もう随分と昔の記事になりましたが、僕がどうやってジャニーズに入ったかを、詳しく書き記したことがありました。

その頃と、中居くんの頃とではほんの少しの時間差なのですが、ジャニーズ内の状況は大きく変化していた、ジャニーズ拡大期とでもいいましょうか。ある意味僕は一番変化に富んだ時期にいることが出来たといえるかもしれません。

何と言っても、僕が入ったときはジュニアは30人くらいしかいなかったんですよ。50人はいなかったですね、まだ。それに、中居くんのテレビでの話によるとオーディションがなかった、というのも驚きですね。いや、でも思い返せばまだ仕事が少なかった前半期にはオーデションで入ってくることがほとんどだったと思うんですが、後半は急激に人数が増えて「いつのまに?どうやってこいつら入ってきたんだ?」と思った時があったような…

前にも書きましたが、なんだかジュニアの価値が急落したみたいで気分よくなかったですよ。どんどん増えてきちゃって、僕らは日曜のレッスンにもまともに出られなくなっちゃって。入ったばかりの時はそこにいるジュニアみんなが芸能人に見えたものでしたが、辞めるころ(150人くらい)には普通のレッスン生はもうほとんど名前がわかんなかった。

まあ、どっちがいいって言おうとは思いませんし、考えてもいません。コンスタントにアイドルが生まれ続けていることには変わりないですから。

ただねぇ…もし今の若い子に「僕は昔ジャニーズJrだったんだよ」なんて言っても(言わないですけど(かなり酔っ払ったら言うらしい…))、ちっともすごいとは思ってもらえないんだろうなぁ、と思うと、つまりませんね~…