライラ忘れるぐらいイライラすんのやこら。
(拍手と笑い声)雑居ビルの4階でたらめな酒場でねえちゃんが「ウチ今日はみんなにうっとうしがられる前に絶対に帰ろうと思ってます〜」。
何でまだおんねん。
(拍手と笑い声)雑居ビルの4階でたらめな酒場でねえちゃんが「ウチ酔うたらかわいいって言われんねん」。
…っていう事はまだ酔うてないねや。
(拍手と笑い声)あの日は1人で飲みに行った。
あの日は1人で立ち飲み屋へ。
椅子がないから立ったまま飲んだ。
椅子がないから立ったまま飲んだ。
でも目ぇだけはすわってた。
(笑い声)あの日は1人で飲みに行った。
あの日は1人で屋台で飲んだ。
おっさん同士がもめとって屋台の店主が「外でやってもらえませんか?」言うてたけど外やろ!
(拍手と笑い声)あの日は1人で飲みに行った。
あの日は1人で居酒屋で飲んだ。
メニュー見たら「今日のお薦め」て書いてあったけど俺はあんなんにはだまされへん。
今日薦めてるけども「うまい」とは一つも書いてへん。
(笑い声)あんなもんは今日中に薦めとかんとやね〜。
(笑い声)ギリッギリのもんかも分からへんし「酒のさかなにお薦め」ってあれかてうまいとは限らへん。
しらふでは食えんぐらい…。
(笑い声)「店長のお薦め」ってあれかてうまいとは限らへん。
店長薦めているけども店員は皆反対してるかも。
(笑い声)気の合うやつを飲みに誘って断られたらがっかりするから断られてもがっかりせえへんように気の合わないやつを飲みに誘ってみた。
「ええよ行こ」って言われた。
断った。
(拍手と笑い声)いつもの店で野球中継見終わって「あ〜阪神負けよった。
俺が投げとったら勝っとったのにな!」と言ったおっさんが「いやいや俺が投げてても勝ってたよ」って別のおっさんが言うたの聞いて「ハハハお前では無理や」。
両方無理や。
(拍手と笑い声)いつもの店でOLが何人かうちの1人が随分酔うとって「この間会社の飲み会の帰りに何か部長がめっちゃウチの事誘ってくんのやんか」って言ってる女見て思った。
部長だいぶ酔うてたな〜。
(笑い声)その女同僚の男の事を愚痴りだし「ウチあの男嫌いや。
上としゃべる時と下としゃべる時と全然態度違う。
その点ウチは誰としゃべる時もこんな感じやし」。
大問題や。
(拍手と笑い声)その女同僚の女の事も愚痴りだし「ウチあの女嫌いや。
男としゃべる時と女としゃべる時と全然態度違う。
裏表あるし嫌いやねん。
その点ウチには裏なんてないし表だけやし」。
それが表やったら裏あった方がええぞ。
(笑い声)その女1人は寂しいって愚痴ってた。
(小声で)その女1人は寂しいって愚痴ってた。
その女1人は寂しいって愚痴ってた。
(大声で)「ウチに男がおれへんのは知り合うきっかけがないだけやと思うねん。
違う?」。
違う。
(拍手と笑い声)
(拍手)じゃあ今度は今の漫談のスタイルに行き着くまでという事で。
実は僕はねこの番組だとバタバタした頃の事を聞きたいのね。
はい。
リズムを入れた方がいいんじゃないかとかやっぱりいろんな道具を使ってそれに突っ込んだ方がいいんじゃないかとかいろいろやりましたよやっぱり。
そういう番組が全盛の時もあった訳じゃないですか。
そういうのもやってたんですか?やってました。
それで何かフォームが崩れたんですね。
そういう事やると。
だからもう毎年やってるんですけど90分間ノンストップで漫談をやるっていうライブを始めて。
でもそのバタバタ感分かるでしょ?分かります分かります。
めっちゃよう分かります。
僕1人になってからは道具とか一切しいひんかったんで周りが「使わへんの?」みたいな感じで。
(ユリオカ)やっぱりこのめくりを。
「どんな格好してしゃべってくれんの?」とか。
何々漫談をみんな欲しがるもんね絶対ね。
(ユリオカ)楽器とかね。
「そんなんできへんですよ」とか言うて。
だって無理がきかへんっていうのが自分で年齢的にも分かってるし今更何かひょっとして僕が10年若かったら同じようにドタバタしたと思うんですよ。
僕は「もうええわ」思たから。
本当ねこれ多分ね若い視聴者の方には分からないと思うんだけど諦めと自分のいる場所ってすごい近いところに合致してて多分若い世代にはなかなかそれが「何なの?それは自信なの?言い訳なの?」って分かんないんだけど…。
好かれたいじゃないですか。
それ「もうええわ」いう感じで…。
ハハハハ。
ですよ。
もうノーガードでさあさあさあもうええですわと。
そうすると肩の荷が下りる感じですかね。
よかれと思ってやった事がとんちんかんな方にいくのよ。
何かいろんな事を諦める事でもう一段上に行けるっていう…?諦める…何だろうね言葉って難しいね。
まとめ方がちょっとあれだけどね。
全部の試行錯誤が終わるっていう言い方もできるし諦めるっていう言い方もできるし。
つぶやき君はどうなんですか?こだわりはあるの?僕はこういうスタイルは苦手だなとかこういうのがやってたいなみたいな。
何かやっぱちゃんと顔を上げて堂々とお客さんとの息を吸うとかそういうのやっぱり苦手。
