電気通信事業者協会(読み)でんきつうしんじぎょうしゃきょうかい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「電気通信事業者協会」の意味・わかりやすい解説

電気通信事業者協会
でんきつうしんじぎょうしゃきょうかい

第一種電気通信事業者(自ら電気通信設備を保有して事業を行うもの)の業界団体。電気通信事業の健全な発展と利便性の向上を目的とする社団法人、略称TCA(Telecommunications Carriers Association)。1987年(昭和62)に16社の会員が集まって発足し、2013年(平成25)4月時点で60社が加盟、18団体・社の賛助会員が参加している。本部は東京都港区。国民生活に不可欠なインフラとして通信ネットワークを整備・維持しつつ、災害対応、迷惑メール対策などのセキュリティー問題、利用料金の不払い情報の共有をはじめ、業界関係事項、共通課題に対する調整や協議をおもな業務とする。携帯電話キャリアの契約数データを毎月第5営業日に発表している。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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