2024年春の北陸新幹線福井県内開業に合わせ、フジテレビ本社社屋(東京)で「オダイバ恐竜博覧会2024―福井から“ヤツラ”が新幹線でやってくる」が、2024年3月20日から5月6日まで開かれる。福井県と福井県立恐竜博物館(勝山市)が協力し、恐竜の全身骨格や全長15メートルの恐竜ロボットなどを展示。福井のキラーコンテンツを首都圏で発信し、来県に結びつけたい考えだ。
フジテレビと福井テレビが主催。ティラノサウルスの頭骨やフクイラプトルの全身骨格など、県立恐竜博物館が約70点の資料を貸し出す。今回の展覧会のため、大型恐竜スピノサウルスのロボットを開発する。恐竜の化石発掘体験ができるエリアも設ける予定。
今回の展覧会を福井を発信する好機と捉え、県などは全面協力。会場内に福井の観光名所や特産品をPRするブースを設ける。6月補正予算に負担金として8500万円を計上した。
県立恐竜博物館の谷川由美子館長は「恐竜の世界を存分に体感、体験してもらい、北陸新幹線に乗って福井へお越しいただきたい」とPRしている。