自分の世界で…申し訳ないですが勝手に見といてっていうか申し訳ないんですけど。
へえ〜。
そんな感じで始まったんですよ。
やっぱりネタ見せの時から新人の頃は下向いて。
恥ずかしくて。
下向いてたからつぶやきみたいに言われてそれ芸名にしたんですけど。
あるあるネタを言って。
だからそんな本当はないんですよね。
すいません。
本当にお客さんとスイングしないからね。
一番正統派なんはユリQ君のやってる事やと思うんですよ。
まあそうですね。
話しかけてるっていう。
僕も話しかけないし顔は向いてるけども言葉「そう思いませんか?」いうやり取りは一切ないしず〜っとしゃべってる感じじゃないですか。
彼が下向いてて俺が顔上げる段階で彼になると触れるっていう。
正統派の漫談へのグラデーションはそういうグラデーションかもしれない。
そうだね。
声出さないまでもコールアンドレスポンスみたいのあって要するにグルーブ感と乗りは感じるけども具体的なやり取りをしてる訳じゃないもんね。
そんな難しく考えなくていいんじゃないですか?番組終わっちゃったよおい番組が否定されちゃったよもう。
漫談特集が。
さあここで仕切り直して三浦さんからの振りをお願いします。
皆さんに縁のある方たちから皆さんがどんな人なのかコメントを頂いてます。
まずはナオユキさんからご覧下さい。
ナオユキという片仮名の芸名を初めて見たのは大阪の寄席で天満天神繁昌亭という所がありましてそこで普通に僕一般客として客席で見ておりましたらはあ〜不思議なムードを持った人がいるな面白いなと思ったのが6〜7年前でしょうか。
何ともえたいの知れない何だこんな芸人がやっぱり大阪は懐が深いというか奥が深いというかこんな人が育つんだなと思って。
「よろしく言ってました」って言うから何の事ですか僕は知り合いじゃないですって言ったら「昔パレットという名前で」…「あ〜っ!」。
大声を上げましたけれどもそれぐらいに顔つきから質感から芸風から何もかもが変わってました。
「こんなふうになるのか!人間って」って。
昔はちょっと端正なというかシュッとした清潔感あふれる感じでスーツか何か着て社会時評みたいな事やってたんですけど社会時評は時評でも今やってるのはもう本当に今は亡き人生幸朗さんとそれから何か酔っ払いの愚痴みたいなものとこれが合わさってそれが精度が高くなってお客さんに鑑賞して頂けるのに耐えうるようなそういうものに練り上げられたものになった。
人柄としては本当もう信用できる人で。
誠実な人なんですが誠実だからこそ優しいからこそ世の中の周りに対しての本来こうあるべきだろうという期待度が高いのでそれを毎日裏切られている怒りをそのエネルギーを笑いに変換させて怒りの平和利用という事が巧みにできているというすごい芸人さんだと思います。
どうですか?いや〜ありがたいです。
僕二十歳の時に初めて会うた芸能人ですから。
僕は松尾さんのラジオに初め二十歳ぐらいの時に出して頂いてて自分はおもろいって思い過ぎてるちょっとかわいそうな人やって。
大阪でいう「痛い」っていう。
そういう時期ありますけどね。
松尾さんがしゃべり始めたら俺の方が面白いと思ってるから全部潰しにいくんですよ。
え〜!荒いでしょやり方が。
すごいね。
しゃべり始めたら全部潰して。
でも毎週呼んでくれはるんです。
普通そんなんややこしいし義理もないし…。
俺だんだん怖なってきて「何や?この人は」と思ってだんだん僕おとなしくなっていくんですけど。
そう考えるととんがってるところがある意味ポンコツになって笑えるようになったんだよね。
あのねポンコツやってよう言わんかったんですよ。
怖いからね。
自分でポンコツって分かってるんですよ。
どっか。
もうほんまポンコツでひどかったですね。
あれ認めた時から頑張れるんだよ。
何かね。
だけど分かってても分かってるがゆえにポンコツっぽい事言われたらカチンって来るし。
駄目やいう事を全面に出せれるようになってからです。
さっき言うたみたいに「もうええわ」と。
「好かれようが関係ないわ」って。
好いてくれたらうれしいしあかんかったらあかんでしゃあないわ思うて。
それを松尾さんが端的に人間的な魅力を話してくれたような気がします。
はい続いてはユリオカ超特Qさんについてこの方からコメントを頂きました。
バビョン。
出た〜!ますだおかだの岡田でございます。
ウワォ!ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございま〜す!先輩。
あの〜ユリオカさんとは「オンエアバトル」で初めて出会ったというか。
その収録というのも我々まだ大阪に住んでる時に東京で「オンエアバトル」の収録があったんですが楽屋にいてもちょっと居心地が何か悪いなみたいな感じがあったんですけどちょうどその中でユリオカさんとは何か波長が合った。
というのもまあ同じ昭和43年生まれという事で話しする僕にとっては唯一の芸人さんだったと思います。
いろいろ話したんですけど結果ねいろいろ考えたんですけどねしゃべったのは覚えてるんですけど中身はほぼ覚えてないという。
何をしゃべったか全然記憶にないという。
案外暗い男じゃないかと。
しゃべってるうちに…。
明るくいろいろしゃべってくるんですけどね目が笑ってない。
目が本当ね笑ってないんですよ。
という事でねこれからユリオカさんますますの発展望んでおります私は。
という事でシーユー!急に終わりが来ました。
これあれですよね。
あんまり知らない人の結婚式のVTR頼まれた時のやつですよね。
本当に。
名前だけ言ってくれっていう。
いやこれは内容がね薄かったですね。
岡田さんが面白かっただけです。
そうですね。
びっくりしましたね。
唯一内容っぽいところは目が笑ってないっていうある意味悪口ですからね。
確かによくしゃべってたんですよ。
確かに内容のない事をもうお互いに言い合って。
覚えてない。
僕も覚えてないんですよ確かに。
でも何か楽しくねやってただけで。
もっとね松尾さんみたいないい事言ってほしかったわ。
じゃあラストつぶやき君の番なんですけども…。
あの〜それがないんです。
VTRが…。
ない。
理由ちょっと言ってもらえます?きちんと。
まああの〜冒頭から言ってますがお友達がいないというので…。
でも知らない人全然思い出ない人出す…。
うそついてまでVTR作ってもらうよりは潔いじゃないですか僕の方が。
ないようなものでした。
(ユリオカ)「ないようなものです」って何ですか一体。
たまにポロッと出てくる毒舌が…。
何ですか「ないようなもの」って。
ただ僕彼のデビューした番組司会だったんですよ。
割と同じプロダクションの中でも俺的には割と…。
面倒見てもらってます。
仲良くしていい事ないなと思ったのがね事務所のプロフィールにね仲のいい人の欄の所に僕の名前書いてあるんですよ。
そのあとの理由が「あの大きなプロダクションで浮いてるのはつぶやきシローと伊集院光だけだから」って書いてあるのね。
何で俺をそういうマイナスの感じで…。
僕は面白いなって思うのはこの人だけだなと思うのはすごいブームの時もあったじゃない。
猛烈稼いでる時あったでしょ。
ああいう時ってみんなテングになるじゃん。
それはしょうがないじゃん。
周りがちやほやしてくるから。
一発屋っていわれたりブームといわれた芸人を見てきましたけどこの人だけはどんなにちやほやされても「今が間違ってる」。
それはすごくて。
「どうせ俺なんかどうせ俺なんか」って思ってそれも言ってて。
逆にそれがテングみたいな扱いされましたけどね。
「何?お前」みたいな。
この年になると分かるでしょ?すごい分かるけど…。
「大体こんな感じやろ自分は」ゆうのが。
「この業界裏表もあるよね」っていうその…。
もうこれ以上望まないですよね。
多分3人とも望んでないですよ。
夢も希望もないですよね。
2人はそこまでじゃないと思う。
ありますまだまだ。
そんな事はないですよ。
でも若い頃みたいに自分が無理なところも分かってるからそこのレースにどうこう…勝った負けたっていう感覚はないですよね。
負ける勝負はしないじゃない。
(ナオユキ)しないですね。
勝負をしないんだからこの人ずっと。
そこを否定しちゃってるから。
まあ今日は漫談家漫談家おかしな人っていう事で呼びましたけど。
でもなくていい職業ですよ。
はっきり言うと。
そうだね。
箱舟には乗せてもらえないっていう。
「あいつらはいいだろ絶滅して」っていう。
ありがたいっていう事です。
本当深い話どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
という訳で「絶対笑者」今夜はここまでです。
またお会いしましょう。
さようなら。
2014/12/28(日) 23:00〜23:50
NHK総合1・神戸
絶対笑者「漫談家について考える」[字]
実力派芸人がこん身のネタと熱いトークを披露する本格派お笑い番組「絶対笑者」。今回は漫談家の3人、つぶやきシロー、ユリオカ超特Q、ナオユキが登場。司会は伊集院光。
詳細情報
番組内容
実力派芸人たちが、こん身のネタと熱いトークを繰り広げる本格派お笑い番組「絶対笑者」。2夜目の今夜は「漫談家について考える」と題して、つぶやきシロー、ユリオカ超特Q、ナオユキが登場する。この3人が個性あふれる漫談を披露するほか、司会の伊集院光が、3人の漫談へのこだわりやネタの作り方、コンビとの違いなど、普段なかなか聞くことのできない芸人たちの本音に鋭く迫る。また、声優の戸松遥がナレーションを務める。
出演者
【司会】伊集院光,三浦奈保子,【出演】つぶやきシロー,ユリオカ超特Q,ナオユキ,岡田圭右,松尾貴史,【声】戸松遥
ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
劇場/公演 – 落語・演芸
バラエティ – トークバラエティ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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